通し番号&見た日付 | ||
No.34
97/05/30 | 「イングリッシュ・ペイシェント」
(梅田東映パラス) 素晴らしい映像と音楽、そして久々にジュリエット・ビノシュが私のとっても好きな彼女らしさを出してくれてる! う、でもそれだけじゃない?あとは単なる不倫の物語のように思えたのだが…なぜこんなに評価が高いのか、正直言ってよくわかりません。ウィレム・デフォーがあっさり「イギリス人の患者」を許すのも納得できないし。でも、インド人の軍人が貝殻の明かりでビノシュを導くところと、そのあと、教会の絵を見せに行くシーンや、は最高。この映画、ビノシュがいなかったら、はっきりいってたいしたことなかったのでは? ま、原作も読んでみるか。 | |
No.33
97/05/29 | 「デビル」(三番街シネマ)
これ、ブラピの相手がハリソン君でなくて、たとえばイーストウッドだったりしたら、もう少しましだったかも。親を殺されたからテロリストになるってことであっさりブラピの精神的背景は語られちゃってるし、ハリソン君がなぜ彼をかばいたくなるのかもイマイチ伝わらない。まあ、わからなくはないんだけど。とにかく2大スターをとりあえず合わせてみました、という安易さが感じられるぞ!私はアイルランドものが好きなのでおまけして星3つにしてあげるけどね。 | |
No.32
97/05/29 | 「秘密と嘘」(テアトル梅田)
来た来た!久しぶりに5つ星作品が来た!やっぱりこのブレンダ・ブレッシンにもオスカーあげたい!この映画のすごいところは、はじめは登場人物のすべてがどうも中途半端なひとたちばかりなのに、最後にはいとおしくてたまらなくて、私も家族に入れて!と言いたくなってしまうようなところ。言葉でうまく説明できないが、とにかく、必見!!絶対見て。一食抜いても見て! | |
No.31
97/05/20 | 「奇跡の海」(パラダイスシネマ)
この映画の主演女優にオスカーあげたかった…あの瞳、あの表情。特に教会で一人祈るときの…。必見。映像も素敵。章と章との間の曲も素敵。主人公の義姉の最後の涙はこちらまで泣かされました。そしてラストシーンの美しく崇高なこと!!奇跡です…。(ひとこと言わずにいられないのは、「グラン・ブルー」のJ・マルク・バールよ、こんなところで何をしている!!いい役だけどさ・・・頭も薄くなっちゃって。ジャン・レノは出世したっちゅうのに!) | |
No.30
97/05/17 | 「ザ・エージェント」(北野劇場)
初日にさっそく鑑賞。けっこう空いていたのが以外。で、映画の方は、思っていたよりもずっとまじめな映画。私は、スポーツ界の裏話をおもしろおかしく散りばめながら、トムちゃんの恋物語なども織り交ぜて、うまく作った映画なのかと勝手に予想していましたが、嬉しい誤算。トムちゃんが「演じるのをやめたくないほどだ」という気持ちがわかるわ。一人のごく普通の、ちょっと正義感にアツい男の成長を丹念に描いていたし、友情に悩み、恋に悩む、まさに等身大のトム・クルーズ!彼の最高傑作というコピーはまんざら嘘でもない。こういう丁寧な作りの映画に巡り会えて、役者冥利に尽きるだろうなあ。そうそう、子役の男の子がもう、可愛すぎる!もちろん、オスカー獲得のキューバ・G・Jrも愛嬌があって、これから活躍が期待されるという感じ。みなさん、これは見るべし。トム・クルーズが嫌いな人も、ね。 | |
No.29
97/05/05 | 「ロミオ+ジュリエット」(三番街シネマ)
うう、素晴らしい。私は最近のディカプリオくんはどうも好きになれなかったんだが、惚れ直しました。ジュリエット役のクレア・デーンズも最高に可愛い! ロミオとジュリエットがお魚の水槽越しに出会う幻想的なシーンは、映画史に残る名シーンだと思う。プールのシーンも最高。この2つのシーンだけでも見る価値あり。そして息をもつかせぬ、思い切ったカメラワークと激しい音楽。はじめはちょっと引いてしまっていたけれど、いつのまにか物語に引き込まれた。すごいテンポの良さ。苦手な人には苦手かもしれないが、私はハマッたよ…。う〜ん、もう一回見たい! | |
No.28
97/05/16 | 「クルーシブル」(OS C・A・P)
ウィノナ・ライダーにダニエル・デイ・ルイスと聞いて、期待しない者がいようか? なのになのに…。ま、ダニエル君はさすがに頑張っていたけれど、ウィノナは結局わめいているばかりだし。お話の方も、魔女裁判のナンセンスさや大衆の愚かさ等々すべての要素が中途半端。そうそう、この新しい映画館、とっても見やすい!内装の色はセンスないけど。 | |
No.27
97/05/10 | 「シャイン」(OS劇場)
新装なったOS劇場の柿落とし上映作品。もちろん、言わずと知れた今年のアカデミー賞最優秀主演男優賞獲得作品。否が応でも期待は高まる!そして、結果は期待以上!オスカーのジェフリー・ラッシュも素晴らしいが、子役たちがかわいいこと。そして何がいいといって、決してお涙頂戴ではないところ。回想シーンと現代との行き来もバランスがよい。月並みだが、音楽の素晴らしさに涙がこぼれたよ。 | |
No.26
97/05/05 | 「心のおもむくままに」(パラダイスシネマ)
原作はとっても好きだったけれど、この映画はイマイチだったなあ。主人公の女性と、娘との葛藤が描ききれてないもん。あれじゃあ、ただ不倫した告白部分だけが見せ場になっちゃう。でもまあ、比較的地味な素材をしっかり映像化しているという所は評価できる。 | |
No.25
97/05/05 | 「太陽の少年」(テアトル梅田)
また素敵な中国映画に出会ってしまったというこの嬉しさよ!! なんでこんなに生き生きしてるんだろう、中国映画は! 暑さや匂いまで伝わってくる映像、素晴らしい演技、そしてちょっとおかしくてちょっと切ない恋物語。素晴らしい。 |