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映画鑑賞日記 (97年2月分)

(★印は5つが満点。 NO.は、97年になってから見た順番です。)

通し番号&見た日付
映画タイトル・映画館・感想
勝手な評価
No.18

97/02/16

「ラストマン・スタンディング」      (三番街シネマ)

ブルース・ウィリスは、何をやっても、結局似たり寄ったり。変にあれこれ手を出さず、ダイ・ハードでいいじゃん。あるいは、昔のように「こちらブルームーン探偵社」のようなのをやって欲しい。映画の中身のほうは、いまいちです。同系列の「許されざる者」は、あんなに良い作品に仕上がってるのに。黒澤明の作品の方を見てたらもっと面白いんだろうか?

★★
No.17

97/02/16

「マイ・ルーム」(梅田ピカデリー)

思ったより淡々とした映画。演技派たちが、これでもかとばかりに濃い芝居を繰り広げるのかと思ってたのに。喜びも悲しみも、すごくあっさりと描いてあるので、かえって胸にしみる。デ・ニーロは、しゃしゃり出てこなくてよかったのに。

★★★1/2
No.16

97/02/16

「オセロ」(国名小劇)

「くにめー」初体験!! 久々のケネス・ブラナーのシェイクスピア。ローレンス・フィッシュバーンの凛々しいこと!(一本調子だけどね)。そしてケンちゃんはばっちり。でも、イレーヌ・ジャコブはいまいち。「トリコロール・白の愛」ではあんなに素敵だったのに。あんまり英語がうまくないのかも。全体的に、「から騒ぎ」のような高揚感もなければ「ヘンリー五世」のような密度もなかったなあ。

★★★
No.15

97/02/13

「ホーム・フォー・ザ・ホリデイ」       (シネマアルゴ梅田)

ジョディー・フォスター監督作品なんだけど、意外な感じ。下品だったり、くだらない部分もあるし。でも細かいところがうまい。ホリー・ハンターは、「ピアノ・レッスン」のときのような役よりも、こういう方がいいなあ。特に笑い声がかわいい! 

★★★
No.14

97/02/11

「パラサイト・イヴ」(梅田劇場)

あ〜あ、見なきゃ良かった。私は原作もあんまり好きじゃない(着眼点は面白いけど、人物描写があまりにお粗末)のに、なんで見ちゃったんだろう。原作とはまた違う「お粗末」さだった。CGを含め、撮影にはなかなか意欲を感じたけど、ま、それだけ。いくらでも原作より面白く作れたろうに(おまえやってみろ、といわれると返す言葉はありませんが)。培養細胞に関する実験手技なんかに目が行って、退屈しのぎはできたけど。それにしてもやたら映画館は混んでいた。なぜ?稲垣吾郎ファン?ちょっと凝った作りのCMやポスターにだまされた?「インディペンデンス・デイを見ようと思って来たけど、混んでるからこっちでいいか」という客が流れた?解せないよ〜。とにかく★印は、一つはなかなか意欲的な撮影だった点に、残り半分は、ワンパターンの演技だけど応援してる別所哲也に。

★1/2
No.13

97/02/09

「フェノミナン」(梅田東映パラス)

ストーリーとしては、比較的、陳腐というか、ありがち(終盤、いきなり「病気モノ」映画になっちゃうしね)なのに、そこそこ感動できる理由としては、まず、J・トラボルタが、濃い顔のくせに徹底して好青年で通すこと。フォレスト・ウィテカーら脇がしっかりしてること。そしてアメリカの田舎町の雰囲気をうまく使ってること、でしょうなあ。もちろん、あの「ひげそりシーン」は秀逸。そして音楽もGOOD。「ふつう」の映画を丁寧に作ると、「ふつう以上」にすることができるんだよ、という良い見本です。

★★★1/2
No.12

97/02/04

「花の影」(パラダイス・シネマ)

「覇王別姫」の監督・キャストが揃っているので、まあ、そこそこ。映像はとっても素敵。でも、結局なんなの?という後味で終わっちゃうんだなあ。たぶん、レスリー・チャンは、みんなが思っているほど演技がうまい訳じゃないせいじゃないかと思うんだけど、ファンに怒られるかな。それにひきかえ、コン・リーはやっぱりすごい。目つき一つで演技できるもの。

★★★
No.11

97/02/01

「恋の闇 愛の光」(シネ・ヌーヴォ)

まずは、この新しい映画館、なかなか装飾なんかが凝ってるし、ラインナップも通好み。しかし!廊下が狭すぎるよ〜。よけいな飾りはいらないから、もう少しスペースが欲しいところ。で、映画ですが…何が言いたいのかよくわかんなかった。「運命に翻弄された男の物語」としか言いようがないなあ。豪華キャストだし、衣装はオスカー獲るくらいの素晴らしさだし、お話ももう少しの工夫で、もっともっと何とかなると思うのだけど。実に惜しい。

★★1/2

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