参政員制度は政党を問わず各立候補者が自由に公約に採用されるでしょう。ですから「参政員制度の党」などという独立
した政党は先ず出来ないと思われます。
しかし もしも出来たとすれば、その党は「セクトは持てません、なぜならば
重要なテーマ毎に参政員各位は自由に支持政党党首を選べる」という大原則があり「参政員制度の実現」のみが
党是です。そこで考えられることは、
「参政員制度の党」の議員が仮に100名できたとします。仮に、移民法が採決される とした場合、世論が賛成40反対60で
あるとします。この場合は参政員党 議員の40名は賛成票、60名は反対票を投じることとなるでしょう、参政員党議
員は自由意志の表明はできません。ロボット議員として歳費も党に出して、党から給与を 受け取ります。(しか
も参政員制度の法案が可決すれば党はもはや目的がなくなりますから解散です。)
上の考えは暫定的なものです、いずれにしても、党が出来れば党内部で煮詰める必要があります。
ハンガリーの インターネット民主党について
http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/12/21/043202
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1033270065
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A
さらにスウェーデンの町議会にあるデモエックス Demoex は、統計的配分の原理を用います。これは、Demoex の議員
の目的が、オンラインの統計結果に示されたメンバーの意見を反映させることを意味しています。もしデモエックスが
５議席を保有しており、ある議案に６０％のユーザーが賛成票を投じたとすれば、議員のうちの３名がその議案に対し
て「ＹＥＳ」を議会で投票します。 このやり方は数学的原理にもとづいています。もし１議案に対してメンバーの意見
に準じた割合で反映されることが不可能になった場合は、１人の議員がその議案に「白紙票」を投じることになります。統計的
配分の原理が用いられている理由は、それが民主主義を促進させるからです。あらゆる議案において、民主的投票がおこなわれ
るべきです。同じ議案に対する数多くの事前投票は、多数決原理を容易に退けることができるからです。
これについての議論を転載します
ハンガリーやスウェーデンの両党と驚くほど似たところがあります。参政員制度は初期には上の段階で行き、立法されてしまえば解党と
いう構想です。
テーマを5-7に絞り、熟成期間を設けるのは 感覚的に可否をするのではなく テーマについての思索の熟成を考慮したもの
です。
しかし理解のしやすさの点で上の2方式に分があるかも知れませ
ん
日本の政治は、委員会で揉んで、法制局で審査、次いで内閣に上げられ議会に出されますが、議会では多くは一括採決されて
しまいます。しかも年間110を越える議案です。また もしも一つづつ議決されるという制度になったとして、その場合 全議案の消化に
かなりの日数を要します。党員にもキャパシティに限界があり、殆どのインターネット党員が関心がない議案の場合にはパス
されます、その場合セクトのインターネット党員の意思が不当に強く反映されてしまいます。
国民にとって重要なテーマはそれほど多くはありませんから、この点がどうなるのでしょう。
日本の「一括採決」にもどう対応するべきでしょうか。
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