ポーズの重要性



特にルアーからフライにチャレンジする人に多いのですが、
フライを動かし過ぎている場合が良くあります。

湖のトラウトフィッシングの経験者なら
浮かべているだけで、魚が5ミリもない小さなミッジフライを見つけ、捕食する、
ということが理解できると思うのですが、
1オンスもあるプラグでバシャバシャして釣りをしている人には
それがどうしても理解できないようです。

「フライを浮かべているだけではバスは気づかないのでは?」

そういう不安から、ついついフライを動かしすぎるのかもしれませんが、
バスに限らず、魚は水面に浮いているものには神経質なぐらい反応するものです。


具体的にフライフィッシングの場合をお話しすると、

フライの着水で周辺のバスは
フライの存在に気づいているはずです。
(半径2m以上、状況によっては半径5mというのが自論です)

それをバスが「リアクション」ではなく「捕食」パターンで反応した場合、
ゆっくりフライに近づいてきます。
しかし、
バスが近づくまでにフライが不自然な動きをしたら、
「エサではない」と判断して、食わなくなります。

そのため、
着水したら一定の時間、
少なくとも10秒は動かさずにジッとしていましょう。
フライを見つけてから捕食するまでの時間をバスに与えるのです。


また、
フライをリトリーブで動かしている場合でもポーズは重要です。

それは
バスにバイトするタイミングを与える」ということです。

動かして「アピール」して
ポーズで「バイトするタイミングを与える」

このリズムがバスとあえば、気持ちよくバスが釣れるはずです。




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