「光さんさん、夏本番です」

さあ本格的な夏です!
涼を求めて、海へ山へ。
太陽光がぎらぎらと照りつけます。
紫外線の影響がまだそれほど騒がれていなかった頃、子どもたちは心おきなく存分に戸外を駆け回ることができました。海辺などでは日焼けコンテストが開催され、夏休み明けには、歯だけ白いやんちゃ坊主が日焼け自慢をしたものです。
しかし現在は、紫外線が体に良くないと盛んに言われています。肌のシミだけでなく皮膚がんの原因になったり、目から入った紫外線が原因で白内障になったり。母子手帳で推進されていた日光浴も、紫外線の影響を懸念して外気浴と表記が改められました。オゾンホールに近いオーストラリアでは、子どもが外で遊ぶ時はマントや帽子で完全防備するそうです。
私自身、外出時の日焼け対策は万全にしています。日傘、帽子、手袋、サングラス、日焼け止め…。なるべく折りたためるものにして荷物がかさばらないようにしながら、必ず持ち歩いています。以前、沖縄の海の浅瀬で、水中メガネで珊瑚と魚を夢中で見ているうちに背中が真っ赤に日焼けして腫れ上がり、寝返りを打てないほど痛い思いをして以来、日焼け対策を怠らないようになりました。
女性が日傘をさしている姿はよく見かけますが、予防しなければならないのは男性も同じ。
ゴルフなどのスポーツ時はもちろん、運転時も要注意です。窓を通して腕だけ日焼けしたりしていませんか。日焼け止めを塗って帽子をかぶる、サングラスをかける、それだけでも随分違います。
紫外線は太陽光がまぶしい春から秋まで、ずっと付き合わなければならないもの(冬でもスキー時などの、白い雪面の反射には注意)。気長に気軽に、予防を習慣づけることが大事です。
オシャレを兼ねながら紫外線対策をして、外でのレジャーを楽しく過ごしたいものですね。

(池田)

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