御幣は玄関や門口にお飾り下さい

御幣の「幣」とは、幣帛の意味で、古くは神祇に奉るものの総称でした。
幣帛を神前に奉る時には、これを串に挿んで奉りました。この故実から御幣が生まれ、御霊代(御神霊の依り代)として用いられたり、そこが聖域であることを示し、怪しきものが入り込まないようにするために結界として用いられたりするようになりました。
御幣を門口にお飾りし、人の世にある罪、けがれ、種々の災厄が家の中に入り込むことを防ぎ、開運厄除、家内安全をお祈り下さい。