若林繁政氏が、長男繁之の病気平癒を祈願したところ、 その大願が成就したことを喜び、奉納したもの。
奉納大願成就 |
吾家長子繁之有病惟 神之依病□漸□神亦不触使之 起今也氣〃□立行且老□魚 □嗣可□□業者則亦莫□□ 祖先也 神若有靈使生□ 若孫熾而則何幸之時 弘化二乙己年(一八四五年)九月吉辰 若林繁政敬白(花押) |
との墨書がある。 |
天保四年癸巳(一八三三年)季夏
並将棋 との墨書。
また額縁には「連中」と銅板打ちされている。
願意は無いが、金雲や松、旭日の図柄から見て何かの祝い事として 奉納されたものであろう。
写真でははっきりしないが、羽織には各人の屋号が描かれている。