曼荼羅関係文献目録Ⅱ(経典・古文献)

使用文献 『密教辞典』・『仏書解説大辞典』・『曼荼羅の研究』栂尾・他
*その他調べなければならない文献がありますが、調べ次第に増補していきます。



経 典


『大毘慮遮那成仏神変加持経』(大日経)7巻 唐・善無畏訳
『大毘盧遮那経疏』20巻 唐・善無畏訳、沙門一行記
『大毘盧遮那経広大儀軌』(広大軌)3巻 唐・善無畏訳
『摂大毘盧遮那成仏神変加持経入蓮華胎蔵海会悲生曼荼羅広大念誦儀軌供養方便会』(摂大会)3巻 唐・善無畏訳
『大毘盧遮那成仏神変加持経蓮華胎蔵悲生曼荼羅広大成就儀軌供養方便会』 (玄法寺軌)2巻 玄法寺法全集
『大毘盧遮那成仏神変加持経蓮華胎蔵菩提幢?幟普通真言蔵広大成就瑜伽』 (青龍軌)3巻 青龍寺法全集
『金剛頂瑜伽中略出念誦経』4巻 唐・金剛智訳
『金剛頂一切如来真実摂大乗現證大教王経』3巻 唐・不空訳
『一切如来真実摂大乗現證三昧大教王経』(初会の金剛頂経)30巻 宋・施護訳
『金剛頂瑜伽経18会指帰』1巻 唐・不空造
『金剛頂瑜伽37尊禮』1巻 唐・不空訳
『金剛頂瑜伽37尊出生義』1巻 唐・不空訳
『金剛頂瑜伽略述37尊心要』1巻 唐・不空訳
『摂無礙経』 唐・不空訳
『法華曼荼羅威儀形色法経』 唐・不空訳 
『不空羂索経』
『一字仏頂輪経』 



古文献



『秘蔵記』1巻  ※秘蔵記に関する一連の文献があるが、上田霊城『秘蔵記講要』を参照されたし。
『胎蔵界曼荼羅略記』
『両界図位』
『大悲胎蔵曼荼羅現図所伝決明鈔』
『胎蔵界曼荼羅尊位現図鈔私』
『胎蔵界曼荼羅尊位現図抄』(曼荼羅大鈔内)
『両部曼荼羅金剛名號』1巻 義操
『大悲胎蔵普通大曼荼羅中諸尊種子標幟形相聖位諸説不同記』(諸説不同記)10巻 法三宮真寂親王作
『胎蔵図像』2軸 智證大師請来
『胎蔵旧図様』1軸 智證大師請来
『大悲胎蔵三昧耶曼荼羅』1巻
『四種護摩本尊及眷属図像』1巻
『胎蔵法諸尊形像』2軸
『五部心観』1軸 法全付属、智證請来
『金剛界諸尊形像』1軸
『別尊雑記図像』5軸 心覚
『十巻抄』10軸 恵什
『覚禅鈔』7巻 覚禅
『阿娑縛抄』7巻 承澄
『御室版高雄曼荼羅』
『曼荼羅集』3巻 理明房興然撰
 一々に経典儀軌・古本を引用して異図を集めた。原本は種字・漢字ばかりであるが、観智院本には興然の寂後、弟子光宝が画家に描かせた優秀な図がある。他の古写本:大通寺・金剛三昧院には図は無い。(大図4・3018)
『曼荼羅大鈔』10巻 亮賢(三井寺中院)
 両界曼荼羅の各会を解説し、経軌を引いて各尊を説明する台密の書。元禄5(1692)刊(北華山元慶寺蔵版)内容は胎蔵界曼荼羅尊位現図抄7巻、金剛界曼荼羅尊位現図抄3巻で、現図曼荼羅抄2巻を含む(大図2・3004~3005)
『曼荼羅大鈔』10巻 亮賢(三井寺中院)
 両界曼荼羅の各会を解説し、経軌を引いて各尊を説明する台密の書。元禄5(1692)刊(北華山元慶寺蔵版)内容は胎蔵界曼荼羅尊位現図抄7巻、金剛界曼荼羅尊位現図抄3巻で、現図曼荼羅抄2巻を含む(大図2・3004~3005)
『両部曼荼羅私鈔』1巻 延徳3年(1491) 印融撰
 三宝院流の所伝によって、金胎両部現図曼荼羅の要義、諸尊の尊容位等を記したもの。
 註書:空辨が冠註を施して「首書両部曼荼羅私鈔(金胎2冊・寛文11年刊)と題したもの。また類本には印融撰の本鈔を基にして、台密意を加えた澄舜の両部曼荼羅私鈔2巻(大図2・3003)がある。
天文14写(金剛三昧院)寛文11刊(龍大)延宝2刊(龍大・京大・高大・正大)
『両部曼荼羅七集』 5巻 淳祐内供記(石山七集)
『両部曼荼羅対弁抄』2巻 済暹(さいせん)撰  大正図蔵1
A同一点
1、相別体同 2、説教利生同用 3、修行同相 4、滅罪福同相 5、周遍作用同用 6、起過三世同相通 7、自本垂迹修因向果同相 8、三句三門廃立相通 9、同用護摩 10、同用潅頂B相違点
1、 名字 2、真言印契 3、教令輪身 4、在纏出纏 5、心蓮心月 6、理智7、五阿五相廃立 8、三部五部 9、速疾成仏与即身成仏 10、九会十三大会建立
1129(大治4)慶運書写本を高山寺に蔵する。(大図1・2929)
『曼荼羅口訣』1巻 延宝2写 叡山文庫
『曼荼羅供』2巻
承澄 大日本仏教全書35 阿娑縛抄第1
『曼荼羅供』1帖 享保19写 宝菩提院蔵
『曼荼羅供』1冊 成雄 嘉永6写 金剛三昧院 写本
『曼荼羅供』1帖 長恵記 大永4写
『曼荼羅血脈』1紙 刊本 高野山大学
『曼陀羅沙汰』1巻 興教大師全集内 覚鑁
 金剛界胎蔵界両曼荼羅に就いて師説を筆記したるもの。まず始めに金剛界の9会を明かし、次に胎蔵界の三部と五大院に軍荼梨明王居らざる所以、并に般若菩薩は金剛薩なることを説き、次に部主仏母、理趣会曼荼羅の内外供養の位置などに就いて散説す。
『曼荼羅沙汰』(両部曼荼羅私記)8巻 実雄撰 永正10
『曼荼羅雑記』2帖 南北朝時代写 宝菩提院
『曼荼羅私鈔』(現図曼陀羅私鈔・金胎曼荼羅私鈔・両部曼荼羅私鈔)2巻 印融述 延宝3(1491)
『曼荼羅私鈔』(首書両部曼荼羅私鈔)2巻 印融 空弁冠註 寛文11刊 延宝刊(京専)
『曼荼羅集種字』1巻 大正蔵経図蔵部5
『曼荼羅正相伝』日祐
『曼荼羅抄』4巻 (金胎曼荼羅鈔・信日鈔)信日 (京専)
『曼荼羅抄口訣』1冊 文禄3写 金剛三昧院
『両部曼荼羅鈔』4巻 信日阿闍梨記
『両部曼荼羅随聞記』6巻 寛政8年(1796)6月 慈雲尊者全集8
 この記は慈雲尊者の口授、菩提華の筆受で、両部曼荼羅講伝を受けるにあたり、随聞随記し、かつ自己の啓発するところを往々附註している。高貴寺所蔵菩提華自筆の清書本には尊者直筆をもって冠註傍註などを朱または墨にて書き加える。この随聞記に2巻本と6巻本とある。2巻本は略にして先に成り、6巻本は広にして後に成る。この講伝は金胎曼荼の大綱および口伝を示すものである。
『両部曼荼羅随聞記伝分』両部曼荼羅伝授付録1巻 慈雲尊者全集8 慈雲尊者述 菩提華記
 随聞記の付録。秘密8印・4面大日・9重月輪・3重秘訣・2根交会、他10項目事相上の重要項目。
『両部曼荼羅便覧』8巻 祥蘂(ショウズイ)著 
 淳祐の石山七集を範とし、また賢宝の秘蔵記愚艸、本円の曼荼羅義記を参照して、現図両部曼荼羅諸尊の梵号・密号・種字・三昧耶形・尊形・印相・真言を両部の深旨を説く。石山七集とは多少相違して大体に西大寺流の説を加える。大正2年八葉学会刊(京専)
『両部曼荼羅追記』1巻 祥蘂記  文化15(1818) 慈雲尊者全集8 
 追記は菩提華の記にして尊者の口説ではない。随聞記の付録として必ず読むべき書である。主として随聞記に説示されし項目中20余節につき考證追記している。 大正元刊 京専
『曼荼羅大鈔』(現図曼陀羅大抄・現図曼荼羅私鈔)7巻 亮憲撰 元禄5刊 正大146・7
『曼荼羅伝授記』1巻 杲宝記 暦應4刊
『曼荼羅伝授付録』1巻 慈雲尊者全集8 菩提華記
『曼荼羅問答』1巻 慈覚大師在唐問答記 日本大蔵経41天台宗密教章疏1
 慈覚問、法全答
 胎蔵法の問答を記したもの。ただし大日経および儀軌の曼荼羅とその事相に関し断片的な問答であるから恐らくいまだ組織されていない聞き書き類のものであろう。巻末に杲宝が奥書。
『正伝現図曼荼羅印行記』1巻 常塔 
『曼荼羅用意等』4帖 明治初期写 宝菩提院
『両部曼荼羅義記』5巻 大日本仏教全書44 本円述 永和3
『両部曼荼羅口訣金剛私鈔』1帖 足利時代写 宝亀院
『両部曼荼羅口訣胎蔵私鈔』1帖 足利時代写 宝亀院
『両部曼荼羅功徳略鈔』1巻 覚鑁 大正図蔵1、興行大師全集
『両部曼荼羅現図抄』10巻 亮憲
『両部曼荼羅古本』23巻 明治2序 京大、
『両部曼荼羅私抄』2巻 大正図蔵巻2 澄舜撰 天文7(1538)
 両部曼荼羅を説明したもの。その内容の大部分はこれより47年前の延徳3年に作られた印融の曼荼羅私鈔をそのまま写したものである。然し印融の私鈔は三宝院に依りて記したるに対し、本書は台密の意に依ったものであるから、僅に文の出没がある。すなわち彼は初金後胎、此れは初胎後金であるという。金剛界の初3を彼は羯磨会・三昧耶会・微細会と名づけるが、此れは成身会・羯磨会・三昧耶会と名づける。
『大悲蔵瑜伽記』3巻 円珍記
『金剛頂瑜伽成身私記』1巻 円珍記
『雑私記』1巻 円珍記
『三部曼荼羅』1巻 円珍記
『大悲胎蔵持誦不同記』7巻 安然記
『胎蔵界釈迦会不同』2巻 安然記
『胎蔵界大法対受記』7巻 安然記
『金剛界大法対受記』8巻 安然記
『四十帖決』長宴(写本・高野山金剛三昧院所蔵)
『両部曼荼羅私抄』1巻 元文3写 叡山
『両部曼荼羅私鈔目安』1巻 写本 龍大
『両部曼荼羅執要記』5巻 隆瑜1773~1850撰 草本 (智積院常盤蔵)
『両部曼荼羅秘訣』5帖1冊 足利時代写(宝亀院)宝暦写(高大)
『両部曼荼羅附言』1巻 (新刻両部曼荼羅附言)長谷寺編
『両部曼荼羅明鏡抄』1巻 増運記 応永15(1408)(正教蔵)
『両部曼荼羅諸尊索引』1巻 大村西崖 大正2刊 京専
『曼荼羅通解』1巻 権田雷斧著 大正11刊
『金胎曼荼羅現図鈔』曼荼羅由来
『現図漫荼羅抄』(両界)元徳3年
『曼荼羅裏書』1巻(龍大)
『曼荼羅血脈』(高野山大学)
『胎金曼荼羅私抄』2巻 澄舜述
『胎金曼荼羅諸尊種子集』1巻 安然(大蔵経天台宗密教章疏第2)
『胎蔵縁起』1巻 大正図像第2
『胎蔵界記』円珍
『胎蔵界儀軌科文』1巻 皇慶
『胎蔵界儀軌解釈』1巻 真興
『胎蔵界聞書』
『金剛界記』圓行
『金剛界記』円珍
『金剛界記』元禄7刊
『金剛界疑問十條』1巻 大正5・811
『金剛界聞書』1帖
『金剛界九会密記』1巻 元宝 大正78・71
蓮華部心儀軌に照らして、金剛界九会曼荼羅建立の次第を述べ、九会各々の要義について問答している。
『金剛界口決』1帖 文明6写
『金剛界口決鈔』印融
『金剛界句義私鈔』1巻 印融
『金剛界口決』中観澄禅 足利時代
『金剛界口伝』鎌倉末写
『金剛界口伝鈔』教舜
『金剛界句義鈔』1冊 明覚述 諸宗章疏録第2
『金剛界科文』1巻 密乗撰述目録
『金剛界曼荼羅鈔』2巻 信日 大日本仏教全書第44
金剛界曼荼羅の要義を説く書。姉妹編の胎蔵界曼荼羅鈔2巻と合わせて金胎曼荼羅鈔、または信日鈔と呼ばれる。
『金剛界曼荼羅図像』1軸 
『金剛界曼荼羅尊位現図鈔』10巻 亮憲 元禄5年刊
『胎金秘要鈔』1巻 済暹
『両部曼荼羅秘訣』1巻 宏教
『両部曼荼羅口訣』1巻 印融
『両部曼荼羅口決』1巻 印融
『両部曼荼羅私抄』2巻 印融
『両部曼荼羅秘伝抄』1巻 慧光
『秘密輪壇義』1巻 慧光
『正伝現図曼荼羅印行記』1巻 常塔
『現図曼荼羅略要』2巻 輝潭