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演劇[表紙] [1998年][1999年]

演劇鑑賞日記
(1997年分)

日付
公演名(劇団名)・場所
感想
97/11/30
「サンタクロースが歌ってくれた」

キャラメルボックス

新神戸オリエンタル劇場

キャラメルのクリスマス公演! 上川隆也をついにキャラメルの舞台で見ることができて大満足。テレビよりずっと かっこいいではないかっ。お話は、何というか込み入っていて、漱石なんかが出てくる映画の登場人物が現実の世界(もちろん現代)に 出てきて・・・大事な宝石がなくなって・・・う〜ん、説明できん。が、とってもおもしろかった。役者さん達の個性もすごいけど、こんな 複雑な物語をしっかり語れる脚本がすばらしい。いいぞぉー、キャラメル!
97/10/31
「マクベス」

シアター・ドラマシティ

段田安則のマクベス。ちょいと演出が懲りすぎていたように思うな〜。はじめの3人の魔女のシーンでいきなり引いてしまった。演出の意図はよくわかるんだけど、それが感動となって伝わらなかったってかんじ。
97/10/12
「スカイライト」

新神戸オリエンタル劇場

若村麻由美と緒方拳という演技派の二人が主演。若村麻由美は悩みを抱えつつも仕事に打ち込む女性、緒方拳はちょっとくたびれてるおじさんを、見事に演じていてまさに「引き込まれる」かんじ。実際に舞台上で料理したり食事したりという演出もおもしろかったし、とっても良かった!
97/07/26
「嵐になるまで待って」

(キャラメルボックス)

新神戸オリエンタル劇場

すっかりキャラメルのお芝居が気に入った私。今回の「嵐になるまで待って」は、まさしく台風が重要な役割をもつお芝居なんだけど、この日は本当に関西地方を台風が直撃。電車が動くのか心配しながらの観劇。劇場のあるビル内のテナントとか、台風接近に備えて閉まっちゃってるし、臨場感ありまくり。前説でもちゃんと台風情報を教えてくれるあたりはさすがキャラメル。お芝居の方は、この前の「あなたが地球にいた頃」とはうってかわってサスペンス調で、本当にドキドキさせられた。席がいちばん前だったということもあって、迫力最高。もちろんそれだけじゃなくて、お話はしっかりしているし、ギャグの混ざり方も絶妙で、最高の舞台。何度も見たくなる!
97/04/26 「奇跡の人」

近鉄劇場

大竹しのぶのサリバン先生に、寺島しのぶのヘレン・ケラー、Wしのぶ対決はすごかった。まさに体と体のぶつかりあい。でもこれは、ヘレン・ケラーが言葉を取り戻していくだけでなく、サリバン先生が愛を知っていく物語でもあるんだよね。そこが、感動をもう一枚厚くしてくれるんだろうなあ。最後に「water」をヘレンが理解するところ、最高でした。今回、お芝居はとってもよかったけど、やたらと携帯電話の音が鳴ったぞ!きょうび、映画にしろお芝居にしろ、1回は誰かの不注意で鳴ることもある、と覚悟しているけれど、今日はひどすぎた!
97/04/13 「あなたが地球にいた頃」

(キャラメルボックス)

シアター・ドラマシティ

キャラメルボックスのお芝居初体験。サポーターになっている知人の知人にチケットを取ってもらったのだが、これが大収穫!笑いの感動のバランスがとってもよくて、演技も自然だし、舞台の作りかたや照明、音楽などすべてに気配りがきいていた。しかも、とにかくお客を喜ばせよう、というサービス精神がスゴイ。これから応援していきたい劇団!
97/03/11 「ヴェニスの商人」

(劇団四季)

近鉄劇場

四季のストレート・プレイ初鑑賞。一幕はちょっと疲れたけれど、でもとっても良かった。まず、舞台。シンプルなのに、照明などで、ヴェニスの街角になったかと思えば部屋の中になったり裁判所になったり。少し傾斜がついていて見やすかった。日下さんのシャイロックは、もう言うことなし。そして浜畑さんはさすがの存在感。浅利解釈の「ヴェニスの商人」だからどう、ということはよくわからないけれど、良いお芝居だった。四季のストレート・プレイがもっと見たい!


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