ﾐｭｰｼﾞｶﾙ(1998/7-9)

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ミュージカル[表紙]

ミュージカル鑑賞日記
（１９９８年分：7～9月）

日付 公演名（劇団・歌手名）・場所 感想

98/07/03
「ドリーミング」
（劇団四季）
ＭＢＳ劇場
メーテルリンクの「青い鳥」をミュージカル化した作品。見所はいっぱいあるんだけどやや手を広げすぎたというかまとまりにかける部分もあったような気がするなあ。下村さんの「夜の女王」とか青山弥生さんのかわいらしさとか、ファンとしては堪えられない部分が多かったので、ま、いいかな。

98/07/19
「レ・ミゼラブル」
(東宝)
帝国劇場
両親を招待しての帝劇公演観劇。キャスト表とにらめっこして悩みに悩んで選んだ今日の公演、キャストは最高！滝田バルジャン、村井ジャベール、島田エポニーヌ、岩崎ファンティーヌ、純名コゼット、石井マリウスだっ！（アンジョルラスは岡さんじゃなく森田さんだけど、よかったよかった）。もうこのミュージカルに関しては言うことなし。素晴らしいっす。両親も本当に喜んでくれました。ひとつ書くならば、帝劇は飛天以上に「おのぼりさん」向けだった、ということね。せっかく何とも言えない風格ある造りのロビーや客席なのにもったいない・・・東宝グループ様、なんとかなりませんか？

98/08/01
「エルリック・コスモスの２３９時間」
(劇団四季)
ＭＢＳ劇場
なんと悲しいことに、ＭＢＳ劇場がこの「エルコス」と次の「アスペクツ・オブ・ラブ」の公演でクローズしてしまうことが発表に・・・。今回は四季ＭＬオフ会観劇だったので、エルコスの話ももちろんだけど、ＭＢＳなきあとの大阪四季ファンをどうしてくれるんや？！という話題も多かったです。「エルコス」は、未来の学校でガチガチに管理されている生徒達の心を、ロボットの先生が開いていって、というもの。エルコス役の秋本さんのかわいらしいこと！　でもダニエラ役の丹さんが、一番お客さんをつかんでたかも。あと、広瀬さんを密かに（なぜかひそかに）応援している私としては嬉しいミュージカル。でも更に山口正義さんまで出演なんだから豪華キャストだねぇ。

98/08/20
「アスペクツ・オブ・ラブ」
(劇団四季)
ＭＢＳ劇場
ついにＭＢＳ最終公演。悲しい、悲しすぎるっ。それはさておきこのミュージカル、すごい！　まずお話が。男女５人の恋愛模様といってしまえばそれまでだが、年の離れた人との恋、人妻との恋、遊びの恋、本気の恋・・・。これを、超豪華キャストが繰り広げるんだから！　まず石丸サン。もうだめ。笑顔と苦悩の表情、どちらもステキすぎる。幕が開いて最初のナンバー「Love Changes Everything」で私は壊れました。そして大人の魅力満開の保坂さん。でもピンクとかとっても似合うんだな。さらには渋いおじさま役がはまりすぎの光枝さん。こんな素敵な方なら私も養うわっ！　一番激しい恋をするのは堀内さん。子供から大人への変身（？）シーンはぞくぞくしました。でもね、私にとっての今回の収穫は井料さん。わりと一本調子なかんじのひとかと誤解していたが感情表現巧みな素敵な女性でした。ストーリーはややこしい部分もあるんだけど、キャスト・音楽・衣装のすばらしさでグイグイ引っ張られてしまった。

98/09/08
「アスペクツ・オブ・ラブ」
(劇団四季)
ＭＢＳ劇場
今日の目当ては本番前の「リハーサル見学＆懇談会」参加。会社を４時前に出て（フレックス制度に感謝）かけつけると、長蛇の列！このテのイベントでこんなに人が並んでるのは初めてみた。石丸サン人気＋ＭＢＳへの思い入れなんだろうか・・・。リハは「運試し」のシーンと「酒とダンス」。めったに見られない俳優さんの普段着（というか練習着か）姿がまたいいんだな。細かいところをチェックしたり、大きな流れを見たり、充実したリハーサルのようでした。そのあとの懇談会は小林アトムさん・熱海将人さん・横山幸江さんの３人が進行役でとても楽しかった！　さて本番では、２階席と言うこともあってオペラグラスで幹ちゃん追っかけまくりっ！　前回見たときよりも全体が見渡せて、とてもよかった。保坂さんの早替えシーンはドキドキしちゃったし。今回思わず涙があふれてきたのは、２幕の最後、ローズの頼みをアレックスがすげなく断った後、駆けてきたジェニーとローズが抱き合うところ。親子で同じ人を愛し、かつ失ったという悲しみがすっごく伝わってきた・・・ああ、あとは楽前の１回しか見ることができないなんて。

98/09/19
「アスペクツ・オブ・ラブ」
(劇団四季)
ＭＢＳ劇場
私にとって最後のＭＢＳ劇場・・・。きょうの舞台も、キャストの皆さん気合いの入った、かつ落ち着いた雰囲気で素晴らしかった（井料さんちょっと疲れ気味かなとは思ったけど）。各人の感情表現なんかもすごく練られてきたように思う。なのにもう終わってしまうなんて！しかも劇場もクローズしてしまうなんてっっ！　悲しいよ～。今日の終演後は、あまり未練がましく劇場の雰囲気を味わうのもかえって寂しいので、すたすたと出てきました。ああ、はやく大阪にも新劇場ができますように！　ＭＢＳ劇場よ、たくさん素晴らしいミュージカルをありがとう。

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日付	公演名（劇団・歌手名）・場所	感想
98/07/03	「ドリーミング」（劇団四季）ＭＢＳ劇場	メーテルリンクの「青い鳥」をミュージカル化した作品。見所はいっぱいあるんだけどやや手を広げすぎたというかまとまりにかける部分もあったような気がするなあ。下村さんの「夜の女王」とか青山弥生さんのかわいらしさとか、ファンとしては堪えられない部分が多かったので、ま、いいかな。
98/07/19	「レ・ミゼラブル」 (東宝) 帝国劇場	両親を招待しての帝劇公演観劇。キャスト表とにらめっこして悩みに悩んで選んだ今日の公演、キャストは最高！滝田バルジャン、村井ジャベール、島田エポニーヌ、岩崎ファンティーヌ、純名コゼット、石井マリウスだっ！（アンジョルラスは岡さんじゃなく森田さんだけど、よかったよかった）。もうこのミュージカルに関しては言うことなし。素晴らしいっす。両親も本当に喜んでくれました。ひとつ書くならば、帝劇は飛天以上に「おのぼりさん」向けだった、ということね。せっかく何とも言えない風格ある造りのロビーや客席なのにもったいない・・・東宝グループ様、なんとかなりませんか？
98/08/01	「エルリック・コスモスの２３９時間」 (劇団四季) ＭＢＳ劇場	なんと悲しいことに、ＭＢＳ劇場がこの「エルコス」と次の「アスペクツ・オブ・ラブ」の公演でクローズしてしまうことが発表に・・・。今回は四季ＭＬオフ会観劇だったので、エルコスの話ももちろんだけど、ＭＢＳなきあとの大阪四季ファンをどうしてくれるんや？！という話題も多かったです。「エルコス」は、未来の学校でガチガチに管理されている生徒達の心を、ロボットの先生が開いていって、というもの。エルコス役の秋本さんのかわいらしいこと！　でもダニエラ役の丹さんが、一番お客さんをつかんでたかも。あと、広瀬さんを密かに（なぜかひそかに）応援している私としては嬉しいミュージカル。でも更に山口正義さんまで出演なんだから豪華キャストだねぇ。
98/08/20	「アスペクツ・オブ・ラブ」 (劇団四季) ＭＢＳ劇場	ついにＭＢＳ最終公演。悲しい、悲しすぎるっ。それはさておきこのミュージカル、すごい！　まずお話が。男女５人の恋愛模様といってしまえばそれまでだが、年の離れた人との恋、人妻との恋、遊びの恋、本気の恋・・・。これを、超豪華キャストが繰り広げるんだから！　まず石丸サン。もうだめ。笑顔と苦悩の表情、どちらもステキすぎる。幕が開いて最初のナンバー「Love Changes Everything」で私は壊れました。そして大人の魅力満開の保坂さん。でもピンクとかとっても似合うんだな。さらには渋いおじさま役がはまりすぎの光枝さん。こんな素敵な方なら私も養うわっ！　一番激しい恋をするのは堀内さん。子供から大人への変身（？）シーンはぞくぞくしました。でもね、私にとっての今回の収穫は井料さん。わりと一本調子なかんじのひとかと誤解していたが感情表現巧みな素敵な女性でした。ストーリーはややこしい部分もあるんだけど、キャスト・音楽・衣装のすばらしさでグイグイ引っ張られてしまった。
98/09/08	「アスペクツ・オブ・ラブ」 (劇団四季) ＭＢＳ劇場	今日の目当ては本番前の「リハーサル見学＆懇談会」参加。会社を４時前に出て（フレックス制度に感謝）かけつけると、長蛇の列！このテのイベントでこんなに人が並んでるのは初めてみた。石丸サン人気＋ＭＢＳへの思い入れなんだろうか・・・。リハは「運試し」のシーンと「酒とダンス」。めったに見られない俳優さんの普段着（というか練習着か）姿がまたいいんだな。細かいところをチェックしたり、大きな流れを見たり、充実したリハーサルのようでした。そのあとの懇談会は小林アトムさん・熱海将人さん・横山幸江さんの３人が進行役でとても楽しかった！　さて本番では、２階席と言うこともあってオペラグラスで幹ちゃん追っかけまくりっ！　前回見たときよりも全体が見渡せて、とてもよかった。保坂さんの早替えシーンはドキドキしちゃったし。今回思わず涙があふれてきたのは、２幕の最後、ローズの頼みをアレックスがすげなく断った後、駆けてきたジェニーとローズが抱き合うところ。親子で同じ人を愛し、かつ失ったという悲しみがすっごく伝わってきた・・・ああ、あとは楽前の１回しか見ることができないなんて。
98/09/19	「アスペクツ・オブ・ラブ」 (劇団四季) ＭＢＳ劇場	私にとって最後のＭＢＳ劇場・・・。きょうの舞台も、キャストの皆さん気合いの入った、かつ落ち着いた雰囲気で素晴らしかった（井料さんちょっと疲れ気味かなとは思ったけど）。各人の感情表現なんかもすごく練られてきたように思う。なのにもう終わってしまうなんて！しかも劇場もクローズしてしまうなんてっっ！　悲しいよ～。今日の終演後は、あまり未練がましく劇場の雰囲気を味わうのもかえって寂しいので、すたすたと出てきました。ああ、はやく大阪にも新劇場ができますように！　ＭＢＳ劇場よ、たくさん素晴らしいミュージカルをありがとう。