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ミュージカル[表紙]

ミュージカル鑑賞日記
(1997年分:4〜6月)

日付
公演名(劇団・歌手名)・場所
感想
97/06/07 宝塚歌劇

「誠の群像」

「魅惑U ネオ・エゴイスト」

(月組公演)

宝塚大劇場

2度目の宝塚観劇。今回、花道のすぐそばという良い席で、花道を通るスターと目が合いそうになって、ドキドキしてしまった!第1部の「誠の群像」は、新撰組モノ。和装の男役もカッコイイ!ただしちょんまげはどうも、ね。お話の方は、ま、こんなもんでしょう。お次のレビューは、またもや目がチカチカ、頭がクラクラしそうな豪華ステージ。おなかいっぱい、という感じ。
97/06/01 ミュージカル

「オペラ座の怪人」

(劇団四季)

名古屋ミュージカル劇場

今日は名古屋まで遠征観劇。我が家から、栄の劇場まで、ちょうど2時間てとこかな。近いもんだ。2年ぶりに近い「ファントム」の今回のキャストは、ファントム:沢木順、クリスティーヌ:村田恵理子、ラウル:石丸幹二(以下略)。村田クリスを初めて見たが、なかなか歌がうまい!高音の伸びがとてもきれい!でも、歌をうまく歌うことだけで今は精一杯、という印象が、やや、あるなあ。そして沢木ファントムは、もう、そんなに頑張らなくてもいいよ、と言ってあげたくなるほどの大熱演。ああ、私がクリスティーヌの代わりになってあげてもいいんだけど、と思うくらい。そう、今回は、ニンフ像に乗るファントムを初めて見ることができて感激!いやはや、ディズニーのミュージカルとはまた違う、ロイド・ウェーバーらしさを堪能できました。また名古屋に行きたくなってしまう…
97/05/30 ミュージカル「美女と野獣」

(劇団四季)

MBS劇場

ついに6回目の「美女と野獣」は、千秋楽前日。楽のチケットは取れなかったので、涙をのんで前日でガマン。でも、キャストも観客もハイ・テンションで、感動的でした。各ナンバーのあとの拍手も大きかったし、「Be Our Guest」では割れんばかりの手拍子が起きたし。日下さんのモリースも野中さんのガストンも熱演。カーテンコールも3回!3回目は王子さまに戻った荒川さんと秋本さんのベル!もちろん2階席まで全員スタンディング・オベイション!いやはや大阪の美女と野獣が終わってしまうのがこんなに悲しいとは…見るたびに、新しい発見、新しい感動があって、本当に素敵なミュージカルだったのになあ。よし、東京でまた見てやるぞ!
97/05/12 ミュージカル

「マイ・フェア・レディ」

飛天

大地真央主演の、おなじみのミュージカル。大地真央はさすがだね、華がある。彼女が美しいドレス姿になって現れると、客席が息をのんで見つめている気配が感じられるほど。ヒギンズ教授役の草刈正雄も大健闘。でも、やはり上条恒彦が貫禄だったなあ。ま、全体的によくまとまった、東宝らしいミュージカル、というかんじ。
97/05/09

97/05/10

ミュージカル「HAIR‘97」

シアター・ドラマシティ

とくに期待せずに行ったこのミュージカル、何から何まで衝撃的な一夜!まず、役者さんが客席に入ってきて始まる楽しい演出、そして「アクエリアス」などのロックナンバーの名曲を、個性豊かな役者さん達が素晴らしい声で聴かせてくれる!主演の別所哲也は、テレビや映画で見るよりずっとかっこよく、なにより歌がうまい!!とにかく、歌も、ダンスもハイレベルで、パワフル。いつの間にかぐいぐいと引きつけられてしまった。カーテンコールでは観客も舞台に上がっての大騒ぎ。なぜ、この時代にこのミュージカルなのか、とか、演出意図が中途半端などと新聞の批評にはあったけれど、そんなもん関係ない、エキサイティングで楽しくて、そしていろいろ考えさせてくれる、最高のミュージカルでした…。思わず、翌日も、当日券を買って(席が余っているのが嬉しくもあり悲しくもあるが)見てしまった!この作品に出会えて、本当に良かった。
97/04/27 DREAM」

(STEPS)

新神戸オリエンタル劇場

数少ない、オリジナルミュージカル劇団、STEPSの公演初体験。この作品、P・コエーリョの「アルケミスト」をミュージカル化したもの。まず、歌もダンスもなかなか良かった。でもね、家に帰ってからもつい口ずさんでしまうような、耳に残るナンバーというのはなかったなあ。それから、ストーリーも、原作にはない現代の物語をからませてるんだけど、私は、これは要らないと思った。焦点がぼやけてしまったような気がする。でも、全体的にレベルは高く、これからも注目していきたい。それから、この新神戸オリエンタル劇場、初めて行ったのだけれど、とっても見やすい劇場で感激!近鉄劇場も見習って欲しい。


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