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映画鑑賞日記 (99年1・2月分)

(★印は5つが満点。 NO.は、99年になってから見た順番です。)

通し番号&見た日付
映画タイトル・映画館・感想
勝手な評価
No.1

99/01/09

「ルル・オン・ザ・ブリッジ」(京都朝日シネマ)

現代アメリカ文学を代表する作家、ポール・オースターがついに初監督。彼の小説は大好きだし「スモーク」も 面白かったので期待大。それにしっかり応えてくれた。前半のハッピームード、後半の悲しく辛いムード、そして 衝撃的なラストシーン・・・。すばらしい。あと、なんてったってハーヴェイ・カイテルとミラ・ソルヴィーノが 最高。2人ともお茶目で、かわいそうで、愛おしくなってしまう。

★★★★
No.2

99/01/09

「マイ・フレンド・メモリー」(SY松竹京映)

勝手に邦題つけて勝手に「マイ・シリーズ」第3作とかいってるし、主役はカルキン君の弟だし、難病ものだし、 それなりの内容だろう、とたかをくくっていたけど、良かったぞ! カルキン君は兄ちゃんよりもずっとうまいよう な気がする。兄ちゃんは「かわいいけどほんとはひねくれてる」ヤツってかんじだけど、弟は「ひねくれてるけど 本当はかわいい」ヤツというかんじ。そしてこの映画、エルデン・ヘンソン君の演技がよい。

★★★1/2
No.3

99/01/09

「ビッグ・リボウスキ」(みなみ会館)

コーエン兄弟らしい味わいの映画。「ファーゴ」と同様「誘拐事件まきこまれもの」(?!)だが、 「ファーゴ」よりもおちゃらけている。私はこういうの好きだけど、嫌いな人もいるだろうなあ。

★★★1/2
No.4

99/01/26

「イン&アウト」(テアトル梅田)

ケビン・クラインはじめ、キャストがみんな最高! 脚本としてはやや不満も残るけど(最後になんで ケビン・クラインが自分のことをゲイだと認識するのか納得できないし)、アメリカらしい楽しい映画。 マット・ディロンの出てきかたなんか本当に唐突だけどね〜。

★★★1/2
No.5

99/01/31

「花のお江戸の釣りバカ日誌」(京都ピカデリー)

いくら不況で、サラリーマンものがやりにくいからってこんなふうにしちゃいけないよぉ〜。 お約束の笑いしかないなんてっっ! 三国連太郎もほんとうにお爺ちゃんって感じだし(まだスーツ姿 だと颯爽としてるけど)・・・ついに釣りバカもここまでかしらん。

★1/2
No.6

99/01/09

「7デイズ6ナイツ」(京都松竹座)

ハリソン君も息抜きに気楽な仕事をして、得意な飛行機の操縦を見せたいのはわかるけど、これじゃ あまりに、だよ。きれいな景色と、あとは延々主役2人のやりとりってかんじ。飽きるよ〜。もっと すごい陰謀があるとか、せめて味付けが欲しいところ。

★★
No.7

99/02/01

「ドクター・ドリトル」(東宝公楽)

確かにおもしろいことは面白い。エディ・マーフィーもいい味。親子の理解の問題とかそれなりに うまく入れてある。動物はかわいいしCGなのかアニマトロニクスかわかんないけどよくできてる。 でも親子で見るような上品な動物コメディじゃないし、中途半端だよね。

★★1/2
No.8

99/02/22

「ぼくのバラ色の人生」(京都朝日シネマ)

こういう映画が見たかったの、こういう映画が・・・!!  自分のことを女の子だと信じ切っている男の子とその家族、近所の人々の物語。と書くと単純だけど、深いんだ。でも、お涙頂戴でも説教調でもない。 コミカルな部分もあるけどしつこくない。本当に「人間」が好きなんだろうな、この映画を作った人は。 イヤな人物を描写するときでも、観客に憎しみをもたらすわけじゃない。見終わった後には「自分のまわりに こんなことが起こったらどうするか」とか、「自分探し」とか、偽善とか差別とか、いろんなことを考えた。 そしてちょっと悲しくてちょっと優しい気持ちになれたよ。

★★★★
No.9

99/02/28

「メリーに首ったけ」(京極東宝)

まさに「おバカ」! くだらないとか下品とか、けなす言葉はいくらでも出てくる。しかしっっ! おもしろいんです。胸がキュンとなっちゃったりもするんです。楽しいんです。キャストがみんな 良い。キャメロン・ディアス最高。マット・ディロンも!

★★★1/2
No.10

99/02/28

「ジョー・ブラックをよろしく」(京都松竹座)

ブラピ・ファン、アンソニー・ホプキンス・ファン(いるのか?)にはこたえられないだろうね。 3時間ずっとたっぷり出てきてくれるんだから。普通の人には苦痛とも言える映画ですわ。終演後の 映画館の雰囲気もダレダレ。「メリーに首ったけ」なんて観客全員清々しい顔してたのに。とにかく 制作意図みたいなものが全く伝わってこない映画。

★★1/2

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