通し番号&見た日付 | ||
No.21
98/05/17 | 「ディアボロス 悪魔の扉」(京都松竹座)
久しぶりにキアヌ・リーブスが格好いいけれどそれ以外は全然。CGもなんか安っぽい。 | |
No.22
98/05/?? | 「ウワサの真相」(京極弥生座)
へんな小細工なく、とにかくリアルにぐいぐい見せる。ラストもきっちり締めくくるし。 ダスティン・ホフマンとデ・ニーロの力も大。 | |
No.23
98/06/13 | 「スフィア」(京都ロキシー)
マイケル・クライトンの原作+バリー・レビンソン監督+あの豪華キャストで、どうしてこんなに つかみどころのない映画になるんだろ。変に心の問題を描こうとするからだろうか。 | |
No.24
98/06/18 | 「恋愛小説家」(京極弥生座)
こんなに楽しくさせてくれるジャック・ニコルソンは初めて! ヘレン・ハントの演技もいい。母親の表情、 恋する表情etc...この2人にはほんとにヤキモキさせられる。あるときは2人を応援したくなったり、「もう やめちゃえっ!」って思ったり。もちろんグレッグ・キニアとあの犬にも拍手。 | |
No.25
98/06/18 | 「追跡者」(京都松竹座)
本当におもしろい続編を作るのは難しいのね。特に1作目の脇役を主役にもってくるんだからもっと 工夫しなきゃ。でT・L・ジョーンズの大ファンとしてはそれなりに見所もあるけれど。これはまず敵役と 本当の悪役との関係がややこしい。それに話のネタも大きな組織がからむより、「逃亡者」みたいに 妻のために罪をはらすっていう身近なものへの愛情ゆえの逃避行にしたほうが、追う者と追われる者との、 法律を超えた心の結びつきが見やすいのじゃないだろうか。 | |
No.26
98/07/03 | 「ディープ・インパクト」(京都ロキシー)
「ER」「ピースメーカー」のミミ・レダー監督。場面運び、人々のいろんな葛藤など、ポイントは押さえてるし、 CGはスゴイ。でもどこかが余計で、どこかが足りない。例えば冒頭の天文学者の事故シーンは全く無意味だし、 モーガン・フリーマンの役どころに厚みがない。 | |
No.27
98/07/12 | 「タイタニック」(美松劇場)
まずは、「祝!美松劇場・映劇新装オープン!!」(中はあんまり変わってなかったぞ)記念すべきオープニング作品はこの大ヒット作。 今回はダンナと見に行ってしまいました。驚いたのが日曜日の第一回の上映なのに開場前に既にかなりの列。しかも、決して若い人たちばかり じゃなくて、中年のご夫婦、あるいは親子連れ、などなど、実に客層の幅が広い。こんなにカップル率・若者率の低いハリウッド映画は 初めてのような気がする。公開から半年以上経って、大人を映画館に呼び戻す力もつけたのか?! 映画そのものについてはもう特に語る ことはないです。ただ今回気が付いたのは、サウサンプトンの出港の場面から既にいろんな伏線がはってあったんだ、というキャメロン君の 芸の細かさかな。そうそう、ダンナは「長かったけど飽きなかった。ケイト・ウィンスレットという女優さんはぽっちゃりタイプで好み。 ディカプリオはこの映画にのっかっているだけで大したことない」と、ディカプリオファンに聞かれたら殺されそうな感想を述べてました。 | |
No.28
98/07/24 | 「レインメーカー」(京都松竹座)
原作はグリシャム(一番好きだな、この本が)。コッポラ監督。今をときめくマット・デイモン主演。ディカプリオと共演した「ロミオとジュリエット」で 最高に愛らしかったクレア・デーンズも出演。そしてダニー・デビートが脇を固め(名演!)、ミッキー・ロークまでもがおこぼれに預かっているという超・ 豪華作品。しかし! 中身はその豪華さと相反するほど丁寧なつくりで好感が持てる。グリシャムには珍しい、含みを持たせた結末をしっかり再現して いろいろ考えさせてくれるし、M・デイモンは瑞々しく勇敢で正直で!! そうそう、ジョン・ボイトも最高。グリシャムもの映画の中で最高傑作に 違いない! | |
No.29
98/07/25 | 「真夜中のサバナ」(梅田ガーデンシネマ)
原作はだいぶ前に話題になっているときに読んだのだが、そのときからどうもピンとこなかった。映画もケビン・スペイシーのアヤシサと 美しいサバナの風景と素敵な音楽以外に特に秀でたものはなかったな。所々おもしろい部分はあるんだけど。 | |
No.30
98/07/25 | 「ボクサー」(梅田ガーデンシネマ)
ああ、涙・涙(T-T)! こういうの大好き。そもそもアイルランドものとかIRAものがわりと好きだしね。「奇跡の海」の女優さん(名前ど忘れ) がすばらしい。母親役がちゃんと合ってる。ダニエル・D・ルイスはいわずもがなの演技力だけど、一途に恋する役がこれまたピッタリ。北アイルランド問題 の複雑さと、主人公達のややこしい関係とで、言いたいことがありすぎるわかりにくい映画になりがちなんだけど、ボクシングというわかりやすい スポーツを媒介として実によくまとまっているかんじ。脇役陣も秀逸。 |