本のタイトル・著者(訳者)・出版社 | ||
NO.10 | 「蛇を踏む」
川上弘美 (文芸春秋) | 芥川賞受賞作を、会社の後輩から貸してもらいました。独特の文体と、奇妙な物語が絶妙で、私はわりと心地よい気分に浸りながら読んだけれど、好き嫌いはあるかも。 |
NO.9 | 「女盗賊プーラン」
プーラン・デヴィ (武者圭子・訳 草思社) *Kazukiの推薦作!!* | そもそも、カースト制度の実態なんて何も知らないに等しかったから、まず、この激しい差別に驚いた。そして次に、このプーランという女性の強さに驚いく。とにかく、次から次へと驚かされるばかりで、ふと、これが事実だということを忘れてしまいそうになるほど。まさに、衝撃の書。 |
NO.8 | 「7つの科学事件ファイル」
H・コリンズ、T・ピンチ (福岡伸一・訳 東京化学同人) *Kazukiの推薦作!!* | ちょっと理系のバックグラウンドのある人や、科学が好きな人なら、とても面白く読めるはず。とくに第1章(ファイル1)の「記憶物質」の話が興味深かったなあ。「そうそう、そういうことってある!」という部分も多くて。世の中の人が、みんなこの本を読んで、「科学」は決して万能でも神でもないのだと気づけば、クローン羊のニュースにあんなに動揺したりしないんじゃないだろうか。 |
NO.7 | 「神々の指紋」
グラハム・ハンコック (大地舜・訳 翔泳社) | 本を読む速さにはそこそこ自信のある私ですが、かなり時間かかりました…。だって、とにかくしつこい。もう、いっぱい証拠があるのはわかったから、だからいったい何なの???という本。どうしてこんなに売れるかなあ。 |
NO.6 | 「続・豚が死なない日」
ロバート・ニュートン・ペック (金原瑞人・訳 白水社) *Kazukiの推薦作!!* | 少年シリーズ第3段。あの名作「豚が死なない日」の続編となれば、買うっきゃないでしょう。宗教的なものが底辺にあるけれど、とっても普遍的なのだ。1ページに5つも6つも、書き写しておきたくなるような素晴らしい文章があって、正・続ともに、私の宝物のような本。 |
NO.5 | 「少年H」
妹尾河童(講談社) *Kazukiの推薦作!!* | 少年シリーズ第2段。ベストセラー・ランキングを賑わせているこの作品。面白かった〜。神戸の街のことを知っている人には、面白さ倍増だと思う。戦争のことにも、かなりの部分が割かれているけれど、くどくないし、説教くさくもない。本当に等身大の「少年H」の視点が素晴らしい。 |
NO.4 | 「少年時代」
ロバート・R・マキャモン (二宮磐・訳 文芸春秋) *Kazukiの推薦作!!* | 久々に、文学作品を読みましたが、これがなんと大収穫!帯の宣伝文句と、表紙のイラストに惹かれて、なんの予備知識もなく衝動買いしたのだけど、大ヒット!こんなにどきどき、わくわくさせられて、訳もうまくて、なんとも胸がキュンとなるような、懐かしいようなかんじにしてくれて…最高の読後感。物語の縦糸と、横糸とのからみかたが絶妙。ひとつひとつのエピソードのどれもが素晴らしい。冒険小説であり、自伝的でもあり、ファンタジーでもあり、ミステリーでもある。豊かな本です。必読ですよ、皆さん! |
NO.3 | 「オン・ザ・ロード・アゲイン
浜田省吾ツアーの241日」 田家秀樹(角川文庫) | こりないね、私も。これはツアーの密着取材物。こんなの読んでしまうと、ほんとうに、会社なんかやめてツアーの手伝いがしたくなってしまう!そうそう、「あとがき」が、なんと山際淳司なのでした。 |
NO.2 | 「陽のあたる場所 浜田省吾ストーリー」
田家秀樹(角川文庫) | 本当に、省吾、苦労したのね。もっと若いときから知っていたかったなあ。(本の感想にならん!) |
NO.1 | 「浜田省吾事典」
FM TOKYO出版 | 97年、まずこれでスタートでしょう! とにかく、省吾のすべてを知っておきたいわ!! この本読んで、若い頃、売れるまで大変だったのを初めて知ったよ。 |