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アート[表紙][1997] [1998][1999]

【アート鑑賞日記(1996年分)】

DATE
展覧会名(会場)
感想
96/12/13
「エルミタージュ美術館展」

(ATCミュージアム)

「神と人間」がテーマの展示だったのだけれど、仏教美術まで網羅されてて、あらためて、旧ソ連(ロシア帝国)ってむちゃむちゃ広かったんだ、と認識してしまった。展示品の中では、やはりイコンがとても美しかった。
96/11/30
大山崎山荘美術館 すてきすてき!!旧別荘だった建物も良し、安藤忠雄設計の新館にある、モネの「睡蓮」も良し、お庭も良し。なにより、紅葉がとってもきれいだったし、最高。四季折々に全く違う美しさがあるんじゃないかな。また行かなきゃ。
96/11/15
「人体の不思議」展

(新梅田シティミュージアム)

やはり「輪切り」(とくに縦の!)標本はすごい。本当に生き物って、ひとつの「宇宙」だな。厚生省のエライお役人とか、是非これを見て欲しい。混雑していてよく見れない部分もあったけど、うん、良かったです。看護学生っぽい女の子が、教科書と見比べながら真剣に見ていたのが印象的だった。
96/11/15
「アンディ・ウォーホル

1956-86 時代の鏡」展

(兵庫県立近代美術館)

キャンベルのスープ缶やコーラの瓶が、アートになってしまうのだから不思議。私が一番気に入ったのは、ヘリウムガスの入った銀色の風船が浮いている部屋。あそこに丸一日でも居たいくらい。ポップアートって、人をドキドキさせたり興奮させたりするものが多いけど、ウォーホルの良いところは、穏やかにさせたりほのぼのさせたりするものも多いところだと思った。
96/09/01
「ミュシャ 生涯と芸術」展

(梅田大丸ミュージアム)

「きれいきれい!」「すてきすてき!」だけで終わらない理由は、ミュシャの「祖国」とか「郷土」に対する思いが伝わってくるから。なんかそういう深いところの思いがないと、後世にはなかなか残らないのだろう。
96/08/31
「エルンスト・バイエラーの

まなざし」展

(京都市美術館)

バイエラーさん、あんた、古本屋から身を立てて、ひとりでこんなに名画を集めたって?すごいよ…。なにせ、入ってすぐがモネの「睡蓮」でしょ、次の展示室に入ればピカソやマチスでしょ。そして…。至福の時が過ごせましたよ。バイエラーさん、ありがとう。
96/06/20
「身体と表現

ポンピドゥ・センター所蔵作品」展

(京都国立近代美術館)

これはなかなか難解な作品ぞろい。もっともっといろんな作品をみて、もっともっと鑑賞眼を鍛えていかないといけないなと思った。それにしても、ここ、京都国立近代美術館は、常設展示にも良い作品がごろごろしている!みんな、「ポンピドゥ」だけ見てすぐ出ていっちゃってたけど、それじゃだめよ!この手のそれなりに大きな美術館・博物館は、常設展示をなめちゃいけない!


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