野村真弘 Masahiro Nomura

 

森のグリッド (一泊二日:)

65.2×53.0cm  カンヴァスに油彩、ラッカー 2024

森のグリッド (一泊二日:)

65.2×53.0cm カンヴァスに油彩、ラッカー 2024

森のグリッド (この広い空)

100.0×100.0cm カンヴァスに油彩 2024

森のグリッド (二泊三日:)

65.2×53.0cm カンヴァスに油彩、ラッカー 2024

森のグリッド (二泊三日:)

65.2×53.0cm カンヴァスに油彩、ラッカー 2024

幼さの剥製 (星座のオーナメント)

18.0×14.0cm カンヴァスに油彩、ラッカー 2024

夜とか星の絵とか

57.0×42.0×16.0cm 紙にアクリル絵具、布、糸 2023-2024

夜とか星の絵とか

57.0×42.0×16.0cm 紙にアクリル絵具、布、糸 2023-2024

夜とか星の絵とか

57.0×42.0×16.0cm 紙にアクリル絵具、布、糸 2023-2024

夜とか星の絵とか

57.0×42.0×16.0cm 紙にアクリル絵具、布、糸 2023-2024

幼さの剥製 (星座のオーナメント)

18.0×14.0cm カンヴァスに油彩 2024

幼さの剥製 (星座のオーナメント)

18.0×14.0cm カンヴァスに油彩 2024

 

 ■ コメント  [Artist Statement] 

自分はあんまり人に見せる気のないドローイングを日々しています、扱い的にはドローイングというよりは絵日記。随筆のようなことを絵日記上で先に試しておいて、それと関係していたりしていなかったりする

ことをキャンバスに描くみたいなことをしています。

それ自体は至って普通のスタイルだと思いますが、絵日記の連なりがそもそもの物語性を帯びていること、自分の絵柄が抽象的なものであること、それらが合わさることで半抽象の呪縛のようなものを振り払って、

ようやく抽象オンリーで素直に語れるみたいな、今作を通じて、やっと自分の絵で物語が見せられるんじゃ

ないかとか、元永定正の絵本に近しいものがあるんじゃないかとか、そうしたことを諸々考えていたような

気がします。

数だけはあるものを連続して最後まで辿れる人はきっと多くありません。だからこそ、その時々の開いた

1ページはその場限りになるだろうなと思います。絵にシーケンスがある状態、絵そのものは変わりませんが、些細な変化を予感させる絵の状態というものを描こうと常々どこかで思い抱いています。

鑑賞のために手袋をつけるとかの煩わしさや、そうした鑑賞のために参加のアクションを起こさなくては

ならないもの、そういう形式は(自分は、面倒くさくて)嫌いなのですが、そうした能動性こその親密感と

いうのが、超個人的な絵日記とも繋がる部分もあるように思います。

実際のところ親密感が発揮されるかどうかというのは別問題ですが。

絵は正面性があるからこそ、誰にとっても本来個人的なもの。そういう作品だと思っています。

 ■略歴  [Artist Biography]

1987 鳥取県生まれ

2010 和歌山大学教育学部学校教育教員養成課程教科教育コース美術専攻卒業

2012 和歌山大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了

 

・個展

2012 msギャラリー十二番丁(和歌山)

2015 無人島(珈琲もくれん・和歌山)

2016 発言(almoギャラリー・和歌山)

2017 不連続光線(珈琲もくれん・和歌山)

2019 Oギャラリーeyes(大阪)

2020 Oギャラリーeyes(大阪)

2021 Oギャラリーeyes(大阪)

2022 Oギャラリーeyes(大阪)

2023 Oギャラリーeyes(大阪)

2023  島根県立美術館 館内貸ギャラリー12(島根)

 

・グループ展

2016 貝塚まちなかアートミュージアム2016(大阪)

2017 ファインアート・ユニバーシアードU-35(つくば美術館・茨城)

2018 新進芸術家選抜展FAUSS(アーツ千代田3331・東京)

2018 トゥールビヨン16Oギャラリーeyes・大阪)

2020 シェル美術賞展2020(国立新美術館・東京)

2021 宵闇のパノラマ(ギャラリー白・大阪)

2021 Prologue XIIGALLERY ART POINT・東京)

2023  Idemitsu Art Award2023(東京国立新美術館・東京)

 

・受賞

ファインアート・ユニバーシアードU-35(優秀作品賞)

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