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●小川直樹 Naoki Ogawa |
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夏のお迎え 91.0×91.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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植物の標本 53.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2023 |
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Sleep in the
mirrorU 194.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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コティングリーの妖精 33.3×24.2cm カンヴァスに油彩 2023 |
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夕暮れの森に現れる少年 72.7×60.6cm カンヴァスに油彩 2023 |
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山中の洋館 53.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2023 |
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玩具箱 91.0×72.7cm カンヴァスに油彩 2023 |
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月面探検とビッグフット 65.2×53.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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変色したプリンターのある室内 53.0×65.2cm カンヴァスに油彩 2023 |
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壁際の一角獣 27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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毛布の上の白山羊、黒山羊 130.3×97.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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妖精の輪 116.7×72.7cm カンヴァスに油彩 2023 |
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銀世界 45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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秘やかな歩みY 45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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ペーパーロボット 35.0×27.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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■小川直樹 コメント [Artist Statement] |
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私の育った町は自然豊かな代わりに人口が少なく、子供の時も一人で自然の風景の中で過ごす時間がとても多かったと思います。 森に漂う気配、昆虫の繊細な羽音、農作業後の昼休みのまったりとした町の空気、夕立と紅い稲光、銀世界の樹々の木漏れ日、月光の照り付ける夜の影法師、真夜中に見た青い焔。 子供の頃は、何だか永遠にこの言葉の無い世界に比重が傾いたまま続いていくのかなと漠然と思っていましたが、時は経ち、今私は多くの人々が行き交い言葉の溢れる遠くの街に住んでいます。 私はなぜ描くのかを考える時、どうやら「眼に見えぬもの」をとても頼りにしているけれど、また「目の前にある日常の世界」も同じ様に肯定しています。 それはそれぞれが別々にあるものではなく、繋がっているものだと感じているからです。 例えば記憶の中にある、夕暮れ時の森の底から聞こえる数多のひぐらしの鳴き声が、普段の生活音を媒介にして室内に微かに聞こえて来る様な錯覚は、日常が侵食されていく様な感覚になり、その日常と非日常が混在した瞬間の愉しさは堪らなく私の心を惹きつけます。 描く事でいつか現れるものに希望を持っています。 あの頃に確かに寄り添っていた恐ろしくも美しく煌めく存在が空間を越えて繋がり、日常が突如深い森に包まれるような、そんな感覚を頼りに描き続けていくのだと思います。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1984 島根県生まれ
2007 成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業 2008 成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス研究生修了 2010 第25回ホルベインスカラシップ奨学生 ・個展 2008 Oギャラリーeyes(大阪)※以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催 2011 Oギャラリー(東京)※以降、同ギャラリーにて`12、`15、`17、`19に個展を開催 ・グループ展 2005 ART & CRITIC(成安造形大学ギャラリー/アートサイト・滋賀) 2007 PIECES(海岸通りギャラリーCASO・大阪) 2010 シェル美術賞2010(代官山ヒルサイドフォーラム・東京) 2011 THE GALAXY−パラノイア銀河(Oギャラリーeyes・大阪) 2012 The 13th Anniversary Pre Exhibition「KICKS」(Oギャラリーeyes・大阪) 2012 群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館・群馬) 2013 Drawing−Exposed essence 2013「Hydro」(Oギャラリーeyes・大阪) 2015 琳派400年記念・京都新鋭選抜展2015(京都文化博物館・京都) 2015 FACE2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展 (損保ジャパン日本興亜美術館・東京) 2015 トゥールビヨン13(Oギャラリーeyes・大阪) 2015 FACE2015 選抜作家小品展(REIJINSYA GALLERY・東京) 2016 FACE2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展 (損保ジャパン日本興亜美術館・東京) 2016 シェル美術賞2016(国立新美術館・東京) 2017 トゥールビヨン0(Oギャラリーeyes・大阪) 2018 輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪) 2019 開廊20周年記念展「続・絵画劇場」(Oギャラリーeyes・大阪) 2020 The
extracted element 2020(Oギャラリー・東京) 2021 アナタと私のねじれた世界(Oギャラリーeyes・大阪) 2021 遮りの景象−ソノムコウヘ(Oギャラリーeyes・大阪) 2022 Restriction
2022−By three people(Oギャラリーeyes・阪) 2023 Between
the scene and the form 2023(Oギャラリー・東京) ・受賞 FACE2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(審査員特別賞)(オーディエンス賞) シェル美術賞展2016(グランプリ) ・参考文献 酒井千穂:「art scape」2014年5月15日号(レビュー) 福元崇志:「小川直樹 展」Oギャラリーeyes 2018 個展リーフレット(テキスト) |
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