安 亜沙 An Ahsa 「ネオ人類研究」 

 

ネオ人類を存在せしめる組み合わせの油彩_卵/割れガラス

45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2023

ひきだし

H26.5×W32.5×D28.0cm 木、乾燥スライム、紙、ガラス 2023

メモ_ホフマンのファールン鉱山(3a

20.8×14.6cm 紙にジェッソ、ペン、鉛筆 2023

メモ_ホフマンのファールン鉱山(3b

19.3×27.2cm 紙にジェッソ、ペン、鉛筆 2023

メモ_ホフマンのファールン鉱山(3c

21.0×38.3cm 紙にジェッソ、ペン、鉛筆 2023

メモ_ホフマンのファールン鉱山(3d

21.0×26.1cm 紙にジェッソ、ペン、鉛筆 2023

メモ_ホフマンのファールン鉱山(3e

21.0×27.6cm 紙にジェッソ、ペン、鉛筆 2023

人形(4a

サイズ可変 布、糸、綿、ビーズ 2023

人形(4b)

サイズ可変 布、糸、綿、ビーズ 2023

人形(4c

サイズ可変  布、糸、綿、ビーズ 2023

ネオ人類を存在せしめる計画書(5a

20.5×28.1cm 紙にペン、鉛筆 2023

ネオ人類を存在せしめる計画書(5b)

サイズ可変 紙にペン、鉛筆 2023

モナズ人_白

65.2×53.0cm カンヴァスに油彩 2022

モナズ人_黒

65.2×53.0cm カンヴァスに油彩 2022

思考の鉱物

49.0×41.5cm カンヴァスに油彩、角材 2022

爪の角

H1.9×W8.4×D6.7cm 爪、ボンド、ガラス、貝殻 2023

ネオ人類を存在せしめる組み合わせの油彩_箱/人形

38.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2023

フラニーの箱

H25.8×W10.4×D1.2cm 紙、ビーズ、布、綿 2023

ネオ人類を存在せしめる組み合わせ_卵/割れガラス

H22.6×W14.0×D8.5cm 木、ガラス、鏡、卵の殻、他 2022

『孤独なアイドル』の本

H15.3×W10.4×D1.2cm 紙、他 2023

ネオ人類を存在せしめる組み合わせ_箱/人形

H20.2×W28.5×D15.0cm 紙、布、糸、綿、乾燥スライム、他 2022

儀式の人形または儀式の図

H6.5×W55.0×D15.5cm 布、綿、卵の殻、乾燥スライム、他 2023

エーリス・プラスチックからの通信

H83.0×W25.0×D12.3cm ポータブルメディアプレーヤー、他 2023

メモ_箱

H8.5×W13.5×D2.8cm 紙にジェッソ、鉛筆 2023

ゾーイの箱

H21.5×W26.0×D18.9cm 紙、ビーズ、布、綿、ガラス 2023

 

 ■安 亜沙 コメント  [Artist Statement]

2022年のある日、自宅の電話が壊れた。固定電話は使うことがなくなっていたから、正直言っていつから故障していたのかわからない。

ただあるとき受話器をとると(誰にかけようとしたのか、どうして固定電話を使わなければいけなかったのか皆目おぼえていない)、発信音の代わりに奇妙な信号音のようなノイズのようなもの。ついに故障したのかと受話器をおいたら、その音のことはすぐに忘れてしまった。

 

しばらくたったある日、突然私の家の扉がむりやりぶちぬかれ、防護服を着た怪しい連中が45人駆け込んできたかと思うと、私の故障した電話の前に集まり、トランシーバーであーだこーだと言い出した。

 

そのあとのお互いのやりとりは割愛しよう(よくある混乱きわまりないやりとりである)。とにかく要するに、あの受話器からの信号音は未来だか別の惑星だかからの通信で、相手は、「少年エーリス」? まさか。彼をモデルにしたマネキン、エーリス・プラスチックからの通信だった。

 

結論としては、あの計画がみごと成功したことの報告だったというわけ。

 

それで私は思い出した。この筋書きを書いたこと、ひいてはなぜあの日、固定電話の受話器をとったのかも。

 ■略歴  [Artist Biography]

1996 大阪府生まれ

2018 嵯峨美術大学芸術学部造形学科油画分野卒業

 

・個展

2019 Gallery PARC(京都)

 

・グループ展

2017 SAGA DASH 2017Art-Space MEISEI・京都)

2018 JoyfulArt-Space MEISEI・京都)

2018 うのぜみ2018Steps Gallery・東京)

2018 21JAALA国際交流展(東京都美術館・東京)

2018 les signes 2018Oギャラリーeyes・大阪)

2019 On the Steps 2019Steps Gallery・東京)

2019 Tourbillon17  (Oギャラリーeyes・大阪)

2022 Standard Japan Edition 2022 (Oギャラリーeyes・大阪)

2022 Restriction 2022-By three people (Oギャラリーeyes・大阪)

 

・参考文献

平田剛志:「洪亜沙 アンバー・ランド」展 Gallery PARC 2019 個展リーフレット(テキスト)

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