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●安野慎司 Shinji Yasuno |
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残響 日出処 194.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2022 |
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残響 壺と心臓 194.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2022 |
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残響 DNA 162.0×194.0cm カンヴァスに油彩 2022 |
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残響 心中 194.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2022 |
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告白 18.2×14.0cm(左右共) カンヴァスに油彩 2021 |
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残響 会話 45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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残響 翳りゆく肖像 41.0×32.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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残響 夕界 22.8×16.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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■安野慎司 コメント [Artist Statement] |
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絵を描き始める前の紙やカンヴァスは美しい。 もうすでに出来ているのに、ここからの始まりで終わりのような、少し怖い感じでいつも緊張する。絵の事はずっと考えている。仕事の時も休日の時も絵の事はずっと考えている、というよりずっと想っているという方が近い。 なにを観ても聴いてもそれが絵となるのだろう。 そして絵を描く時、考えるのをやめる。 何も考えない。「心の中」を思い浮かべて描き始める。筆を動かし目の前に現れる形や色とそれらに対する反射的な感覚判断のみに集中する。 意味、テーマ、目的、そんなものは頭にない。 だからといって衝動に任せて勢いで筆を走らせるという事とは違う。瞬間瞬間を大事にいいか悪いか反射神経が働く中で画面上に何かが宿り始める。その内に「意図」が気持ちに滑り込んでくる。「考えない」ことが「考えてしまう」ことによって先に進めなくなってしまう。そんな時は作業をやめる。「考え」よりも「思い」のほうが必要なのだ。そんな繰り返しで最終的に「形」「線」「色」として着地するが、そのプロセスをいまだ上手く言葉にすることができない。 同じ描き方、同じ色で描いても絶対に同じにはならない。 一期一会という言い方が適しているか分からないが、その描かれたものは二度と巡ってこない、一度きりのものだ。だからその瞬間を大切にする。 限界まで続けたい。 人生も一回きりだ。 |
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■安野慎司 略歴 [Artist Biography] |
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1970 大阪府生まれ 1995 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業 ・個展 1995 AD&A gallery(大阪) 1998 信濃橋画廊 apron(大阪) 2007 純喫茶アナログ展(@RAS HAIR・大阪) 2014 荒野(GALLERY Ami-Kanoko・大阪) 2015 NEW WORKS(GALLERY Ami-Kanoko・大阪) 2017 道つくる(GALLERY Ami-Kanoko・大阪) 2018 木を見て森を見ず(GALLERY Ami-Kanoko・大阪) 2020 このまま行け!!(GALLERY Ami-Kanoko・大阪) 2021 小品展2017−2021(Oギャラリーeyes・大阪) 2022 Oギャラリーeyes(大阪) ・グループ展 1998 A POSTROPHE ART PART 5(ギャラリー石彫・兵庫) 2000 プライマリー
ステートメントV(Oギャラリーeyes・大阪) 2000 16人の基展(画廊ぶらんしゅ・大阪) 2001 21世紀の表現 ART IN ART JAPAN(姫路市立美術館・兵庫) 2001 A POSTROPHE ART PART 8(ギャラリー石彫・兵庫) 2004 無限の源(尼信博物館・兵庫) 2021 間際の美(Oギャラリーeyes・大阪) 2022 第3回タガワアートビエンナーレ「英展」(田川市美術館・福岡) |
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