大野浩志 Hiroshi Ohno

 

在り方・現れ方2023C-1

53.0×80.3cm  木製パネル、綿布にアクリル絵具 2023

在り方・現れ方 2023A-1A-5

H21.0×W26.5×D65.5cm 木に油彩、バーナーで燃焼 20225点組)

在り方・現れ方 2023A-2A-4(拡大部分)

在り方・現れ方2023C-4

60.0×15.0cm 木にアクリル絵具 2023

在り方・現れ方2023C-3

60.0×15.0cm 木にアクリル絵具 2023

在り方・現れ方2023C-2

60.0×15.0cm 木にアクリル絵具 2023

在り方・現れ方2023B-2

H41.5×W10.5×D10.5cm 木に油彩、アクリル系塗料、バーナーで燃焼 2023

在り方・現れ方2023B-1

H41.5×W10.5×D10.5cm 木に油彩、アクリル系塗料、バーナーで燃焼 2023

在り方・現れ方2022Saturday

19.0×19.0cm 版木、木に油彩、画用紙、木枠 202253点組)

在り方・現れ方2022Saturday〉拡大部分

 

 ■大野浩志 コメント  [Artist Statement]

私のライフワークともいえるSince シリーズ作品に油絵具を塗り始めて既に33年を経過している。

その間にも世間では様々な出来事があった。そしてそれらの出来事が少なからず作品に関与し続けている。絵具や木材など物質的なレベルでの影響もさることながら、私自身の精神レベルに於いても大きく作用していることは言うまでもない。

作品は私の「生」と直結している。私と共に時の流れの中に在り、常に変化し続けている。

よく私の作品について、その膨大な時間の蓄積について語られる。ひとつの作品を30 年以上に亘って制作を持続するということはやはり特異なことなのであろう。しかし決して「量」の提示が目的である訳ではない。私は今、この時を凝視する。我々は今しか存在することが出来ない。その唯一無二の「いま」を凝視することが私にとって重要なことであり、そのための行為が「塗る」ことであり「焼く」ことである。

我々はこの世に生まれ出ることで「生」を獲得し、成長〜老化という現象と共に「死」へと向かう。制作という行為によって私は「いま」を凝視する。それは繰り返されてきた膨大な「いま」を意識することでもある。

 ■略歴  [Artist Biography]

1961 大阪府生まれ

1984 大阪芸術大学芸術学部工芸学科卒業

 

・個展

1985 不二画廊(大阪)

1987 大阪立現代美術センター(大阪)

1989 信濃橋画廊(大阪)

1990 信濃橋画廊(大阪)

1991 信濃橋画廊(大阪)

1992 信濃橋画廊(大阪)

1993 信濃橋画廊(大阪)

1993 MAT(愛知)

1994 MAT(愛知)

1995 MAT(愛知)

1995 CUBIC GALLERY (大阪)

1996 MAT(愛知)

1997 CUBIC GALLERY(大阪)

1998 CUBIC GALLERY(大阪)

1999 CUBIC GALLERY(大阪)

2000 CUBIC GALLERY(大阪)

2002 CUBIC GALLERY(大阪)

2003 CUBIC GALLERY(大阪)

2004 CUBIC GALLERY(大阪)

2005 CUBIC GALLERY(大阪)

2010 ソフトマシーン美術館(香川)

2011 ソフトマシーン美術館(香川)

2011 CAS(大阪)

2013 Oギャラリーeyes(大阪)

2014 Oギャラリーeyes(大阪)

2015 Oギャラリーeyes(大阪)

2017 Oギャラリーeyes(大阪)

2018 GALLERY Ami-Kanoko(大阪)

2019 ギャラリー白川(京都)

2020 Oギャラリーeyes(大阪)

2020 ソフトマシーン美術館(香川)

2021 CAS(大阪)

2022 ギャラリー白川(京都)

 

・グループ展

1986 15人の造型(大阪立現代美術センター・大阪)

1987 DEAD HEAT IN SUMMER `87(信濃橋画廊・大阪)

1987 4回プサンビエンナーレ(釜山市・韓国)

1990 いま絵画はOSAKA `90(大阪立現代美術センター・大阪)

1992 アート・ナウ `92(兵庫立近代美術館・兵庫)

1993 大野浩志・丸山直文 二人展(MAT・愛知)

1994 時間/美術 20世紀美術における時間の表現

(滋賀立近代美術館・滋賀)

1994 MAT5人展(MAT・愛知)

1996 絵画の構造「一色一形態」(文房堂ギャラリー・東京)

1997 今日のドローイング展 `97(信濃橋画廊・大阪)

1997 Paintings/Drawings 4CITY GALLERY IM・大阪)

2000 柏原孝昭コレクション/絵画−未来へ(gallery COCO・京都)

2007 美の冒険者たち(なんばパークスホール・大阪)

2010 一日だけの展覧会(信濃橋画廊・大阪)

2011 大阪芸術大学美術学科作家展(京都東急ホテル<kazahana>・京都)

2011 昭和は遠くなりにけり(CAS・大阪)

2012 パイロットプラント展「私の恥ずかしい作品」(CAS・大阪)

2012 COVERCAS・大阪)

2012 コレクションVol.1(ソフトマシーン美術館・香川)

2013 パイロットプラント展「Japanese identity」(CAS・大阪)

2013 DrawingExposed essence 2013Hydro」(Oギャラリーeyes・大阪)

2014 パイロットプラント展「Drawings Exhibition」(CAS・大阪)

2015 パイロットプラント展「PAPER」(CAS・大阪)

2015 コレクションVol.2(ソフトマシーン美術館・香川)

2016 パイロットプラント展「赤」(CAS・大阪)

2016 Enigmatic behavior−なんで年寄って真夏に熱いお茶を好んで飲むの?

Oギャラリーeyes・大阪)

2017 パイロットプラント展「Marcel Duchampに」(CAS・大阪)

2017 日韓交流展「モノと精神」(CASO・大阪)

2018 パイロットプラント展「Anniversary」」(CAS・大阪)

2018 輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)

2018 第13回現代アートうちわ展(ギャラリー白川・京都)

2018 日韓交流展「個体―液体の臨界点はまだ発見されていない」

Space Willing N Dealing・ソウル)

2019  パイロットプラント展「21」(CAS・大阪)

2019 第14回現代アートうちわ展(ギャラリー白川・京都)

2019 Depth 2019Oギャラリーeyes・大阪)

2020 パイロットプラント展「sexy」(CAS・大阪)

2020 第15回現代アートうちわ展(ギャラリー白川・京都)

2020 Restriction 2020−OOO計画(Oギャラリーeyes・大阪)

2021  パイロットプラント展「Corona あるいは王冠として」(CAS・大阪)

2021 第 16 回現代アートうちわ展 (ギャラリー白川・京都)

2021 Play back−微笑みのあと(Oギャラリーeyes・大阪)

2022  パイロットプラント展「Transfer」(CAS・大阪)

2022 第 17 回現代アートうちわ展(ギャラリー白川・京都)

2023  パイロットプラント展「壺」(CAS・大阪)

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