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●野村真弘 Masahiro Nomura |
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夜の絵(明日の朝) 45.5×53.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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夜の絵(月光/Extra-Terrestrial) 218.0×333.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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夜の絵(月光/地上) 218.0×333.0cm カンヴァスに油彩 2023 |
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夜の絵(お化け) 45.5×53.0cm カンヴァスに油彩 2022 |
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夜の絵(枕返し) 53.0×65.2cm カンヴァスに油彩 2023 |
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夜の絵(一輪) 22.0×33.3cm カンヴァスに油彩 2023 |
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■野村真弘 コメント [Artist Statement] |
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夜の絵を描いた。 夜の時間は好きで、日中から開放されて、落ち着いていて、孤独である。時折誰かといることがあったとしても、お互いどこか孤独さを抱えていて、一人の世界に片身を置いているようなそんな気持ちがある。昼間はだめだ、何か無理して活動的にならなきゃいけないような、常に他人を意識したり他所行きの自分でいなきゃいけないような、ほんとはそんなこともないのだけれど、そんな気持ちが脅迫的にある。 もとより絵は一人で描くものじゃないかって、昔恩師に言われた覚えがある。それならやっぱり本質的に絵を描いたり見たりするのは夜の時間がいいんじゃないかと思う。けれども、夜だけに活動を絞るのも現実的じゃないうえにナンセンスだから、日中でありながら心に(誰もが)夜を抱けるようなそんな対象を描けないかと思っている。 夜の孤独にこそある夢や、明日のことを考える時間や、その日の日中にあった出来事を振り返ることや、今から酒のんで寝てやるぞ!っていうわくわく感や、そういったものが全て個人のうちに生じていて、別に誰かとわかり合う必要もない。個人のうちに芽生える取るに足らない妄想のような、それらが本人を特徴付ける要素にならないのだろうか。日中の活躍を誇るよりもそちらに個人のリアルがあるんじゃないか。そのようなことを主題に描きたかった。だからこれらの絵は個人を対象に、個人的にみられるものだ。社会的に絵を語ることとは真逆。反「作家として社会に対してできること」の絵だ。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1987 鳥取県生まれ 2010 和歌山大学教育学部学校教育教員養成課程教科教育コース美術専攻卒業 2012 和歌山大学大学院教育学研究科教科教育専攻美術教育専修修了 ・個展 2012 msギャラリー十二番丁(和歌山) 2015 無人島(珈琲もくれん・和歌山) 2016 発言(almoギャラリー・和歌山) 2017 不連続光線(珈琲もくれん・和歌山) 2019 Oギャラリーeyes(大阪) 2020 Oギャラリーeyes(大阪) 2021 Oギャラリーeyes(大阪) 2022 Oギャラリーeyes(大阪) ・グループ展 2016 貝塚まちなかアートミュージアム2016(大阪) 2017 ファインアート・ユニバーシアードU-35(つくば美術館・茨城) 2018 新進芸術家選抜展FAUSS(アーツ千代田3331・東京) 2018 トゥールビヨン16(Oギャラリーeyes・大阪) 2020 シェル美術賞展2020(国立新美術館・東京) 2021 宵闇のパノラマ(ギャラリー白・大阪) 2021 Prologue XII(GALLERY ART POINT・東京) ・受賞 ファインアート・ユニバーシアードU-35(優秀作品賞) |
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