大田原 桜子 Sakurako Ohtawara 

 

痕跡

100.0×100.0cm ターポリンにインクジェットプリント 2023

おもい

45.5×45.5cm カンヴァスに油彩 2023

Pack

45.5×45.5cm カンヴァスに油彩 2023

stare on

130.3×130.3cm カンヴァスに油彩 2023

call out

130.3×130.3cm カンヴァスに油彩 2023

かけたつめ2

15.0×20.0cm 紙にインクジェットプリント 2023

かけたつめ1

20.0×15.0cm 紙にインクジェットプリント 2023

bounce 1

65.2×65.2cm カンヴァスに油彩、油性マーカー 2023

かけたつめ3

15.0×15.0cm 紙にインクジェットプリント 2023

 

 ■ コメント  [Artist Statement]

絵画を制作するうえで、最初から完成図が見えていることはありません。

絵の具を拭き取り、カンヴァスを回転させ、常に画面は変化していきます。

そうして形や色が浮かび上がってくるのを待つような気持ちで、作業を重ねていきます。

 

私は日常で写真を「記録を取り、覚えておくため」以外に撮りません。

昨年の初めに参加させていただいた展示で初めて作品として写真を撮りました。

どうやって何を撮ればいいのか?どこから手を付ければいいのかわからない状態で、手を動かせる方法を考えました。

そこで得た感触はものすごく新鮮で、不思議で、印象的なものでした。

手探りでなんとか完成させ、展示してみて初めて「ああ、私の作品だ」と納得できる感覚。

それをもう少し追いかけてみたいと思いました。

 

今回の個展では今まで描いてきた絵画と写真作品を展示します。

絵画と同じく、完成形を描かず、写真を撮り、手を加えたものをさらに撮り、それを繰り返してできた作品です。

別の手法で表現するものの奥に、自分でも気付けなかった何かが顔を出してくれればいいなと思います。

 ■略歴  [Artist Biography]

1991 兵庫県生まれ

2015 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

2017 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了

 

・個展

2016 Oギャラリーeyes(大阪)

2016 Childish(京都市立芸術大学小ギャラリー・京都)

2017 Oギャラリーeyes(大阪)

2018 Oギャラリーeyes(大阪)

2019 Oギャラリーeyes(大阪)

2020 Oギャラリーeyes(大阪)

2021 Oギャラリーeyes(大阪)

2021 Oギャラリー(東京)

2022 Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2014 CAUSE ON THE SURFACE 4Oギャラリーeyes・大阪)

2017 Drawing-Exposed essence 2017「ガ○ダム」を描く

Oギャラリーeyes・大阪)

2019 新・輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)

2020 Restriction2020OOO計画(Oギャラリーeyes・大阪)

2022 Drag and drop 2022Oギャラリーeyes・大阪)

2022 Duo シリーズT(Oギャラリー・東京)

 

・受賞

2014年度京都市立芸術大学作品展(市長賞)

 

・パブリックコレクション

藍野大学

京都銀行

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