大橋風人 Kazato Ohashi

 

ほねのないぞう

h17.8×w13.4×d0.7cm 石粉粘土にアクリル絵具 2023

つむりのから

h18.0×w17.3×d3.2cm 石粉粘土にアクリル絵具 2023

不確かな存在17

116.7×116.7cm カンヴァスにアクリル絵具 2023

ドローイング

29.5×42.6cm 紙にアクリル絵具、水彩絵具 2023

みえないところ

41.0×53.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2023

ねつくきおく

h17.0×w13.2×d3.2cm 石粉粘土にアクリル絵具 2023

めゆのすきま

15.0×21.0cm カンヴァスにアクリル絵具、塩化ビニール 2023

もゆるくさき

h112.5×w13.7×d3.7cm 石粉粘土にアクリル絵具 2023

ドローイング

21.0×29.7cm 紙に水彩ペン、ボールペン、アクリル絵具、他 2023

 

 ■大橋風人 コメント  [Artist Statement]

かたちは、意味を与えられたように思った。

それが、いびつだと思ってしまった。

わたしは、"ありのまま"は何かと思考し続ける。

 

海は絶えず揺らめき、

空を置いたまま山々が遠くから見つめてくる。

気づけば、ゆきがふむおと、かぜのおとに

耳をすませて目をつむる。

 

ほらあなのようなまぶたの中で、

土に身をうずめること、

化石のようにこおっていくことを考える。

"ありのまま"でいたいのに、

汚れて削られてかたちを変えて。

老いて、まもうして、しぼんでゆく。

 

ふとかぜがほほをよこぎって、目が覚める。

目の前の広がるそらに浮かぶ、

魅力的なくもをみつけても、

ゆらゆらとかたちを変えていく。

 

いつだってここは禁足地のようで、

"ありのまま"に、かたちを変えて消えていく。

 ■略歴  [Artist Biography]

1999 兵庫県生まれ

2020 京都嵯峨美術短期大学美術学科美術分野洋画・現代アート領域卒業

 

・個展

2021 Oギャラリーeyes(大阪)

2022 Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2020 トゥールビヨン 18Oギャラリーeyes・大阪)

2022 Standard Japan Edition 2022Oギャラリーeyes・大阪)

2023 Heaven's Doorapanda・広島)

2023 ひとりひとりについて(喫茶曲がり・岡山)

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