俵 萌子 Moeko Tawara

 

untitled 22-5

33.3×33.3cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-6

27.3×27.3cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-7

27.3×27.3cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-1

162.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-3

45.5×45.5cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-4

45.5×45.5cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-2

53.0×53.0cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-13

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-8

22.0×27.3cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-9

15.8×22.7cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-11

15.8×22.7cm カンヴァスに油彩 2022

untitled 22-12

14.0×18.0cm カンヴァスに油彩 2022

 

 ■俵 萌子 コメント  [Artist Statement]

これまで「光と闇」という対局的なイメージを内在させた絵画空間を意識して描いてきました。近年は風景的な既視感を抱かせるような具体的な形が画面上に現れるようになっていたのですが、今回はなるべく形から離れて、目に見えないものをどう描くかということを試みました。自分の絵の主題は光であり、そこから来る希望であったのだということに気がついたからです。現実を受け入れるために闇を見つめなければならない時もありますが、それはどうにかしてその中にある希望を探すためです。光に形はありませんが、確かにそこに在りますし、多くの人が無意識的に光に希望を抱いていると思ったのです。

私は7年前に洗礼を受けてクリスチャンになりました。それから徐々に自分の絵が変わってきたように思います。「神は光です」と聖書に書いてありますが、形のない光のように、目には見えないけれど希望の源となる存在がそこにあることを、絵によって表したいと願うようになったからかもしれません。

 ■略歴  [Artist Biography]

1978 静岡県生まれ

2001 大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コース卒業

2009 第22回ホルベインスカラシップ奨学生

 

・個展

2005 Gallery H.O.T(大阪)

2006 Oギャラリーeyes(大阪)

2007 Oギャラリーeyes(大阪)

2008 Oギャラリーeyes(大阪)

2008 Oギャラリー(東京)

2009 Oギャラリーeyes(大阪)

2010 Oギャラリーeyes(大阪)

2011 Oギャラリー(東京)

2011 Oギャラリーeyes(大阪)

2012 Oギャラリーeyes(大阪)

2012 絵画、それを愛と呼ぶことにしよう(ギャラリーαM・東京)

2013 プレイルーム(GALLERY HASHIMOTO・東京)

2014 Oギャラリーeyes(大阪)

2020 Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2005 シェル美術賞展2005(代官山ヒルサイドフォーラム・東京)

2006 エラン(Oギャラリーeyes・大阪)

2007 DrawingExposed essence 07Oギャラリーeyes・大阪)

2008 VOCA2008 現代美術の展望−新しい平面の作家たち

(上野の森美術館・東京)

2009 Absolute basis 俵萌子と細田聡子の場合(Oギャラリーeyes・大阪)

2010 トーキョーワンダーウォール公募2010(東京都現代美術館・東京)

2013 損保ジャパン美術賞展 FACE 2013

(損保ジャパン東郷青児美術館・東京)

2016 俵萌子とENK DE KRAMEROギャラリーeyes・大阪)

2016 絵の旅(MA2 Gallery・東京)

2018 輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)

2019 開廊20周年記念展「続・絵画劇場」(Oギャラリーeyes・大阪)

2019 Small InfinityMA2 Gallery・東京)

2021 Absolute basis 俵萌子と松田豊美の場合(Oギャラリーeyes・大阪)

2021 Winter's Tale−美しい絵(Oギャラリーeyes・大阪)

 

・受賞

2005 シェル美術賞展2005(尾崎信一郎審査員賞)

 

・パブリックコレクション

昭和シェル石油株式会社

 

・参考文献

尾崎信一郎:「シェル美術賞展2005」カタログ(審査員概評)

平芳幸浩:「アートトップ」20083月号(展評)

尾崎信一郎:「VOCA 2008」カタログ(テキスト)

保坂健二朗:「絵画、それを愛と呼ぶことにしよう」カタログ(テキスト)

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