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●ドラッグ&ドロップ2022 Drag and drop 2022 |
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■展覧会趣旨 [Purpose of Exhibition |
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ドラッグ&ドロップ(drag and drop)とは、PC操作で画面上のカーソルをアイコン等に重ねた状態でマウスボタンを押し、そのまま移動(ドラッグ)させ、別の場所でボタンを放す(ドロップする)ことです。画面上のデータを仮想的に引きずり別の場所に落とす操作であることからドラッグ&ドロップと呼ばれていますが、視点の反映となる模像を捉え、それを引き出し様々な媒体へ落とし込むという手法は、デジタルやテクノロジーの加速に伴い常套的にアート作品へ用いられ、多様化する現代の様相を招来するようにドラッグとドロップが繰り返されているといえるでしょう。本展は、普段絵画を制作している美術家へ写真を媒材に制作を依頼し、対象への眼差しとそれに伴う感覚を写真へ落とし込むという手法を通じて、画面に潜む背景やこれまでの思考の軌跡を探ります。 Oギャラリーeyes(O Gallery co., ltd.) |
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■野中 梓 Azusa
Nonaka |
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01_x_2022.01.09(空シャッター) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_00_2022.01.09(B4258、ねこ) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_0_2022.01.09(川、夕焼け、すすき) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_6_2022.01.10(森) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_7_2022.01.10(光る道) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_9_2022.01.10(水底の落ち葉) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_22_2022.01.10(きらきら) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_23_2022.01.10(さざなみ) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_24_2022.01.10(きらきら) 5.0×5.0cm リーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_25_2022.01.10(鯉) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_26_2022.01.10(まぶしい木々) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_27_2022.01.10(水底の落ち葉と、水面の木と空) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_28_2022.01.10(陽光) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_29_2022.01.10(水底の落ち葉と、水面の木と空) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_30_2022.01.10(水底の落ち葉と、水面の木と空) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_31_2022.01.10(水鳥) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_32_2022.01.10(池と空と木々) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_34_2022.01.10(水底の落ち葉と、水面の木と空) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_35_2022.01.10(池と空と木々) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント2022 |
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01_36_2022.01.10(斜陽) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_E_2022.01.10(夕陽と木々と池) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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01_ _2022.01.10(夕陽と木々と池) 5.0×5.0cm リバーサルフィルム、マウント 2022 |
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05_FH000004(雪解けの水たまり) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2022 |
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03_FH000015(窓越しの布団) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2021 |
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02_FH020009(水たまりと落ち葉) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2021 |
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02_FH020019(カーテン) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2021 |
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04_FH010024(窓越しの洗濯物) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2022 |
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02_FH020007(階段) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2021 |
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03_FH010035(団地の窓の反射と木) 8.9×12.7cm 紙にインクジェットプリント 2021 |
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■野中 梓 コメント [Artist Statement] |
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絵を描くとき、描画材料の存在を意識することによって得られる眺めがある。 感覚が振れるような、手で触らずに描く対象に触れられるような気がする時がある。 普段から、気になった物や景色をよく撮る。スマートフォンを使うのが当たり前になっていて、撮ったら撮りっぱなし、データは膨大になるいっぽうで存在感が希薄になっていく。今回の展覧会に写真作品を展示するにあたって、フィルムカメラを持って散歩をした。フィルムをカメラに装填することや、光を感じること、シャッターを押す感触、1枚1枚の仕上がりを楽しみに待つ時間などが嬉しかった。フィルムやプリントした紙の束はかさばるが、物としてそこに在るということ、その状態の愛しさは絵に似通っている。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1991年、大阪府生まれ。2016年、京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻造形絵画分野を修了。2016年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催)。主なグループ展に、2012年、blue project(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w・京都)。2013年、KYOTO CURRENT 2013(京都市美術館別館・京都)。2015年、Perfume Art Project(堀川出水団地第三棟・京都)、京都-清州「現在美術の地層2015」−状態としての存在−(京都嵯峨芸術大学・京都)、トゥールビヨン 13(Oギャラリーeyes・大阪)。2016年、思考する視線 2016(Art
Space-MEISEI・京都)、−世代を超えて2人展vol.6−
宇野和幸・野中梓2人展(銀座 K'sギャラリー・東京)、LA VOZ 22nd EXHIBITION(京都市美術館・京都)。2017年、Between the scene and the form 2017(Oギャラリー・東京)。2018年、思考する視線2018(Art
Space-MEISEI・京都)、Young Creators Award 2018(MIギャラリー・大阪)。2019年、ギャラリー大井選抜展(ギャラリー大井・大阪)。2019年、HANKYU ART FAIR Neo SEED(阪急うめだ9階祝祭広場・大阪)、「入佐美南子と嵯峨美の仲間たち」展(アートスペース嵯峨・京都)、新・輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)。2021年、群馬青年ビエンナーレ2021(群馬県立近代美術館・群馬)等に出品。 |
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■大田原桜子 Sakurako
Ohtawara |
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Stare 140.0×70.0cm 布にインクジェットプリント 2022 |
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Vision 41.6×55.4cm 紙にインクジェットプリント、スチレンボード 2022 |
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wake up 50.0×50.0cm ターポリンにインクジェットプリント 2022 |
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Invisible 1 19.0×27.4cm 紙、透明フィルムにインクジェットプリント 2022 |
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Invisible 2 19.0×27.7cm 紙、透明フィルムにインクジェットプリント 2022 |
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■大田原桜子 コメント [Artist Statement] |
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私は普段から写真を撮ることがほとんどありません。作品として完成させることを考えたとき、とりあえず手を動かすことにしました。ライティングをして布を撮影・印刷したものを切り抜いたり貼り合わせたりしたものをさらに撮影し、それをまた印刷して加工することを繰り返しているうちに想定しなかった要素が入り込み、それを生かした画面を作ることに集中しました。絵画とはまた違う不思議な奥行きを持った画面を目指しています。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1991年、兵庫県生まれ。2017年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画を修了。2016年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催)。同年、京都市立芸術大学小ギャラリー(京都)にて個展を開催。主なグループ展に、2014年、CAUSE ON THE SURFACE 4(Oギャラリーeyes・大阪)。2017年、Drawing-Exposed essence 2017「ガ○ダム」を描く(Oギャラリーeyes・大阪)。2019年、新・輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)。2020年、Restriction2020−OOO計画(Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。 |
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■林 真衣 Mai
Hayashi |
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ライン 33.8×50.8cm インクジェットプリント、ゲータフォームマウント 2022 |
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草上の朝食 33.8×50.8cm インクジェットプリント、ゲータフォームマウント 2022 |
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マチノウロコ01 33.8×50.8cm インクジェットプリント、ゲータフォームマウント 2022 |
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アルファ 33.8×50.8cm インクジェットプリント、ゲータフォームマウント 2022 |
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コレクターA 50.8×33.8cm インクジェットプリント、ゲータフォームマウント 2022 |
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マチノウロコ02 33.8×50.8cm インクジェットプリント、ゲータフォームマウント 2022 |
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■林 真衣 コメント [Artist Statement] |
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ひょんなことから私は写真屋さんに住んでいるので、写真を撮らない日はほぼありません。日々感じるちょっとした違和感や発見をメモするように、カメラに収めます。 「目はカメラのレンズと同様に、上下左右が反転したものが角膜に映り、脳が瞬時に反転して認識している。」と話ではよく聞きますが、世界がどう存在しているのか、私には不思議でたまりません。そして今人間に見えている世界は世界のほんの一部です。 そんな「現実」というどこかフワフワした感覚を実在するものに近づけたくて、私はまた写真を撮り、筆を執るのかもしれません。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1984年、大阪府生まれ。2008年、成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス研究生修了。2008年、AD&Aギャラリー(大阪)にて初個展を開催。以降、Oギャラリーeyes(大阪)、Oギャラリー(東京)、Gallery Den mym 本館(京都)にて個展を開催。主なグループ展に、2007年、2007京展(京都市美術館・京都)、第5回武井武雄記念日本童画大賞展(イルフ童画館イルフプラザ・長野)では「審査員特別賞」を受賞。2008年、2008京展(京都市美術館・京都)、View/Introspection 5-Under Illumination(Oギャラリーeyes・大阪)。2009年、日本童画大賞十年の足跡展(イルフ童画館・長野)。2010年、木津川アート 2010(木津川市・京都)。2011年、木津川アート 2011(木津川市・京都)。2012年、2012 京展(京都市美術館・京都)では「須田賞」を受賞。2017年、ホルベインスカラシップ選抜展VOL.4 2017〜布石〜(REIJINSHA GALLERY・東京)。2019年、outside and the inside 6-眺めの深度(Oギャラリーeyes・大阪)、KONANS 現代アート展 2019 (Relic Gallery・大阪)。2020年、とおのおと(当尾の郷会館 旧当尾小学校・京都)。2021年、木津川アート2021 木津川ストリーム(木津川市瓶原地域・京都)等に出品。 |
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