佐野綾香 Ayaka Sano

 

ネイルと箱と8角形のグラス

22.0×27.3cm カンヴァスに油彩 2021

バラと5個のモチーフ

91.0×72.7cm カンヴァスに油彩 2021

シャクヤク咲きのバラと6個のモチーフ

91.0×72.7cm カンヴァスに油彩 2021

White MuskU

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2021

香水瓶と箱

38.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2021

箱、CidreWhiteMusk

38.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2021

8個のモチーフ

72.7×91.0cm カンヴァスに油彩 2020

9個のモチーフV

60.6×72.7cm カンヴァスに油彩 2021

香水瓶と箱

60.6×72.7cm カンヴァスに油彩 2021

バラ

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2021

アレカヤシとピンクのバラ

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2021

紫の箱U

22.0×27.3cm カンヴァスに油彩 2020

 

 ■佐野綾香 コメント  [Artist Statement]

以前、「憧れ」を絵にしようとしていた時期がありました。

制作が行き詰まり、ひたすら調べ物をしていた際、ふと「憧れ」の意味を調べました。

出てきたのはこんな意味でした。

 

(1) いる所を離れてふらふらさまよう。

(2) 物事に心が奪われる。うわの空になる。

(3) 胸を焦がす。思い焦がれる。

(4) 気持ちが離れる。疎遠になる。

 

古文などでは、もともと(1)のような意味合いで使われていた言葉でした。

それがだんだんと、素敵なものに思いを馳せるといった意味で主に使われるようになったのでしょう。

これを見て、自分から遠く離れてふらふら彷徨い、自分と関係のないものを表現しようとしていた事に気付きました。

 

このことがきっかけで、実際に目の前に物を置いて描くようになりました。

 

最近、お気に入りの箱が経年により色あせてきました。

これはそのままの色で描くべきか?

それとも記憶の中の鮮やかな色で描くべきか?

そんな事を悩めるのも、目の前に物がいてくれるからです。

 ■略歴  [Artist Biography]

1992 兵庫県生まれ

2016 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

 

・個展

2017 Oギャラリーeyes(大阪)

2018 Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2014 Linksにラクガキ!(Linksギャラリースペース・大阪)

2014 ゆはん展(ギャラリー空・鍵屋・京都)

2014 トゥールビヨン12Oギャラリーeyes・大阪)

2016 The extracted element 2016Oギャラリーeyes・大阪)

2018 マイクロフラクチャー2018Oギャラリー・東京)

2019 新・輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)

2020 マイクロフラクチャー2020 セイブツの交差視(Oギャラリーeyes・大阪)

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