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●フジイ フランソワ Fujii Furansowa |
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聞く耳もち 22.7×15.9cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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世見かえり雀 18.0×14.0cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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世見かえり名鳥(17-1) 45.5×27.3cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2017 |
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世見かえり名鳥(20-2) 22.7×15.9cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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世見かえり鷹 40.9×24.3cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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このはなさくや 175.0×84.5cm 和紙に墨、膠、胡粉、ルイボスティー、銀箔、水彩絵具、他 2019 |
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いわなが 175.0×84.5cm 和紙に墨、膠、胡粉、ルイボスティー、銀箔、水彩絵具、他 2019 |
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やまさち 160.0×80.0cm 和紙に墨、膠、胡粉、ルイボスティー、銀箔、水彩絵具、他 2019 |
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あしはらのしこを 89.0×170.0cm 和紙に墨、膠、胡粉、ルイボスティー、銀箔、水彩絵具、他 2019 |
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世見かえり百舌 22.7×15.9cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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いつか花となる 22.7×15.9cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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うりぼう 27.3×45.5cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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付喪きく(20-1) 18.0×14.0cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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付喪きく(20-2) 18.0×14.0cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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世見かえり 草する 22.7×15.9cm 和紙に鉛筆、墨、膠、胡粉、ルイボスティー、水彩絵具、他 2020 |
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■フジイ
フランソワ コメント
[Artist Statement] |
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「古事記」に、食物を司る大気都比売(おほげつひめ)という神が出てきます。 大気都比売神は八百万の神が食物を乞うたので、鼻・口・尻から種々の味物(ためつもの)を出して進上したところ、須佐之男命がそれを汚いと思い大気都比売神を殺してしまいます。するとその屍から五穀が生じ、これを取り種となされました。 なんとも理不尽な話しですが、「殺し」を「食べ」に置き換えると、食物は食べられて復活したとなります。 また、人の身体から出た食事を拒否とは、母の乳をいつしか断ち自立していく姿のようでもあります。 他者の生命の為に必要なものを携え現れる「神」。「神」とは母であり自分も含めた生き物であり… そのものの命は自身のものか、はたまた他者の為の存在か。 私は人生に照らし合わせ、ぐるぐると考え巡らし続けている…。 古事記の話しは、今の世にもあてはまる。 その神々を、鹿の姿を借り出現させてみた。 鹿は身も角も皮も、人の生命の役に立つ。 神々が我々を造り、その造られた人は神の写しともいわれ、さらに人は人が作ったものにも付喪神と名付け神として霊性を感じ取る。この世は神々が共存している。 そんな様をこの度の展覧会で表してみたいと思います。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1962 静岡県生まれ ・個展 1993 かつてそこに必ずいた人(ハートフィールドギャラリー・愛知) ※以降、同ギャラリーにて`95、`98年に開催 1994 景(ギャラリーハウスマヤ・東京) ※以降、同ギャラリーにて`97年に開催 1996 景(ピガ原宿画廊・東京) 2002 水戸芸術館現代美術センター(茨城) 2004 ギャラリー二葉(東京) 2004 HALC+蔵(愛知) 2006 Oギャラリーeyes(大阪) ※以降、同ギャラリーにて`08、`11、`13、`15、`17年に開催 2008 綯交−remix(豊田市美術館・愛知) 2009 コトホギス (新宿高島屋・東京、JR名古屋高島屋・愛知、大阪高島屋・大阪) 2012 日本橋高島屋(東京)、JR名古屋高島屋(愛知) 2013 L Gallery(愛知)※以降、同ギャラリーにて`15、`17年に開催 2017 百に一足りぬかみたち(新宿高島屋、日本橋高島屋・東京) 2018 はなからさらさらきにならぬ(三岸節子記念美術館・愛知) ・グループ展 1995 街はいまアートで溢れる(一宮市内・愛知) 1998 第11回名古屋コンテンポラリーアートフェア (名古屋市民ギャラリー・愛知) 2000 VOCA展2000(上野の森美術館・東京) 2003 粟国久直・フジイフランソワ・与那覇大智展 (ギャラリー ラ・フェニーチェ・大阪) 2004 花鳥風月の遺伝子(ギャラリー ラ・フェニーチェ・大阪) 2005 SKYLINE -アレゴリーの輪郭-(Oギャラリーeyes・大阪) 2007 Absolute
basis 冨倉崇嗣とフジイフランソワの場合 (Oギャラリーeyes・大阪) 2007 日本画滅亡論(中京大学アートギャラリー C・スクエア・愛知) 2007 きのあうところ(長久手たいようの杜古民家・愛知) 2007 SHIMOTSUKI(ギャラリー余白・愛知) 2008 第4回東山魁夷記念「日経日本画大賞展」 (ニューオータニ美術館・東京) 2012 The 13th
Anniversary Pre Exhibition「KICKS」(Oギャラリーeyes・大阪) 2012 百華祭「タカシマヤのばら アートセッション」(日本橋高島屋・東京、他) 2012 BOTANICAL
EXHIBITION(L Gallery・愛知) 2012 伊藤若冲インスパイア作品展 (明治神宮外苑「TOKYO DESIGNERS
WEEK 2012」中央会場・東京) 2013 寺田コレクション展(東京オペラシティアートギャラリー・東京) 2013 密度ある時間−わたしの一点(織部亭・愛知) 2013 〜24名の作家による〜
今日の墨表現展(佐藤美術館・東京) 2013 日本の「妖怪」を追え!(横須賀美術館・神奈川) 2014 高島屋幻想博物館(高島屋各店・東京、大阪、京都、横浜、名古屋) 2014 豊田市デカスプロジェクト足助ゴエンナーレ(寿ゞ家・愛知) 2014 寺田コレクション(茨城県天心記念五浦美術館・茨城) 2015 笑う美術(茨城県近代美術館・茨城) 2015 わたしの一点 織部亭30年記念展(織部亭・愛知) 2015 異界へのいざない−妖怪大集合(茨城県天心記念五浦美術館・茨城) 2015 足助ゴエンナーレ(寿ゞ家・愛知) 2015 祥瑞図(日本橋高島屋・東京) 2016 春光図(日本橋高島屋・東京) 2016 夜想髑髏展(パラボリカ・ビス・東京、春秋荘・京都) 2016 足助ゴエンナーレ(寿ゞ家+地蔵堂庫裏・愛知) 2017 足助ゴエンナーレ(寿ゞ家・愛知) 2017 我輩の猫展(佐藤美術館・東京) 2018 脇田和×VOCA展(第一生命ギャラリー・東京) 2018 第37回 ふるさと知名人チャリティー色紙展(遠鉄百貨店・静岡) 2019 異界庭園(白鳥庭園・愛知) 2019 Creature展(L Gallery・愛知) 2019 闇黄泉茶会(春秋山荘・京都) 2019 第38回 ふるさと知名人チャリティー色紙展(遠鉄百貨店・静岡) ・受賞 1998 準朝日広告賞 2000 VOCA展2000 奨励賞 2008 日経日本画大賞展入賞 ・パブリックコレクション 第一生命 豊田市立美術館 |
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