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●四間丁 愛 Megumi Shikencho |
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作業現場 80.3×60.6cm カンヴァスにアクリル絵具 2020 |
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ライトアップ 162.0×130.3cm カンヴァスにアクリル絵具 2020 |
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order 130.3×162.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2020 |
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支所 65.2×53.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2020 |
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午後4時 18.0×14.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2020 |
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driver 22.7×15.8cm カンヴァスにアクリル絵具 2020 |
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■四間丁
愛 コメント [Artist
Statement] |
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街を歩けば、人物、風景などの情報が洪水のように氾濫している。ひとつひとつ精査する間も無く通り過ぎるだけの日常でしかなく、それらをつぶさに観察するには難しい。本当は一人一人の物語や顔があるのに、日常を歩いていると、そういう意識をずっと保っていられないこと、優しくなれないことが悲しい。すれ違う人々をただ視界を構成する部品として見てしまう。 しかしすれ違うだけの人々が、存在感を持った他人として立ち現れる瞬間がある。服装、髪型、特徴などの情報を言葉でメモし、その後に絵に起こす。しかしそれは完璧なイメージではなく、不安定な存在であり、記憶の穴がどうしても出来てしまう。その穴埋めの為、虚構を加え構成し直す。そして完成したものは虚構と事実が混在したいびつな塊だ。 それは真実ではない。立ち現れてくれたと思って、他人に投げかけた視線は散漫で曖昧で、その結果生まれたものはその人じゃない。わかったことはわからなかったという事実だ。けれど、わからなさの自覚は人を人として認識する始まりのような希望も感じている。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1989 富山県生まれ 2013 京都精華大学芸術学部版画コース卒業 2015 京都精華大学大学院博士前期課程芸術研究科版画分野修了 ・個展 2014 Galleryはねうさぎ(京都) 2017 Oギャラリーeyes(大阪) 2018 Oギャラリーeyes(大阪) 2019 ギャラリー恵風(京都) 2019 Oギャラリーeyes(大阪) ・グループ展 2013 KINOPRINT
2013(GALLERY ARTISLONG・京都) 2013 関西八芸術大学版画ポートフォリオ展(石田大成社文化ホール・京都) 2013 学生ヨル会議@アートch 持ち腐れだと、誰が言った。展 (つくるビル・京都) 2013 第38回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館・東京) 2014 SEIKA CERAMICS + PRINTMAKING(ギャラリー恵風・京都) 2014 第39回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館・東京) 2015 what I've
chosen | what I chose vol.3 (成安造形大学ギャラリーアートサイト・滋賀) 2015 New Print Artist 2015(Gallery Jin Esprit+・東京) 2015 セマンティックポートレイト3(Oギャラリーeyes・大阪) 2016 繕いの光景V−Beyond
the imagination and reality (Oギャラリーeyes・大阪) 2017 icon いま、人を描く。岡本里栄・四間丁愛 (成安造形大学ギャラリーアートサイト・滋賀) 2018 堅田*はまさんぽ〜アートでまち歩き〜 (堅田浜通り商店街および周辺・滋賀) 2020 日韓友好版画展(兵庫県立美術館ギャラリー棟3階・神戸) ・その他 2016 宵のサロン第16回「人―すがた
しぐさ こころ」にあわせて展示 (岡山大学 Junko Fukutake Hall・岡山) ・参考文献 「版画芸術」No.169 秋号「特集リトグラファー25人」(作品紹介) 安河内宏法:「icon いま、人を描く。岡本里栄・四間丁愛」展 記録冊子(テキスト) |
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