●The 20th Anniversary Exhibition 「続・絵画劇場」

 

 

■展覧会趣旨[Purpose of Exhibition

当画廊は19999月に開廊し、オープン記念展として「絵画劇場」を開催しました。作家も観者も共にオーディエンスという立場から「絵画」が写し出すものと展示空間で生じる体験的諸相を捉え、観客と舞台の関係になぞらえながら、日常とは異なる次元を開示する装置として、またその場でしか共有する事の出来ない価値を見い出す空間になればという趣旨のもと、6名の作家にご参加頂きました。本展「続・絵画劇場」も絵画を制作している作家7名に出品を依頼し、優れた作品により構成された空間を立ち上げ開幕致します。                      

OギャラリーeyesO Gallery co., ltd.

 

小川直樹 Naoki Ogawa

アクチノライトW

30.0×22.5cm カンヴァスに油彩 2019

少年と呼び声

35.3×30.3cm カンヴァスに油彩 2019

揺れる時間・積もる痕跡

38.0×45.7cm カンヴァスにアクリル絵具、水彩、他 2019

幻燈

51.0×39.5cm カンヴァスにアクリル絵具、水彩、他 2019

 

■小川直樹 略歴 [Artist Biography]

1984年、島根県生まれ。2008年、成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス研究生を修了。2008年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催)。2012年、Oギャラリー(東京)にて個展を開催(以降、同ギャラリーにて2015年、2017年に開催)。主なグループ展に、2005年、ART & CRITIC(成安造形大学ギャラリー/アートサイト・滋賀)。2007年、PIECES(海岸通りギャラリーCASO・大阪)。2010年、シェル美術賞2010(代官山ヒルサイドフォーラム・東京)。2011年、THE GALAXY−パラノイア銀河(Oギャラリーeyes・大阪)。2012年、KICKSOギャラリーeyes・大阪)。2012年、群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館・群馬)。2013年、DrawingExposed essence 2013Hydro」(Oギャラリー eyes・大阪)。2015年、琳派400年記念・京都新鋭選抜展2015(京都文化博物館・京都)。2015年、FACE2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)、2015年、トゥールビヨン13(Оギャラリーeyes・大阪)。2016年、FACE2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)にて“審査員特別賞”と“オーディエンス賞”を受賞。同年、シェル美術賞展2016(新国立美術館・東京)にて“グランプリ”を受賞。

 

児玉靖枝 Yasue Kodama

asile-karatachi 1

33.3×33.3cm カンヴァスに油彩 2019

asile-karatachi 3

33.3×33.3cm カンヴァスに油彩 2019

asile-karatachi 8

41.4×41.0cm カンヴァスに油彩 2019

 

■児玉靖枝 略歴 [Artist Biography]

1961年、兵庫県生まれ。1986年、京都市立芸術大学大学院美術研究科を修了。1986年、アートスペース虹にて、初個展を開催。以降、トアロード画廊(神戸)、石屋町ギャラリー(京都)、ギャラリー21+葉(東京)、東京画廊(東京)、セゾンアートプログラム・ギャラリー(東京)、Oギャラリーeyes(大阪)、MEM(東京)、松原通りギャラリーシルクロ(佐賀)等で、個展を開催。主なグループ展に、1992年、「筆あとの誘惑」−モネ、栖鳳から現代まで−(京都市美術館・京都)。1994年、VOCA`94(上野の森美術館・東京 ※以降`96 `97 `98年にも出品)、「光と影」−うつろいの詩学−(広島市立現代美術館・広島)。1995年、視ることのアレゴリー(セゾン美術館・東京)。1996年、水際−日本の現代美術展−(ヨコハマポートサイド ギャラリー・横浜)。1999年、現代日本絵画の展望(東京ステーションギャラリー・東京)。2002年、未来予想図−私の人生☆劇場(兵庫県立美術館・兵庫)。2007年、「DIALOGUES PaintersViews on the Museum Collection(滋賀県立近代美術館・滋賀)。2009年、LINK−しなやかな逸脱(兵庫県立美術館・神戸)。2010年、館蔵油彩名品展−資生堂ギャラリーと戦後の洋画と(資生堂アートハウス・静岡県)、プライマリー・フィールドU: 絵画の現在−七つの〈場〉との対話(神奈川県立近代美術館・神奈川)。2012年、新incubation4「ゆらめきとけゆく」展(京都芸術センター・京都)。2013年、プレイバック・アーティスト・トーク(東京国立近代美術館・東京)、2014年、クインテット−五つ星の作家たち(損保ジャパン東郷青児美術館・東京) 2015年、ほっこり美術館(横須賀美術館・神奈川)。2016年、身も心も!現代アートに恋い焦がれて−利岡コレクション+大分アジア彫刻展(大分県立美術館・大分)。2018年、モネ それからの100年(名古屋市美術館・愛知、横浜美術館・神奈川)。2019年、みつめる−見ることの不思議と向き合う作家たち(群馬県立館林美術館・群馬)、這是一個寧靜的地方 This Is A Quiet Place(堅山謙仰・台湾)等、他多数出品。

 

俵 萌子 Moeko Tawara

scene 3:11

72.8×91.0cm カンヴァスに油彩 2019

scene 6:14

14.0×17.9cm カンヴァスに油彩 2019

 

■俵 萌子 略歴 [Artist Biography]

1978年、静岡県生まれ。2001年、大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コースを卒業。2005年、Gallery H.O.T(大阪)にて初個展を開催。以降、Oギャラリーeyes(大阪)、Oギャラリー(東京)ギャラリーαM(東京)、GALLERY HASHIMOTO(東京)にて個展を開催。主なグループ展に、2005年、シェル美術賞展(代官山ヒルサイドフォーラム・東京)にて“尾崎信一郎審査員賞”を受賞。2006年、エラン(Oギャラリーeyes・大阪)。2007年、DrawingExposed essence 07Oギャラリーeyes・大阪)。2008 VOCA 2008 -新しい平面の作家たち-(上野の森美術館・東京)。2009年、Absolute basis 俵萌子と細田聡子の場合(Oギャラリーeyes・大阪)。2010年、トーキョーワンダーウォール公募2010(東京都現代美術館・東京)。2013年、FACE 2013損保ジャパン美術賞展(損保ジャパン東郷青児美術館・東京)。2016年、俵萌子とENK DE KRAMEROギャラリーeyes・大阪)、絵の旅(MA2 Gallery・東京)。2018年、輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

冨倉崇嗣 Takashi Tomikura

見えた時

72.7×91.0cm カンヴァスに油彩 2019

 

■冨倉崇嗣 略歴 [Artist Biography]

1979年、三重県生まれ。2002年、成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラスを卒業。2003年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催)。2003年、OギャラリーUPS(東京)、2007年、project N(東京オペラシティアートギャラリー・東京)。主なグループ展に、2002年、神戸アートアニュアル2002(神戸アートビレッジセンター・兵庫)。2003年、ARTISTS BY ARTISTS(六本木ヒルズ 森タワー・東京)。2005年、群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館・群馬)。2007年、Absolute basis 冨倉崇嗣とフジイ フランソワの場合(Oギャラリ−eyes・大阪)。2007年、HORS LIGNEGallery SATORU・東京)。2009年、drowning room(神戸アートビレッジセンター・兵庫)。2010年、Defending ZoneOギャラリーeyes・大阪)。2010年、SEIAN FRONTIER(成安造形大学 ギャラリーアートサイト・滋賀)。2013年、VOL.1 U35 CREATORS JAPAN EXHIBITION(みなとみらいギャラリー・横浜)、空想美術大賞展(伊藤忠青山アートスクエアー・東京、蔵丘洞画廊・京都)。2014年、Value added フロクノミリョク(Oギャラリーeyes・大阪)。2015年、 琳派400年記念・京都新鋭選抜展2015(京都文化博物館・京都)、The extracted element 2015Oギャラリーeyes・大阪)。2016年、DrawingExposed essence 2017「ガ○ダムを描く」(Oギャラリーeyes・大阪)。2018年、SOU-JR総持寺駅アートプロジェクト「やさしい贈り物」(JR総持寺駅構内自由通路・大阪)。2019年、realSOU#2SOU」のほんもの作品展(茨木市本町センター・大阪)等に出品。

 

中岡真珠美 Masumi Nakaoka

Still Life/Clasp#2

47.0×46.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2019

 

■中岡真珠美 略歴 [Artist Biography]

1978年、京都府生まれ。2004年、京都市立芸術大学大学院美術研究科を修了。2004年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。※以降、毎年同ギャラリーで個展を開催。2005年、project N(東京オペラシティアートギャラリー・東京)。2008年、INAXギャラリー2(東京)、第一生命南ギャラリー(東京)。2009年、view point(アートフロントギャラリー・東京)※以降、同ギャラリーにて継続的に個展を開催。2016年、チェンマイにあるgallery seescape(タイ)にて個展を開催。主なグループ展に、2003年、トゥールビヨン(Oギャラリーeyes・大阪)。2004年、神戸アートアニュアル2004-トナリノマド(神戸アートビレッジセンター・神戸)。2005年、第一回倉敷現代美術アート・ビエンナーレ(倉敷市立美術館・岡山)では“準グランプリ”を受賞。2007年、VOCA2007(上野の森美術館・東京)では“佳作賞”を受賞。2012年、新鋭各賞受賞作家展「New Contemporaries」(京都市立芸術大学ギャラリーアクア・京都)。2014年、DepthOギャラリーeyes・大阪)、震災から20年震災 記憶 美術(BBプラザ美術館・神戸)。2016年、Ngon Lam(フエ大学・ベトナム)Semi(チェンマイ大学ギャラリー・タイ)。2017年、Art Stage Singapore 2017Marina Bay Sands・シンガポール)、Expozite Internationala de Arta Contemporana(サトゥマーレ美術館・ルーマニア)等に出品。同年、第35回京都府文化賞にて「奨励賞」を受賞。

 

西村みはる Miharu Nishimura

空気を身体で

64.0×101.0cm 和紙にオイルスティック 2019

肌にしみわたるような

10.5×15.0cm 和紙にオイルスティック、木炭 2019

 

■西村みはる 略歴 [Artist Biography]

1974年、大阪生まれ。1997年、大阪芸術大学芸術学部美術学科を卒業。2000年にOギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。※以降、同ギャラリーにて継続的に開催。2002年、OギャラリーUPS(東京)。2003年、アートスペース虹(京都)にて個展を開催。主なグループ展に、1999年、絵画劇場(Oギャラリーeyes・大阪)。2000年、誘発の相貌(Oギャラリー・東京)、2001年、波走の紡ぎ(Oギャラリーeyes・大阪)。2002年、ボーダー・見えるものと見えないもの(マサシ・ヤマギャラリー・東京)。2005年、SOURA05Oギャラリーeyes・大阪)。2007年、In MotionOギャラリー・東京)。2009年、第1 YOKOHAMA ART DOMAIN展(横浜赤レンガ倉庫・横浜)。2011年、SOURASAISAI展(Oギャラリーeyes・大阪)。2012年、ドラッグ&ドロップ(Oギャラリーeyes・大阪)。2013年、Kyoto Current 2013(京都市美術館別館・京都)。2014年、Absolute basisOギャラリーeyes・大阪)。2018年、輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

山景美季 Miki Yamakage

舞台

60.6×72.7cm カンヴァスに油彩 2019

行方不明

31.8×41.0cm カンヴァスに油彩 2019

 

■山景美季 略歴 [Artist Biography]

1977年、大阪府生まれ。1997年、京都芸術短期大学造形芸術学科美術専攻を卒業。1999年、京都芸術短期大学専攻科美術専攻修了。2002年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以後、同ギャラリーにて毎年個展を開催)2004年、OギャラリーUP・S(東京)、2008年及び2010年、ギャラリー恵風(京都)にて個展を開催。主なグループ展に、2000年、2人展(立体ギャラリー射手座・京都)。2001年、想野の波紋(Oギャラリーeyes・大阪)。2002年、プライマリー ステートメント5Oギャラリーeyes・大阪)。2004年、第2UI Wang国際プランカードアート2004(イワン市ぺギュン湖岸・韓国)。2006年、エラン(Oギャラリーeyes・大阪)。2007年、裏・アートマップ2007(京都芸術センター・京都)。2010年、KANTAN2010 現代美術-平面・立体-展(西宮市立市民ギャラリー・兵庫)。2012年、ドラッグ&ドロップ(Oギャラリーeyes・大阪)。2015年、いまここを生きるアーティスト2015(ギャラリー枝香庵・東京)等に出品。

 

Oギャラリーeyes HOME