|
|
●Tourbillon 17(トゥールビヨン17) Part 1 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
■展覧会趣旨 [Purpose of Exhibition] |
|
トゥールビヨン(tourbillon:フランス語で“うずまく”)と題されたこの展覧会は、現在の様々な動向に視野を向けながら、社会の中での関係性や可能性を探り、絵画という媒体の中で求心的に模索することで、自らの方向性や在り方を力強く示そうとする若手作家に注目し展覧会を構成します。 【トゥールビヨンは、時計の仕組みでテンプや脱進機を丸ごと回転させて、重力による負担を低減させるシステムの名称です。普段、重力の束縛から逃れることが出来ない日常から、わずかでも解放されるような感覚を喚起出来ればという願いからこのタイトルが付けられました】 Oギャラリーeyes(O Gallery co., ltd.) |
|
|
|
●内野小春 Koharu
Uchino |
|
|
|
滝にみる 162.0×140.0cm カンヴァスに油彩 2019 |
|
|
|
花はらっぱ 31.8×24.8cm カンヴァスに油彩 2019 |
|
|
|
跳ぶはらっぱ 192.0×160.0cm カンヴァスに油彩 2019 |
|
|
|
隣の顔 27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2019 |
|
|
|
オブジェ 3 31.8×24.8cm カンヴァスに油彩 2019 |
|
|
|
■内野小春 コメント [Artist Statement] |
|
「目でモノを捉えること・記憶すること」の曖昧さ、揺らぎに興味がある。 日常のサイクルには溶け込まない、”起こったかもしれない” 非日常的な記憶のイメージを、実際に触れることのできる質感をもって再現し描いている。
骨のない立体物に、特定の質感を纏わせることで、記憶の不確かさを補完できると考える。 触れて存在を確かめることができる物体と、記憶にしかない曖昧なイメージとを、行き来しながら制作している。 |
|
■略歴 [Artist Biography] |
|
1995 徳島県生まれ 現在 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻在籍
・個展 2019 右手のおどり(京都市立芸術大学小ギャラリー・京都) ・グループ展 2018 絵画に首ったけ(京都市立芸術大学大ギャラリー・京都) |
|
|
|
●清水彩瑛 Sae Shimizu |
|
|
|
眩ます窓:かんかくの記録a-1 120.0×140.0cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
眩ます窓:かんかくの記録a-2 120.0×140.0cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
とろけるかばん:かんかくの記録c-2 35.0×45.5cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
とろけるかばん:かんかくの記録c-1 35.0×45.5cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
とろけるかばん:かんかくの記録c-3 35.0×45.5cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
舞う化粧筆:絵日記1 21.0×15.0cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
舞う化粧筆:絵日記3 21.0×15.0cm カンヴァスにパステル、透明水彩、アクリル絵具、他 2019 |
|
|
|
■清水彩瑛 コメント [Artist Statement] |
|
身の回りにある何気ないものに、ふと愛おしさを感じる瞬間がある。 その瞬間には、『もの』が一体何物であったかも忘れ、記憶喪失のまま、ただ愛しいと感じた何かを見つめることに夢中になってしまう。 ある日、『もの』に関わる時間や場所、周りの状況すべてに心を惹かれた私は、見たものを忘れないようにメモやドローイングをして、色やかたちを覚える。その後、しばらく何度も同じ場面を思い返し続ける。 そうしてキャンバスの前に立つ。集めた手掛かりとかんかくを頼りに描き始める。 |
|
■略歴 [Artist Biography] |
|
1995 滋賀県生まれ 2018 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業 現在 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画在籍 ・グループ展 2016 しりとり展(アートギャラリー北野・京都) 2016 かたちの色(京都市立芸術大学講義棟・京都) 2016 paraiso!(ギャラリー円町・京都) 2016 陸の孤島(京都市立芸術大学小ギャラリー・京都) 2017 かたちの色(ギャラリーTake two・京都) 2018 HOIOKI(京都市立芸術大学講義棟・京都)
2018 DOCA(京都市立芸術大学大ギャラリー・京都) 2019 From the
Youth(青春画廊千北/日曜日のBar・京都) ・受賞 2018 清須市第9回はるひ絵画トリエンナーレ(佳作) |
|
|