松田豊美 Toyomi Matsuda

 

The very thing2019-06

130.3×194.0cm カンヴァスに油彩 2019

The very thing2015-01

130.3×162.0cm カンヴァスに油彩 2015

The very thing2019-05

162.0×130.3cm カンヴァスに油彩 2019

The very thing2019-04

162.0×130.3cm カンヴァスに油彩 2019

The very thing2018-04

130.3×97.0cm カンヴァスに油彩 2018

The very thing2019-11

31.8×41.0cm カンヴァスに油彩 2019

The very thing2019-01

45.5×53.0cm カンヴァスに油彩 2019

The very thing2019-03

45.5×53.0cm カンヴァスに油彩 2019

The very thing2019-07

24.2×33.3cm カンヴァスに油彩 2019

 

 ■松田豊美 コメント  [Artist Statement]

油絵の具の偶然とひらめき

色をキャンバス に置く確信と また偶然と、、、

頭の中でイメージしたものを描き表す作業では無く

瞬時に浮かんだそこに置きたい絵の具を作りのせる

色 絵具の濃度 ストローク 筆の運び

無限に自由にできる仕事

その時 素直に出てくる画面を出す

私が生きていて見ている世界

天と地があり 空気と空間と水分と風と音 光などの体感

それらが自然と画面に出ているのではないかと思う

多様な価値観の中、誰一人同じ感覚を共有できない

(それを図ることもできない)

そんな中、絵具とキャンバス と私が心を動かし出来た色や筆跡は

何か共通して感じてもらえるものがあるのではないか

キャンバスの画面の中でどうなっているのか

ただそこに着目して 描き進める

何かに見える ではなく

“そのもの”を観たい 観せたい

私が観たい空間

しだいに育つように出来上がっていく画面

油絵の具で描くことが生きていく上で必要な基軸になり

力になっている

今この時代でこの方法で自分が描けるのはとても幸せ

そして生きるための安心を得る

出来る限り多く深く軽やかに作り続けたい

 ■略歴  [Artist Biography]

1970 大阪府生まれ

1993 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業

 

・個展

1996 番画廊(大阪)

1996 CUBIC GALLERY(大阪)

1997 CUBIC GALLERY(大阪)

1999 ラポギャラリー(大阪)

1999 CUBIC GALLERY(大阪)

2004 CUBIC GALLERY(大阪)

 

・グループ展

1995 HATCH PATCH展(ESPACE446・大阪)

1998 光脈の湧出(Oギャラリー・東京)

1998 PAINTINGCUBIC GALLERY・大阪)

1998 CCD−あるいは眼球としての身体−(gallery coco・京都)

1999 3WEEKS FOR 20PAINTINGSgallery coco・京都)

2002 PAINTINGCUBIC GALLERY・大阪)

2003 land-scapeCUBIC GALLERY・大阪)

2005 第1回倉敷現代アートビエンナーレ・西日本(倉敷市立美術館・倉敷)

2007  VOCA2007 現代美術の展望−新しい平面の作家たち

(上野の森美術館・東京)

2007  Paintings 2007CUBIC GALLERY・大阪)

 

・参考文献

山本淳夫:月刊「美術手帖」19965月号(レビュー)

山本淳夫:「CCD−あるいは眼球としての身体−」gallery coco 1998(テキスト)

山本淳夫:「VOCA2007」カタログ(テキスト)

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