児玉靖枝 Yasue Kodama 「Asyl

 

asyl 9

130.3×97.0cm カンヴァスに油彩 2018

asyl 11

145.5×194.0cm カンヴァスに油彩 2018

asyl 6

116.7×80.3cm カンヴァスに油彩 2018

asyl 7

116.7×80.3cm カンヴァスに油彩 2018

asyl 10

130.3×162.0cm カンヴァスに油彩 2018

asyl 10 (部分)

natura morta

15.8×22.7 cm カンヴァスに油彩 1988

natura morta 89-32

41.0×60.6cm カンヴァスに油彩 1989

untitled Dec.1.1990

31.8×41.0cm カンヴァスに油彩 1990

untitled Nov.19.1990

22.0×27.3cm カンヴァスに油彩 1990

 

 ■児玉靖枝 コメント  [Artist Statement]

閑静な住宅街の一角

わずか一坪ほどの前庭に幾種もの植物が共存している。

その濃密さは装いを超えて、ある種の反社会的振る舞いとして迫ってくる。

シンギュラリティ

主人の思惑に関わらず、

草木は与えられた環境の中で、

寄り添い、争い、個々の花を咲かせる。

 

asyl−自由領域

 

心地良さと心地悪さ

光と闇

内と外

実と虚

 

相反する感覚が共在する世界へのまなざしの内に絵画行為があるように。

 ■略歴  [Artist Biography]

1961年、兵庫県生まれ。1986年、京都市立芸術大学大学院美術研究科を修了。1986年、アートスペース虹にて、初個展を開催。以降、トアロード画廊(神戸)、石屋町ギャラリー(京都)、ギャラリー21+葉(東京)、東京画廊(東京)、セゾンアートプログラム・ギャラリー(東京)、Oギャラリーeyes(大阪)、MEM(東京)、松原通りギャラリーシルクロ(佐賀)等で、個展を開催。主なグループ展に、1992年、筆あとの誘惑−モネ、栖鳳から現代まで−(京都市美術館・京都)。1994年、VOCA 1994(上野の森美術館・東京 ※以降`96 `97 `98年に出品)、光と影−うつろいの詩学−(広島市立現代美術館・広島)。1995年、視ることのアレゴリー(セゾン美術館・東京)。1996年、水際−日本の現代美術展−(ヨコハマポートサイド ギャラリー・横浜)。1999年、現代日本絵画の展望(東京ステーションギャラリー・東京)。2002年、未来予想図−私の人生☆劇場(兵庫県立美術館・神戸)。2007年、「DIALOGUES PaintersViews on the Museum Collection(滋賀県立近代美術館・滋賀)。2009年、LINK−しなやかな逸脱(兵庫県立美術館・神戸)。2010年、館蔵油彩名品展−資生堂ギャラリーと戦後の洋画と(資生堂アートハウス・静岡)、プライマリー・フィールドU: 絵画の現在−七つの〈場〉との対話(神奈川県立近代美術館・神奈川)。2012年、新incubation4「ゆらめきとけゆく」展(京都芸術センター・京都)。2013年、プレイバック・アーティスト・トーク(東京国立近代美術館・東京)、2014年、クインテット−五つ星の作家たち(損保ジャパン東郷青児美術館・東京)。 2015年、ほっこり美術館(横須賀美術館・神奈川)。2016年、身も心も!現代アートに恋い焦がれて−利岡コレクション+大分アジア彫刻展(大分県立美術館・大分)。2018年、モネ それからの100年(名古屋市美術館・愛知、横浜美術館・神奈川)等、他多数出品。

Oギャラリーeyes HOME