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●成山亜衣 Ai Nariyama |
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ぬたば言葉 162.0×210.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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魔法のじゅうたん 170.0×180.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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正体みたり 103.0×146.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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脳みそ冬眠中 110.0×127.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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冷たい二人 124.0×160.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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暗記したい記憶 33.5×22.5cm カンヴァスにアクリル絵具 2017 |
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朝のトリミンチ 16.0×23.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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エセシロクマ 19.0×33.5cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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イヤリング 23.0×23.0cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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メロンソーダ 16.0×27.5cm カンヴァスにアクリル絵具 2018 |
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■成山亜衣 コメント [Artist Statement] |
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“お約束の説明的イメージ”というものは、安心と束縛を与えるコルセットの様で面白い。 例えば、失恋女＝雨でズブ濡れ、酔っぱらい＝額にネクタイ…というようなモノが挙げられるが、その様な無数のお約束イメージが面白いというわけではない。 ＝で表される“といえば” の部分が、見る側と見せる側との間に暗黙の了解として存在しており、それにより、対象と内容と手法の関係性が固定され、自ずと私達の思考は、身動き出来ぬよう羽交い締めにされている。その事が、なんとも面白いのである。 そんな事をいうと貴方は、当り前と思っているイメージは、実は無意識の内に刷り込まれていたモノで、それにメスを入れたいのかしら…と先回りして解釈するかもしれないが、それは違うのである。寧ろ私は、既存のイメージを快く受け入れたい…と考えている。 ただ、イメージにおける対象と内容と手法の関係性を歪ませ、物語をなぞる典型的な具象絵画の見方を肯定した上で、その典型的な具象絵画の見方から逸脱出来ないかと試みている。 今回の作品でいうと、サボテンに串刺しの熊＝母親というものは子供の犠牲になっている事を表しているのだ、恋人達の愛が溢れたベッド＝恋人達の関係性が冷え切った状態を表したいのだ…早々と終止符を打ちたくなる。だがもし、終止符を打つ前に、母熊ではなく毛皮のように見える事、氷の中でただ爆睡しているようにみえる事が、対象と内容と手法の関係性を歪める要因になり、もし腑に落ちない状態になったなら、本望だ。なぜなら、腑に落ちない状態は、つまり、イメージにおけるコルセットが緩まった状態であり、その状態を体感してもらえたのではないかと考えるからである。 私は、貴方の手を引いて連れ回す事はしない。貴方が着地しやすい所だけには着地出来ぬようイメージ構成している。“自由という喜ばしい不安の作成”を作品内容の核とし、それに技法を絡めながら制作している。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1983 大阪府生まれ 2007 京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野卒業 2009 京都市立芸術大学大学院版画専攻修了 ・個展 2010 Oギャラリーeyes（大阪） 2011 Oギャラリーeyes（大阪） 2012 Oギャラリーeyes（大阪） 2013 Oギャラリーeyes（大阪） 2013 Oギャラリー（東京） 2014 Oギャラリーeyes（大阪） 2015 Oギャラリーeyes（大阪） 2016 Oギャラリーeyes（大阪） 2017 Oギャラリーeyes（大阪） 2018 Oギャラリー（東京） ・グループ展 2005 第30回全国大学版画展（町田市立国際版画美術館・東京） 2006 第31回全国大学版画展（町田市立国際版画美術館・東京） 2006 Art Com 2006（私のしごと館・京都） 2006 Open Studio Program! 2006（京都嵯峨芸術大学・京都） 2006 thinking print vo.1（京都嵯峨芸術大学・京都） 2007 Porto di
Stampa（アートゾーン神楽岡・京都） 2007 Dreaming（アートコンプレックス・センター・東京） 2008 thinking
print vo.3（京都嵯峨芸術大学・京都） 2009 トゥールビヨン７（Oギャラリーeyes・大阪） 2009 AMUSU ARTJAM 2009 in kyoto（京都文化博物館・京都） 2009 気持ちの奥にあるものPresent
Spirit（ギャラリーモーニング・京都) 2010 未来は僕らの手の中（Oギャラリーeyes・大阪） 2010 トーキョーワンダーウォール2010（東京都現代美術館・東京） 2011 プレゼントスピリット（ギャラリーモーニング・京都） 2012 トーキョーワンダーウォール2012（東京都現代美術館・東京） 2012 The 13th Anniversary Pre
Exhibition ｢KICKS｣ （Oギャラリーeyes・大阪） 2015 FACE（ギャラリーモーニング・京都） 2015 演画･中の島ブルース（ギャラリーモーニング・京都） 2016 Enigmatic
behavior−なんで年寄って真夏に熱いお茶を好んで飲む？（Oギャラリーeyes・大阪） 2016 植木鉢のある風景（ギャラリーモーニング・京都） 2017 トゥールビヨン0（Oギャラリーeyes・大阪） 2017 シェル美術賞2017（新国立美術館・東京） ・パブリックコレクション 京都嵯峨芸術大学版画研究 |
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