佐野綾香 Ayaka Sano

 

花U

72.7×60.6cm カンヴァスに油彩 2018

無題U

60.6×72.7cm カンヴァスに油彩 2018

無題T

45.5×53.0cm カンヴァスに油彩 2018

Heineken

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2018

花と空き缶

41.0×31.8cm カンヴァスに油彩 2018

花と空き缶U

45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2018

花と空き缶W

45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2018

花と空き缶V

45.5×38.0cm カンヴァスに油彩 2018

花と瓶

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2018

neuhaus

27.3×27.3cm カンヴァスに油彩 2017

花T

60.6×50.0cm カンヴァスに油彩 2018

Chimes

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2018

 

 ■佐野綾香 コメント  [Artist Statement]

モチーフを表現するのに最適な方法は何か手探りしながら描いています。

おもなモチーフは、思い入れのある瓶や箱などの雑貨です。

今回は実験として、花をモチーフに選びました。

選んだ理由は、大きなエネルギーを持っているものの力を借りてみようという、思いつきです。

花を描いたことは過去にもあるのですが、きちんと向き合ったのは初めてだったように思います。

多くの人がそうだと思うのですが、花を見る時、無意識に自分の中で形や規則性を与えています。

その、一枚フィルターを通した状態が、自分が魅力を感じているモチーフの姿であり、形にしたい図像です。

「目の前にあるこの花は自分の頭の中でどんな姿なのか」を観察して絵にしました。

箱や瓶でも同じやり方で描いているのですが、花はこの手法を通すのがたいへん難しく感じました。

そもそも花を描くにあたって、自分の頭の中でどんな姿なのかを観察して表現する事は基本なのです。

でなければ絵の具で花の姿を捉えることはできません。

恥ずかしながら、描き始めてからそんなことに気付きました。

間違えると途端に絵から意志が消えます。

そうなったら絵の具を拭き取って、もう一度描きなおします。

花の絵が普遍的で愛される理由が分かる経験でした。

 ■略歴  [Artist Biography]

1992 兵庫県生まれ

2016 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

 

・個展

2017 Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2014 Linksにラクガキ!(Linksギャラリースペース・大阪)

2014 ゆはん展(ギャラリー空・鍵屋・京都)

2014 トゥールビヨン12Oギャラリーeyes・大阪)

2016 The extracted element 2016Oギャラリーeyes・大阪)

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