大田原 桜子 Sakurako Ohtawara

 

stone

91.0×91.0cm カンヴァスに油彩 2018

step

91.0×91.0cm カンヴァスに油彩 2018

ring

91.0×91.0cm カンヴァスに油彩 2018

island

162.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2018

ribbon1

62.0×162.0cm カンヴァスに油彩 2018

ceiling

32.0×32.0cm カンヴァスに油彩 2018

hill

32.0×32.0cm カンヴァスに油彩 2018

phone

32.0×32.0cm カンヴァスに油彩 2018

 

 ■大田原 桜子 コメント  [Artist Statement]

気になった形のものがあるとついつい、ぼうっと見つめてしまう癖があることに気が付いた。

それは身の回りのよく使うものやよく目にする建物、食べかけの食べ物だったりする。

そのものの用途や意味を追い出して、ただそのかたちの輪郭をなぞるように眺めていると、だんだん頭の中にそのかたちが浮かび上がる。

厚み、奥行、影、境界線、それらがいったんフラットになる。

やがてそれは元のものから離れ、私の中で新しいかたちとして現れた。

 

見上げるほど巨大なものもあれば遠近感が狂って大きさがわからないものもあった。

表面の質感まで感じるものもあればもやもやと曖昧な境界線を持ったものもあった。

つかみどころのない奥行きを持ったかたちは、とても魅力的に思えた。

 

頭の中に漂っているかたちはキャンバスの上で動き回り、好き勝手に飛び跳ねる。

私はそれを捕まえるために、筆を走らせている。

 ■略歴  [Artist Biography]

1991 兵庫県生まれ

2015 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業

2017 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了

 

・個展

2016 Oギャラリーeyes(大阪)

2016 Childish(京都市立芸術大学小ギャラリー・京都)

2017 Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2014 CAUSE ON THE SURFACE 4Oギャラリーeyes・大阪)

2017 Drawing-Exposed essence 2017「ガ○ダム」を描く

Oギャラリーeyes・大阪)

 

・受賞

2014年度京都市立芸術大学作品展(市長賞)

 

・パブリックコレクション

藍野大学

京都銀行

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