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●大野浩志 Hiroshi Ohno |
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因果律 2017A(右) 因果律 2017B(左) 各40.0×40.0cm 木に油彩、彫刻 2017 |
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在り方・現れ方
2017-I W25.0×D2.8×H29.3cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-H W10.0×D2.8×H28.2cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-G W25.0×D3.0×H25.0cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-A<タテ> (右) W9.0×D9.0×H65.0cm 木を腐敗、油彩 2015〜2017 在り方・現れ方
2017-B<ヨコ> (左) W65.0×D9.0×H9.0cm 木を腐敗、油彩 2015〜2017 |
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在り方・現れ方 2017-A<タテ> (部分) |
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在り方・現れ方
2017-M<青/金> (右) 在り方・現れ方
2017-L<青/金> (左) 各W9.0×D13.0×H3.5cm 陶に塗料、油彩 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-K<三態> 44.0×56.2cm木に塗料、油彩2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-F W7.4×D4.3×H11.9cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-E W9.0×D5.5×H9.0cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-D W10.0×D6.8×H7.4cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-C W12.9×D3.3×H29.9cm 木を腐敗、油彩 2015〜2017 |
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在り方・現れ方
2017-P(右) 2017-O(中) 2017-N(左) 各W10.1×D9.7×H 9.0〜12.2cm 木を腐敗・油彩、アクリル板 2015 |
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在り方・現れ方
2017-O W10.1×D9.7×H10.8cm 木を腐敗・油彩、アクリル板 2015〜2017 |
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私の死後の在り方・現れ方<写真> 44.0×36.3cm 写真、木製フレームに油彩 2017 |
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私の死後の在り方・現れ方<立体> W12.5×D12.5×H22.2cm 鉄に油彩、雨曝し 2014〜2017 |
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私の死後の在り方・現れ方<立体> (部分) |
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在り方・現れ方
2017 PW-1 27.0×22.0cm 商品パッケージ、燃焼 2017 |
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在り方・現れ方
2017 PW-2 22.0×27.0cm 商品パッケージ、褪色 2016〜2017 |
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在り方・現れ方
2017 PW-3 22.0×27.0cm 商品パッケージ、摩耗 2017 |
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在り方・現れ方
2017 PW-4 22.0×27.0cm 商品パッケージ、圧潰 2017 |
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在り方・現れ方
2017-J W2.3×D12.5×H12.5cm 木に油彩、バーナーで燃焼 2016〜2017 |
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■大野浩志 コメント [Artist Statement] |
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私の死後の「在り方・現れ方」 「作者亡き後の作品はどのような境遇に晒されるのだろうか。」 美術家ならば誰しもそういったことを考えたことがあるのではないだろうか。もし、この世界から私が消え去ったとして、私を喪失した世界は何一つ変わらずに時を重ねていくことだろう。しかし私にとっての世界は私と共に確実に消滅する。 私の死後の「在り方・現れ方」というテーマの写真を撮るために兵庫県の須磨海岸に三度出向いた。撮影した画像は800枚近くに及んだ。その中からたった一枚の写真を選んで今回の個展で展示している。選ばれなかった多くの写真は決してNGという訳ではなく、それぞれが必然的な瞬間を凍結した画像として私の意識の中にある。私が選んだ一枚の写真が他より優れたものであるという判断を下した訳では無い。すべては等価である。 今回の被写体は鉄製のオブジェである。そのオブジェは自宅の敷地内で約三年の間、雨曝しのまま放置しておいたものである。鉄は錆び、絵具は剥がれ褪色している。そのオブジェを砂浜の波打ち際に置いて海を背景に撮影した。同じアングルで何度も何度もシャッターを切った。想定としての私の死後、砂浜に放置されたオブジェは新たな時を刻みながら妙に活き活きとしているように私には見えた。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1961 大阪府生まれ 1984 大阪芸術大学芸術学部工芸学科卒業 ・個展 1985 不二画廊(大阪) 1987 大阪立現代美術センター(大阪) 1989 信濃橋画廊(大阪) 1990 信濃橋画廊(大阪) 1991 信濃橋画廊(大阪) 1992 信濃橋画廊(大阪) 1993 信濃橋画廊(大阪) 1993 MAT(愛知) 1994 MAT(愛知) 1995 MAT(愛知) 1995 CUBIC GALLERY (大阪) 1996 MAT(愛知) 1997 CUBIC GALLERY(大阪) 1998 CUBIC GALLERY(大阪) 1999 CUBIC GALLERY(大阪) 2000 CUBIC GALLERY(大阪) 2002 CUBIC GALLERY(大阪) 2003 CUBIC GALLERY(大阪) 2004 CUBIC GALLERY(大阪) 2005 CUBIC GALLERY(大阪) 2010 ソフトマシーン美術館(香川) 2011 ソフトマシーン美術館(香川) 2011 CAS(大阪) 2013 Oギャラリーeyes(大阪) 2014 Oギャラリーeyes(大阪) 2015 Oギャラリーeyes(大阪) 2017 Oギャラリーeyes(大阪) ・グループ展 1986 15人の造型(大阪立現代美術センター・大阪) 1987 DEAD HEAT IN SUMMER `87(信濃橋画廊・大阪) 1987 第4回プサンビエンナーレ(釜山市・韓国) 1990 いま絵画はOSAKA `90(大阪立現代美術センター・大阪) 1992 アート・ナウ `92(兵庫立近代美術館・兵庫) 1993 大野浩志・丸山直文 二人展(MAT・愛知) 1994 時間/美術 20世紀美術における時間の表現 (滋賀立近代美術館・滋賀) 1994 MAT5人展(MAT・愛知) 1996 絵画の構造「一色一形態」(文房堂ギャラリー・東京) 1997 今日のドローイング展 `97(信濃橋画廊・大阪) 1997 Paintings/Drawings 4(CITY GALLERY I・M・大阪) 2000 柏原孝昭コレクション/絵画−未来へ(gallery COCO・京都) 2007 美の冒険者たち(なんばパークスホール・大阪) 2010 一日だけの展覧会(信濃橋画廊・大阪) 2011 大阪芸術大学美術学科作家展(京都東急ホテル<kazahana>・京都) 2011 昭和は遠くなりにけり(CAS・大阪) 2012 パイロットプラント展「私の恥ずかしい作品」(CAS・大阪) 2012 COVER(CAS・大阪) 2012 コレクションVol.1(ソフトマシーン美術館・香川) 2013 パイロットプラント展「Japanese identity」(CAS・大阪) 2013 Drawing−Exposed essence 2013「Hydro」(Oギャラリーeyes・大阪) 2014 パイロットプラント展「Drawings Exhibition」(CAS・大阪) 2015 パイロットプラント展「PAPER」(CAS・大阪) 2015 コレクションVol.2(ソフトマシーン美術館・香川) 2016 パイロットプラント展「赤」(CAS・大阪) 2016 Enigmatic behavior−なんで年寄って真夏に熱いお茶を好んで飲むの? (Oギャラリーeyes・大阪) 2017 パイロットプラント展「Marcel Duchampに」(CAS・大阪) 2017 日韓交流展「モノと精神」(CASO・大阪) |
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