●Tourbillon 0 (トゥールビヨン ゼロ)

 

 

■展覧会趣旨[Purpose of Exhibition

トゥールビヨン(tourbillon:フランス語で“うずまく”)と題されたこの展覧会は、Oギャラリーeyesにて2003年より毎年開催され、若手を中心にこれまで多くのアーティストの方に出品して頂きました。当画廊のグループ展の中で最も長いあいだ運営され、後にOギャラリーeyesの展覧会運営や方向性に大きな影響を与えてきたことから、今一度これまでの流れと現在の傾向等をかたちにする機会があればという狙いから企画致しました。本展では、近年当画廊での発表に加え、めざましい活躍を見せる作家を中心に出品を依頼し展覧会を開催致します。

OギャラリーeyesO Gallery co.,ltd.

■展覧会テキスト[Text]

トゥールビヨン0

平田剛志(美術批評)

 

時計を見たとき、時刻がズレていることがある。なかでも腕時計は装着時の体勢が一定でないため、重力による誤差(姿勢差)が生じやすい。そこで、姿勢差を低減させるために考案されたのが、脱進機の構造全体を回転させるトゥールビヨン(Tourbillon「うずまく」を意味するフランス語)である。これにより腕時計はそれ自体の内部構造により、重力からの影響を抑えるのである。

2003年からOギャラリーeyesで始まった「トゥールビヨン」展は、この言葉を起点に、「イメージと表面の現れ方に求心的な力を感じさせる」若手作家を紹介するシリーズ企画である。毎年4人の作家を2期に分けて開催し、これまで56人が展示を行ってきた。本展「トゥールビヨン0」は、同展の過去の出品作家から選抜された17名による総集編である。

本シリーズを振り返り、共通点を挙げるのは難しい。これまでの出品作家は、出身地や経歴、作風もさまざまである。強いてあげれば、本展が時計の機構に由来している点を踏まえて、「過去」への志向が指摘できる。これまでのコメントから言葉を拾うと、「自身を構成するもの(土地や風景や記憶)を改めて捉え」る小川直樹、「見た時に感じていた感覚(温度や匂い、質感)は失われ、そのものの「澱(おり)」のような物が残っている」片山浩、「「色々あるなぁ」を「色々あったなぁ」へ変換する、前向きな埋葬をしている」高野いくの、「時代劇ドラマの夜のシーンを見た時に、その暗がりに意識を惹きつけられ懐かしさのような感情が湧く」古川松平などの言葉からは、過去の経験、記憶へと遡行、回帰し、描かれた絵画だと言えるだろう。

時計は現在時を指す。だが、「トゥールビヨン」展で感じるのは、時計の時刻がズレている、「過去」だと感じた時の「揺らぎ」ではないか。現在時刻に不安や疑念が湧くようなあの瞬間と違和感は、絵画を見るときに体験する不可思議な感覚に通じる。それは、安定していた現在という時刻が逸れ、重力が揺らぐ体験である。

ゆえに、展覧会を見るときは時計を外すべきである。時間を気にしてはいけない。「いま」という時間を意識せず「うずまき」に身をまかせること。時計を外し、絵画を通じて「現在」を感じ(させ)ること。その時、絵画は時計のように、私たちに今を生きているということを感じさせる。本物の絵画は時流から外れても、いつも「現在」を生きているのだから。

 

安藤 智 Tomo Ando

dog

33.3×24.2cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1979年、大阪府生まれ 。2004年、京都嵯峨芸術大学附属芸術文化研究所研究生修了。2004年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。以降、 OギャラリーUPS(東京)、オソブランコ(大阪)、PUNCTUM(東京)、neutron kyoto(京都)、ミミヤマミシン(大阪)、iTohen(大阪)、カフェ&ブックス ビブリオテーク大阪・梅田店(大阪)、la galerie(大阪)、Nidi gallery(東京)、hitoto(大阪)、SUNNY BOY BOOKS(東京)等で個展を開催。 主なグループ展に、2003年、ART CAMP IN CASO(海岸通ギャラリーCASO・大阪)、UnnaturalOギャラリー・東京)。2004年、トゥールビヨン2Oギャラリーeyes・大阪)。2005年、2005新鋭美術選抜展(京都市美術館・京都)、Between the scene and the formOギャラリーeyes・大阪)。2007年、シェル美術賞展2007(代官山ヒルサイドフォーラム・東京、他) ※以降、`08出品。2014年、第7回 協同企画公募展 ONSA 立体部門(Black bird White bird・京都)。2015年、iTohen 新春企画展(iTohen・大阪)、第8回 協同企画公募展 ONSA 平面部門(hitoto・大阪)、shape 自然のかたち(ウレシカ・東京)等に出品。

 

小川直樹 Naoki Ogawa

アクチノライト

27.3×27.3cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1984年、島根県生まれ。2007年、成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業。2008年、成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス研究生修了。2010年、第25回ホルベインスカラシップ奨学生。2008年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催)。2012年、Oギャラリー(東京)にて個展を開催(以降、同ギャラリーにて2015年、2017年に開催)。主なグループ展として、2005年、ART & CRITIC(成安造形大学ギャラリー/アートサイト・滋賀)。2007年、PIECES(海岸通りギャラリーCASO・大阪)。2010年、シェル美術賞2010(代官山ヒルサイドフォーラム・東京)。2011年、THE GALAXY−パラノイア銀河(Oギャラリーeyes・大阪)。2012年、The 13th Anniversary Pre ExhibitionKICKS (Oギャラリーeyes・大阪)2012年、群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館・群馬)。2013年、DrawingExposed essence 2013Hydro」(Oギャラリー eyes・大阪)。2015年、琳派400年記念・京都新鋭選抜展2015(京都文化博物館・京都)。2015年、FACE2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)、2015年、トゥールビヨン13(Оギャラリーeyes・大阪)。2016年、FACE2016 損保ジャパン日本興亜美術賞展(損保ジャパン日本興亜美術館・東京)にて、審査員特別賞とオーディエンス賞を受賞。同年、シェル美術賞展2016(新国立美術館・東京)にてグランプリを受賞。

 

長谷川直美 Naomi Hasegawa

Mabuni flowers `17-j

24.2×33.3cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1970年、愛知県生まれ。1994年、名古屋芸術大学美術学部絵画科洋画専攻版画コース卒業。1995年、名古屋芸術大学美術学部絵画科版画コース研究生修了。1996年、ギャラリーサンジミニアーノ(大阪)にて初個展を開催。以降、織部亭(愛知)、ガレリア・フィナルテ(名古屋)、ギャラリーAPA F2(名古屋)、ギャラリーこうの(三重)、ギャラリーA.C.S.(名古屋)、Oギャラリー(東京)、ギャラリーすずき(京都)、Oギャラリーeyes(大阪)、OギャラリーUPS(東京)にて個展を開催。主なグループ展に、2000年、鼎(Gallery HIRAWATA・藤沢)、版表現・拡がる表象2000(愛知県美術館ギャラリー・名古屋)、00-01展(Gallery HIRAWATA・藤沢)。2001年、版画作家たちのドローイング展(ギャラリーA.C.S.・名古屋)。2003年、International Workshop for Visual Artists in REMISENBRANDEREMISEN・デンマーク)。2004年、 After Remisen 5ArtDesign Center・愛知)。2005年、愛・地球博パートナーシップ事業2005(イサム アート ギャラリー・名古屋)。2007年、版の方法論〜京都と名古屋から〜(CASO・大阪)、トゥールビヨン5Oギャラリーeyes・大阪)、版の方法論 #4;そして、これから(ArtDesign Center・愛知)。2008年、peace nine 2008展(ArtDesign Center・名古屋)※以降、`17まで毎年出品。2009年、the 6th International Workshop DRAWING in HannoverArs terraStephansstift・ドイツ)。2010年、愛知アートの森・堀川プロジェクト(東陽倉庫テナントビル・名古屋)。2013年、No Reason;Have ResultSubhashok The Arts centre・タイ)。2014年、International Art Workshop for Visual Artists in Gludsted(デンマーク)。2015年、After Denmark3ArtDesign Center・愛知)、反原発美術館 ライブペインティング(反原発テント・経済産業省前・東京)。2016年、第3回 碧南ビエンナーレ(藤井達吉現代美術館・愛知)、Methodology of printmaking:50×5075ArtDesign Center・愛知、キングモンクット工科大学・タイ)。Lithograph:lighter but heavier 軽くもあり重くもある(GALLERY blanka・名古屋)。2017年、50x50=75Methodology of edition(ブライトン大学・イギリス)等に出品。等に出品。

 

岡田美紀 Miki Okada

続きはまた明日

27.3×27.3cm 紙に透明水彩絵具 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1986年、京都府生まれ。2010年、京都市立芸術大学美術学部美術科卒業。2012年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。2007年、Story Gardengallery Wallow Kaba・京都)にて初個展を開催。以降、2011年よりOギャラリーeyes(大阪)にて毎年個展を開催。主なグループ展に、2010年、トゥールビヨン8Oギャラリーeyes・大阪)。2012年、Absolute basis−朝日奈保子と岡田美紀の場合(Oギャラリー・東京)。2012年、スクエア ザ・セレクタブル6(フリュウギャラリー・東京)。2012年、既視感の行方 2(フリュウギャラリー・東京)。2013年、京展(京都市立美術館・京都)、空想美術大賞展(伊藤忠青山アートスクエア・東京、蔵丘洞画廊・京都)。2014年、京展(京都市立美術館・京都)。2016年、第11回熊谷守一大賞展(アートピア付知交芸プラザ・岐阜)。2017年、DrawingExposed essence 2017「ガ○ダムを描く」(ギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

中岡真珠美 Masumi Nakaoka

A fragment map -Ardud/Romania-

27.5×27.5cm カンヴァスにアクリル絵具、他 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1978年、京都府生まれ。2004年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。2004年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。※以降、毎年同ギャラリーで個展を開催。2005年、project N(東京オペラシティアートギャラリー・東京)。2008年、INAXギャラリー2(東京)、第一生命南ギャラリー(東京)。2009年、view point(アートフロントギャラリー・東京)※以降、同ギャラリーにて継続的に個展を開催。2016年、チェンマイにあるgallery seescape(タイ)にて個展を開催。主なグループ展に、2003年、トゥールビヨン(Oギャラリーeyes・大阪)。2004年、神戸アートアニュアル2004-トナリノマド(神戸アートビレッジセンター・神戸)。2005年、第一回倉敷現代美術アート・ビエンナーレ(倉敷市立美術館・岡山)では“準グランプリ”を受賞。2007年、VOCA2007(上野の森美術館・東京)では“佳作賞”を受賞。2012年、新鋭各賞受賞作家展「New Contemporaries」(京都市立芸術大学ギャラリーアクア・京都)。2014年、児玉靖枝と中岡真珠美による2人展「Depth」(Oギャラリーeyes・大阪)、震災から20年震災 記憶 美術(BBプラザ美術館・神戸)。2016年、Ngon Lam(フエ大学・ベトナム)Semi(チェンマイ大学ギャラリー・タイ)。2017年、Art Stage Singapore 2017Marina Bay Sands・シンガポール)等に出品。

 

古川松平 Shohei Furukawa

amorphous

24.3×33.3cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1980年、佐賀県生まれ。2003年、大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業。2004年、大阪芸術大学芸術学部美術学科研究生修了。2004年、module.(大阪)にて、初個展を開催。以降、gallery coco(京都)、Oギャラリーeyes(大阪)、Oギャラリー(東京)、リトルバード(大阪)にて個展を開催。主なグループ展に、2003年、ART CAMP in CASO(海岸通ギャラリー CASO・大阪)。2005年、Between the scene and the formOギャラリーeyes・大阪)、View/IntrospectionV―DivertimentoOギャラリーeyes・大阪)。2006年、トゥールビヨン4(Oギャラリーeyes・大阪)。2007年、「美の冒険者たち」なんばパークスアートプログラムVol.4 私のありか(パークスホール・大阪)。2009年、スタンダード ジャパン エディション(Oギャラリーeyes・大阪)。2011年、 大阪芸術大学美術学科作家展(ギャラリーkazahana・京都)。2012年、KICKSOギャラリーeyes・大阪)。2014年、リトルバード美術館(リトルバード・大阪)。2015年、The garden of the ray 5Illuminated placeOギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

片山 浩 Hiroshi Katayama

wallpaper #12 (cups and spoons)

33.3×24.2cm 綿布にアクリル絵具 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1971年、大阪市生まれ。1994年、名古屋芸術大学美術学部絵画科洋画専攻版画選択コースを卒業。1997年、愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。1996年、ガレリア・フィナルテ(名古屋)にて初個展を開催。以降、同ギャラリーにて`98年、`01年、`04年に開催。その他、ギャラリーAPA F2 (名古屋)、ギャラリーAO(神戸)、King Mongkut's Institute of Technology(バンコク・タイ)、ギャラリー芽楽(名古屋)、ギャラリーすずき(京都)、名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー・clas(名古屋)、Oギャラリーeyes(大阪)、Oギャラリー(東京)にて個展を開催。主なグループ展に、1995年、洛外芸術展(ギャラリーシーラ・韓国)。1997年、A.P EXHIBITION(バングラディシュ国立博物館・ダッカ)、PRINT MAKING[The exchange exhibition](チェンマイ大学・タイ)。1998年、thirty painters exhibithion(ギャラリー21・バングラディシュ)。1999年、Remisen-Workshop 1999(ブランデシティホール・デンマーク)。2001年、cubic(豊田市美術館ギャラリー・愛知)。2003年、Nagoya Contemporary Art Fair(名古屋市民ギャラリー・名古屋)。International Visual Art Exhibition,2003(スリナカリンウィロット大学・タイ)、THE PRINCIPLE MEALSATELIER ART GALLERY・タイ)。2004年、International Art Festival/Art on the beach(ブラバ大学・タイ)。2006年、トゥールビヨン4Oギャラリーeyes・大阪)。2007年、No Picnic PrintedLa Lanta Fine Art・タイ)、The Edge-絵画の現場から-(高知県美術館県民ギャラリー・高知)※以降、`08に出品。2008年、Inter graphical Communication exhibitionGlobal Dialogues”(デンマーク)。2009年、グローバルな対話;Inter graphical Communication exhibition(ギャラリーAPA・名古屋)。2010年、あいちアートの森(東陽倉庫テナントビル・名古屋)。2013年、No reason: Have ResultSubhashok The Arts Centre・バンコク)。2015年、Itachi-gokkoArtery Gallery・バンコク)。2016年、Methodology of printmaking:50×5075ArtDesign Center・愛知、キングモンクット工科大学・タイ)、LithographLighter but heavier・リトグラフ:軽くもあり重くもある(Gallery blanka・名古屋)。2017年、50x50=75Methodology of edition(ブライトン大学・イギリス)等に出品。

 

朝日奈保子 Naoko Asahi

このほし

22.0×27.3cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1987年、京都府生まれ。2011年、京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程修了。2012年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。(以降、同ギャラリーにて2013年に開催)。主なグループ展に、2008年、Rainbows2008(海岸通ギャラリーCASO・大阪)。2009年、私達の頭の中color(ギャラリーRaku・京都)、そんざいかん(ARTZONE・京都)、東島毅ゼミ展(ギャラリー16・京都)。2010年、トゥールビヨン8Oギャラリーeyes・大阪)、東島毅ゼミ展(ギャラリーa・京都)2011年、京展(京都市美術館・京都)、25人の絵展(ギャラリーヒルゲート・京都)。2012年、ふしぎカラフル連想ゲーム(ARTZONE・京都)、Absolute basis朝日奈保子と岡田美紀の場合(Oギャラリー・東京)、25人の絵展(ギャラリーヒルゲート・京都)。2013年、恋々風景 U−陽のあたる場所(Oギャラリーeyes・大阪)。2014年、les signes V (Oギャラリーeyes・大阪)。2015 The extracted element 2015Oギャラリーeyes・大阪)。2017年、マイクロフラクチャー2017Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

山内裕美 Yumi Yamauchi

R.M 02

27.3×27.3cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1976年、兵庫県生まれ。2001年、京都精華大学芸術学部造形学科版画分野卒業。2003年、京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了。2002年、アートスペース虹(京都)にて初個展を開催。以降、Oギャラリーeyes(大阪)、OギャラリーUPS(東京)にて個展を開催。主なグループ展に、2001年、KINO PRINT(平安画廊・京都)。2002年、Work in progress '02(ギャラリーアーティスロング・京都)、主張テン(ギャラリーアーティスロング・京都)。2003年、第9回浜松市美術館版画大賞展(浜松市美術館・静岡)。2004年、トゥールビヨン2Oギャラリーeyes・大阪)。2006年、3人展-3styles derived from print making(ギャラリー三条・京都)、The new edge of art 展(京都嵯峨芸術大学付属博物館、ギャラリーアートスペース嵯峨・京都)。2007年、Between the scene and the form '07Oギャラリーeyes・大阪)。International Exchange Project Japanese Young Artists TRIAL in PaintingIncheon Modern Culture Center・韓国)。After Math program No.2 four quarters of a scene 4分の4の光景(The Art complex Center of Tokyo・東京)。2009年、ひかりのどけき春(コウイチファインアーツ・大阪)。2010年、“global connections and implicationsLouisiana State University 150th AnniversaryLouisiana State University・アメリカ)。2011年、想像の森(コウイチファインアーツ・大阪)。2012年、KICKSOギャラリーeyes・大阪)。2013年、Harmony・平和展(コウイチファインアーツ・大阪)。2016年、STUDIES / Lithograph -リトグラフの方法について-kara-Sギャラリー・京都)等に出品、Enigmatic behavior なんで年寄って真夏に熱いお茶を好んで飲むの?(Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

小川万莉子 Mariko Ogawa

終わらない庭 2

27.3×27.3cm パネルに綿布、アクリル絵具、木炭、鉛筆 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1987年、熊本県生まれ。2014年、京都造形芸術大学大学院ペインティング領域修了。2014年、銀座スルガ台画廊(東京)にて初個展を開催。以降、art gallery closet(東京)にて個展を開催。主なグループ展として、2011年、海馬はいつかける(ギャラリーマロニエ・京都)。2012年、Hers2012(同時代ギャラリー・京都)、なくはない(海岸通りギャラリーCASO・大阪)。2013年、SPURT2013(ギャルリ・オーブ・京都)、ORAvol.5(コートギャラリー国立・東京)。2014年、Between the scene and the form 2014 Oギャラリーeyes・大阪)。2015年、ジ・アートフェア+プリュス−ウルトラ2015(スパイラルガーデン・東京)、The extracted element 2015Oギャラリーeyes・大阪)。2016年、贈りもの展2016(ギャラリー恵風・京都)、トゥールビヨン14Oギャラリーeyes・大阪)、2016 Derby展(Gallery KINGYO・東京)。2017年、1000枚ドローイング no.2(ギャラリー KINGYO・東京)、草原小品展 平面の部(Gallery KINGYO・東京)、萌の会(銀座スルガ台画廊・東京)、18人の表現者たち展(K'sギャラリー・東京)等に出品。

 

成山亜衣 Ai Nariyama

オイルサーディン

27.3×27.3cm カンヴァスにアクリル絵具 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1983年、大阪府生まれ。2007年、京都嵯峨芸術大学造形学科版画分野卒業。2009年、京都市立芸術大学大学院版画専攻修了。Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。※以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催。2006年、Art Com 2006(私のしごと館・京都)。Open Studio Program! 2006(京都嵯峨芸術大学・京都)、thinking print vo.1(京都嵯峨芸術大学・京都)。2007年、Porto di Stampa(アートゾーン神楽岡・京都)、Dreaming(アートコンプレックス・センター・東京)。2008年、thinking print vo.3(京都嵯峨芸術大学・京都)。2009年、トゥールビヨン7Oギャラリーeyes・大阪)、AMUSU ARTJAM 2009 in kyoto(京都文化博物館・京都)、気持ちの奥にあるものPresent Spiritgallery morning・京都)。2010年、未来は僕らの手の中(Oギャラリーeyes・大阪)、トーキョーワンダーウォール2010(東京都現代美術館・東京)※同展に2012年出品。2011年、プレゼントスピリット(ギャラリーモーニング・京都) 。2012年、KICKSOギャラリーeyes・大阪)。2015年、FACE(ギャラリーモーニング・京都)、演画・中の島ブルース(ギャラリーモーニング・京都)。2016年、Enigmatic behavior なんで年寄って真夏に熱いお茶を好んで飲むの?(Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

吉岡千尋 Chihiro Yoshioka

muqarnas 23

24.3×33.4cm カンヴァスに油彩、蜜蝋、金属粉、白亜 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1981年、京都府生まれ。2006年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。2007年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。以降、Oギャラリー UPS(東京)、アートスペース虹(京都)、アートコートギャラリー(大阪)にて個展を開催。主なグループ展に、2004年、『主』と『客』(同時代ギャラリー・京都)。2005年、drawing2005Gallery SOWAKA・京都)、市場(mori yu gallery・京都)、Art Camp2005Gallery Yamaguchi kunst-bau・大阪)。2006年、トゥールビヨン4Oギャラリーeyes・大阪)。2008年、和田典子/吉岡千尋 展(Yuka Sasahara Gallery・東京)。2009年、feat.huntorama salon showMuzz Program Space・京都)、Truth of the Multilayer(同時代ギャラリー・京都)、VOCA2009(上野の森美術館・東京)、FIX展(元立誠小学校・京都)。2010年、Art Camp 2010Gallery Yamaguchi kunst-bau・大阪)。2011年、歌とピクニック in Tamba(うぐいすの森・兵庫)、gradation2kw gallery・大阪)。2013年、TSCA Rough Consensus(ホテルアンテルーム・京都)、YOTO STUDIO(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA・京都)。2014年、ACG eyes 6: 吉岡千尋・宮田雪乃・笠間弥路−二次元地層学(アートコートギャラリー・大阪)、京都府美術工芸新鋭展 〜京都国際現代芸術祭2015への道〜(京都文化博物館)。2015年、麝香の匂い|Smell of MuskTALION GALLERY・東京)、琳派400年記念・京都新鋭選抜展2015(京都文化博物館・京都)。2017年、FACE2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展(東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館・東京)、heART〜春和景明〜(インターコンチネンタルホテル大阪 20Fロビー・大阪)等に出品。

 

寺脇さやか Sayaka Terawaki

預言、あるいは教会の壁の裂け目

27.3×27.3cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1984年、大阪府生まれ。2007年、成安造形大学造形美術科日本画クラス卒業。2009年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了。2010年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。※以降、同ギャラリーにて毎年個展を開催。主なグループ展に、2006年、 第32回京都春季創画展(京都市美術館・京都)、第33回創画展(東京都美術館・東京、京都市美術館・京都)。2007年、第34回創画展(東京都美術館・東京、京都市美術館・京都)。2011年、les signesOギャラリーeyes・大阪)。2012年、第4回京都日本画新展(美術館「えきKYOTO・京都)、祇園祭によせて〜扇子祭(Art Space-MEISEI・京都)、京都芸大日本画の現在(Art Space-MEISEI・京都)。2013年、Semantic portraitOギャラリーeyes・大阪)。2014年、第1回続日本画新展(美術館「えき」KYOTO・京都)、WONDER SEEDS 2014(トーキョーワンダーサイト渋谷・東京)、成安日本画卒業生展(成安造形大学内ギャラリー・滋賀)、The 9th 100 Artists ExhibitionOuchi Gallery・ニューヨーク)。2015年、第2回続日本画新展(美術館「えき」KYOTO 京都)、華やぎ展(SYRTEMA GALALLERY 大阪)、outside and the inside W(Oギャラリーeyes・大阪)。2016年、LAKE CURRENT-湖派展(堀川御池ギャラリー・京都)、トゥールビヨン14Oギャラリーeyes・大阪)、今-toki-展(ギャラリーマロニエ・京都)。2017年、京都府新鋭選抜展2017-Kyoto Art for Tomorrow-(京都文化博物館・京都)等に出品。

 

高野いくの Ikuno Takano

616

33.3×24.0cm カンヴァスに油彩 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1986年、三重県生まれ。2010年、京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コース卒業。2012年、京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程修了。2011年にgallery恵風(京都)にて初個展を開催。以降、gallery ie(大阪)、Oギャラリーeyes(大阪)にて個展を開催。主なグループ展に、2009年、kyoto current 展 選抜者による二人展(gallery i・京都)。2010年、the opposite lane 対向車線(Art project room ART ZONE・京都)、ART NEXT NIPPON(京都造形大学 外苑キャンパス・東京)、上の空(海岸通ギャラリーCASO・大阪)。2011年、帰る家を確認しよう(同時代ギャラリー・京都)。2012年、第三回松美展 なないろ(松菱百貨店・三重)、トゥールビヨン10Oギャラリーeyes・大阪)、Automatic!!!(海岸通ギャラリーCASO・大阪)。2013年、その後になって(SELF-SO ART GALLERY・京都)、三重からの可能性(ギャラリー慧・三重)。2014年、贈る展(ギャラリー恵風・京都)。2015年、Summer Art exhibition: Prospect Arts 2015Ashok jain Gallery・ニューヨーク)、ONSA 言葉部門(beyer books plus library・大阪)。2016年、ONSA 言葉部門・平面部門(3san・京都、hitoto・大阪)等に出品。

 

入谷葉子 Yoko Iritani

ホニャララパーク

14.4×15.3cm 紙に色鉛筆 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1977年、大阪府生まれ。1998年、嵯峨美術短期大学美術学部版画学科卒業。2000年、大阪芸術大学芸術学部美術学科を卒業。2001年、Oギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催(以降、同ギャラリーにて2003年、2004年に開催)。以降、neutron B1 gallery(京都)、neutron kyoto(京都)、neutron tokyo(東京)、LIXILギャラリー2(東京)、ギャラリーサザ(茨城)、space eauuu(神戸)にて個展を開催。主なグループ展に、2000年、日常の開示/感覚の視野(Oギャラリーeyes・大阪)。2002年、PRIMARY STATEMENT 5Oギャラリーeyes・大阪)。2004年、関西現代版画の開拓者と新世代たち-版画の力(京都文化博物館・京都)。2005年、トゥールビヨン3Oギャラリーeyes・大阪)。2006年、第4回 風〜明日への軌跡(ギャラリー恵風・京都)。2007年、版という距離(京都芸術センター・京都)。2008年、センチメンタル ジャーニー(Oギャラリーeyes・大阪)。2010年、Art Court Frontier 2010 #8(アートコートギャラリー・大阪)。2012年、House of DNAneutron tokyo・東京)。2014年、VOCA2014(上野の森美術館・東京)等に出品。

 

田岡和也 Kazuya Taoka

讃岐名所図景 象頭山遠望

24.2×33.3cm カンヴァスにアクリル絵具 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1983年、香川県生まれ。2005年、大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業。2004年にGUILDGALLERY(大阪)で初個展を開催。以降、Oギャラリー(東京)、STANDARD BOOKSTORE(大阪)、CAP STUDIO Y3(兵庫)、KOBE STUDIO Y3(兵庫)等で個展を開催。主なグループ展に、2005年、トゥールビヨン3Oギャラリーeyes・大阪)。2006年、ViewIntrospection 4Oギャラリーeyes・大阪)。2007年、The extracted elementOギャラリーeyes・大阪)。2008年、センチメンタルジャーニー(Oギャラリーeyes・大阪)。2010年、未来は僕らの手の中(Oギャラリーeyes・大阪)。2013年、マイホーム ユアホーム(芦屋市立美術博物館・兵庫)。2015年、des Spektrumplan.d.・デュッセルドルフ)。2016年、田岡和也・田岡亜依子展(神戸市営地下鉄和田岬駅・兵庫)。他、2015年、アートフェア会場の外でアートを持って立つゲリラ活動「ART持つOSAKA」(JR大阪駅コンコース・大阪)、同年に神戸・和田岬に鎮座する和田神社の拝殿天井画(計80枚)を田岡亜依子と共同で制作。2017年、DrawingExposed essence 2017「ガ〇ダム」を描く(Oギャラリーeyes・大阪)等に出品。

 

川口奈々子 Nanako Kawaguchi

Girl's portrait

24.5×16.5cm 紙に水性ペン、水彩、和紙、PVA糊 2017

 

■略歴 [Artist Biography]

1978年、大阪府生まれ。2005 年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。2013年、Middlesex University(ロンドン) MA Fine Art を修了。2005年、O ギャラリーeyes(大阪)にて初個展を開催。以降、Galeria punto zero(岡山)、INAX GALLERY 2(東京)、Yuka Sasahara Gallery(東京)、にて個展 を開催。主なグループ展に、2005年、トゥールビヨン 3O ギャラリーeyes・大阪)、第 1 回倉敷現代アートビエンナー レ西日本(倉敷市立美術館・岡山)にて、グランプリを受賞。2006年、京都府美術工芸選抜展(京都文化博物館・京都)、 Drawing-Exposed essence `06O ギャラリーeyes・大阪)。2007年、Art Court Frontier 2007 #5(アートコートギャラ リー・大阪)。2008 年、VOCA 2008(上野の森美術館・東京)。2009年、ヨッチャンの部屋 vol.4「アトリエの音楽」 展(OZC GALLERY・大阪)。2010年、FLATLAND 絵画の力(京都市立芸術大学ギャラリー アクア・京都)。2011年、 アーツチャレンジ 2011(愛知芸術文化センター・名古屋)。2011年、ヨッチャンビエンナーレ 2011(中之島デザインミ ュージアム・大阪)。2013年、Jerwood Drawing PrizeJerwood visual art space・ロンドン)。2015年、12 の窓(KOBE STUDIO Y3・神戸)。2016年、ヨッちゃんビエンナーレ 2016KOBE STUDIO Y3・神戸)。2016年、See Saw SeedsB-GALLERIA・フィンランド)。2017年、ART OSAKA 2017(ホテルグランヴィア大阪・大阪)等に出品。

 

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