小川万莉子 Mariko Ogawa 

 

境界2

162.0×130.3cm 綿布にアクリル絵具、木炭、鉛筆 2017

雨の庭1

162.0×162.0cm 綿布にアクリル絵具、木炭、鉛筆 2017

境界1

45.5×53.0cm 綿布にアクリル絵具、木炭、鉛筆 2017

雨の庭2

162.0×130.3cm 綿布にアクリル絵具、木炭、鉛筆 2017

いつまでか野辺に心のあくがれむ

91.0×65.2cm パネルにアクリル絵具 2017

境界3

22.0×27.3 cm 綿布にアクリル絵具、木炭、鉛筆 2017

untitled 4

18.0×14.0cm パネルにアクリル絵具 2017

condor 12

18.0×14.0cm パネルにアクリル絵具 2017

condor 13

18.0×14.0cm パネルにアクリル絵具 2017

untitled 1

53.0×45.5cm パネルに油彩、木炭 2017

雨窓

27.3×27.3cm パネルにアクリル絵具 2017

untitled 3

41.0×31.8cm パネルにアクリル絵具、鉛筆 2017

untitled 2

41.0×31.8cm パネルにアクリル絵具、鉛筆 2017

重ねの庭1

18.0×14.0cm 紙に水彩、アクリル絵具、蜜蝋 2017

重ねの庭2

18.0×14.0cm 紙に水彩、アクリル絵具、蜜蝋 2017

 

 ■小川万莉子 コメント  [Artist Statement]

学生の頃に一度だけ能の舞台を観たことがある。

舞台の上で、僧侶と幽霊がぐるりと京都の山々を見渡していた。

今では見えないであろう景色を、四方の山々を、見渡していた。

いつのまにか、私も一緒になって山を見ていた。

不思議な感覚だった。時間と空間の境界が曖昧になり、身体の境界も曖昧になっていた。

私はよく自然の中を歩く。

身体の上に、はらはらと落ちてくる花びら。柔らかな雨。突風。草木の匂い。ざわめき。

そんなものを感じながら歩く。歩きながら、自分の身体の境界の曖昧さを意識する。

そんな感覚の中で、絵画における抽象的な領域を意識して、空間をつくっている。

 ■略歴  [Artist Biography]

1987 熊本県生まれ

2014 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻ペインティング領域修了

 

・個展

2014 weight of the form(銀座スルガ台画廊・東京)

2015 柔らかな境界(art gallery closet・東京)

 

・グループ展

2011 海馬はいつかける(ギャラリーマロニエ・京都)

2012 Hers2012(同時代ギャラリー・京都)

2012 なくはない(海岸通りギャラリーCASO・大阪)

2013 SPURT2013(ギャルリ・オーブ・京都)

2013 ORAvol.5(コートギャラリー国立・東京)

2013 京都造形芸術大学大学院油画展(海岸通りギャラリーCASO・大阪)

2014 Between the scene and the form 2014Oギャラリーeyes・大阪)

2015 ジ・アートフェア+プリュス−ウルトラ2015(スパイラルガーデン・東京)

2015 The extracted element 2015Oギャラリーeyes・大阪)

2016 贈りもの展2016(ギャラリー恵風・京都)

2016 トゥールビヨン 14Oギャラリーeyes・大阪)

2016 2016 Derby展(ギャラリー KINGYO・東京)

2017 1000枚ドローイング no.2(ギャラリーKINGYO・東京)

2017 草原展 平面 小品展(ギャラリーKINGYO・東京)

2017 萌の会(銀座スルガ台画廊・東京)

2017 18人の表現者たち展(Ksギャラリー・東京)

2017 トゥールビヨン 0Oギャラリーeyes・大阪)

2017 夏のシンフォニー 2017(中和ギャラリー・東京)

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