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●林 真衣 Mai Hayashi |
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miniature garden
02 91.0×192.6cm カンヴァスに油彩 2017 |
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水母ノホネノネ 162.0×112.0cm カンヴァスに油彩 2017 |
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クラゲノホネノネ01 162.0×194.0cm カンヴァスに油彩 2017 |
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aquarium 22.0×27.3cm カンヴァスに油彩 2017 |
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jellies 01 27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2017 |
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海月ノホネノネ 80.3×116.7cm カンヴァスに油彩 2017 |
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miniature garden
01 14.0×18.0cm カンヴァスに油彩 2017 |
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水月ノホネノネ 32.0×82.0cm カンヴァスに油彩 2017 |
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luna lionfish 27.3×27.2cm カンヴァスに油彩 2017 |
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■林
真衣 コメント [Artist
Statement] |
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私は、日々の生活の中で見つけたちょっとした違和感や、何気ない空間をモチーフに描いています。そして、それらについて思いあぐねるとき、よく写真を撮り、プリントをして構想を練ります。写真を眺めながら、特に自分の意図とは関係なく写り込んでしまったイメージに強く惹きつけられることが多いです。 今回は、水族館の水槽をモチーフに制作しました。キラキラと輝く水槽や魚たちの姿に魅せられながらも、綺麗すぎるくらいに作られた人工的な造作物に違和感を持ちました。また、毎日のように磨かれる水槽には、沢山のイメージが映り込みます。しかし人間の目は、見たいように水槽の生き物だけを見ることが多く、写真のそれとは別のものとなります。 それらのイメージは、もしかすると目にしていたのに、意識されなかったかもしれないものです。人工的なものとそうでないものが交差し、どこからが作り物で、どこからがそうでないのか、わからなくなってきます。 前シリーズ同様、絵の具による泡の痕跡をベースに、画面上で薄く絵の具を重ねたり、拭ったりしながら描いています。 テクスチャーは、泡や魚の鱗、砂や目となって出現と消失を繰り返します。 溢れ落ちたものたちに光をあてて、存在するとは何かを問いかけてみたいと考えています。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1984 大阪府生まれ 2007 成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業 2008 成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス研究生修了 2015 第30回ホルベインスカラシップ奨学生 ・個展 2008 AD&Aギャラリー(大阪) 2013 Oギャラリーeyes(大阪) 2014 Oギャラリーeyes(大阪) 2015 Oギャラリーeyes(大阪) 2016 Oギャラリーeyes(大阪) 2016 Oギャラリー(東京) ・グループ展 2006 湖族の里アートプロジェクト(大津市堅田・滋賀) 2006 Oil Painting 4人展(ナジックスクエア・京都) 2006 ART AND CRITIQUE 2006(ギャラリーアートサイト・滋賀) 2007 2007京展(京都市美術館・京都) 2007 第5回武井武雄記念日本童画大賞展 (イルフ童画館イルフプラザ・長野) 2008 2008京展(京都市美術館・京都) 2008 View/Introspection
5−アンダーイルミネーション (Oギャラリーeyes・大阪) 2009 日本童画大賞十年の足跡展(イルフ童画館・長野) 2010 木津川アート 2010(木津川市・京都) 2011 木津川アート 2011(木津川市・京都) 2012 2012京展(京都市美術館・京都) 2017 ホルベインスカラシップ選抜展VOL.4 2017〜布石〜 (REIJINSHA GALLERY・東京) ・受賞 2007 第5回武井武雄記念日本童画大賞展(審査員特別賞) 2012 2012京展(須田賞) ・パブリックコレクション 岡谷市イルフ童画館 |
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