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●Tourbillon Ⅺ(トゥールビヨン11)part1 |
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■展覧会趣旨 [Purpose of Exhibition] |
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トゥールビヨン(tourbillon:フランス語で“うずまき”)と題されたこの展覧会は、自らの方向性や在り方、また現在の様々な動向に視野を向けながら「絵画」という媒体の中で体現しようとする内容を模索し、求心的なところからイメージと表面の在り方を生起させる作家へ出品を依頼し、展覧会を構成致します。 【トゥールビヨンは、時計の仕組みでテンプや脱進機を丸ごと回転させて、重力による負担を低減させるシステムの名称でもあります。普段、重力の束縛から逃れることが出来ない日常から、わずかでも解放されるような感覚を喚起出来ればという願いからも、このタイトルが付けられました。】 (Oギャラリーeyes) |
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●大津安以 Ai Ohtsu |
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1人(手袋) 72.7×60.6cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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1人(帽子) 45.5×38.0cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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1人(腹痛) 91.0×72.7cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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1人(黒髪) 27.3×22.0cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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1人(サングラス) 53.0×45.5cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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上:1人(外はね) 27.3×22.0cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 下:1人(横たわる文字) 80.3×100.0cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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上:1人(ポニーテール) 27.3×22.0cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 下:1人(靴下) 80.3×100.0cm カンヴァスに油彩、油性ペン 2013 |
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■大津安以 コメント [Artist Statement] |
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『人って、“1人”だ。』 感覚が味気なく平坦になる中で、やみくもに自己の実体感を得たかった。 突き詰めると、“1人として存在している”という厳然たる事実が残った。 1人につき、頭は1個で、足は2本。手も2本。痛みだって、自分1人分しか感じない。 しかし、1個体であるというだけではない。ほんの少しの“自己の本質の存在”が加わって“1人”となる。 私の実体は、きっと作品の“脈”が示してくれる。。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1991 大阪府生まれ 2010 京都市立芸術大学美術学部美術科 入学 現在 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻
在籍 ・グループ展 2011 油画専攻前期展(京都市立芸術大学アトリエ棟・京都) 151人展(art
gallery そら・大阪) 京都市立芸術大学作品展(京都市美術館・京都) 2012 FREE&DAMN!(京都市立芸術大学アトリエ棟・京都) アパート;403(京都市立芸術大学講義棟・京都) KURUKURU展(阪急百貨店うめだ本店・大阪) 2013 京都市立芸術大学作品展(京都市美術館・京都) つながる展(Gallery Ort Project・京都) ナイマゼ展(京都市立芸術大学アトリエ棟・京都) |
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●西野愛梨 Airi Nishino |
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終活 W61.0×D48.0×H118.0cm 仏壇に油彩 2012 |
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終活(正面部分) |
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終活(裏面) |
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終活(裏面部分) |
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水面 179.0×160.5cm 卒塔婆に油彩 2013 |
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水面(部分) |
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蓮 W49.0×D15.0×H33.5cm 神棚に油彩 2013 |
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■西野愛梨 コメント [Artist Statement] |
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私の制作テーマは「死」です。私は、父が葬儀の関係の仕事をしており、それを幼い頃から見ていました。 私にとって「死」というものは身近にあり、あって当たり前として受け入れていました。しかし、ある日葬儀会館の建設反対の看板を見つけ、私はどうして反対するのか理解できませんでした。父や周りの人に聞くと、「死」を見ない風潮があることを知り驚きました。 「死」を見ないということは、亡くなった人を敬う気持ちすらなくなっていくのではないかと考え怖くなったのです。 それは絶対にあってはならないこと、「死」としっかり向き合ってほしいそう考えました。 「死」という範囲の広いテーマの中から私は人生の終わりに向けて前向きに準備を進める活動「終活」を中心に作品を作っています。 人生の最期、葬儀の時どんなものを使って弔ってほしいのか、どういう風に最期を迎えたいのか、それを作品にしました。 また、見る人に「死」について考える機会になればと思います。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1990 三重県生まれ 2013 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画分野 卒業 ・個展 2012 絵画道場vol.41「愛」(アートプレイス U2・京都) ・グループ展 2009 飯野高校卒業制作展(三重県立美術館・三重) 2011 創想(京都嵯峨芸術大学・京都) 2013 京都嵯峨芸術大学卒業制作展(京都市美術館・京都) |
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