古川松平 Shohei Furukawa

 

よあるき

53.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2013

絵を描く

53.0×45.5cm カンヴァスに油彩 2013

公園

145.5×145.5cm カンヴァスに油彩 2013

当たり

53.0×53.0cm カンヴァスに油彩 2013

通勤

145.5×112.0cm カンヴァスに油彩 2013

スタート

45.5×33.3cm カンヴァスに油彩 2013

当たりNo.2

27.3×22.0cm カンヴァスに油彩 2013

暗闇

54.0×38.0cm ヴィフアール紙に水彩 2013

絵を描くNo.2

54.0×38.0cm ヴィフアール紙に水彩 2013

54.0×38.0cm ヴィフアール紙に水彩 2013

 

 ■古川松平 コメント  [Artist Statement]

ギャンブルの類にはどちらかというと興味のないわたしですが、ふとパチンコというもののことを考えることがありました。

パチンコとわたしとの接点といえば、以前就いていた職場で関連した仕事をしていたこと、父親に連れらてパチンコ屋に行き待っている間、床に落ちている玉を一生懸命拾っては父親の隣の台でうっていた子供の頃の記憶、18才の時、佐賀から大阪に出て来て初めて一人でパチンコをやってみようとドキドキしながら近所の小さいパチンコ屋にいった時、いかにもパチンコが強そうなおばちゃんに「にーちゃんここ空いてるわ。」と隣に座らされ一瞬で手持ちの三千円をなくしたこと(それ以来パチンコはやってません)。記憶を巡ってもこれくらいです。

やらない理由として大勝ちしても人生変わらないと思ってることがあるのですが、それにしてもパチンコには凄い魅力があるようで日本全国凄い数のパチンコ屋があり、それだけあっても朝から自分の目当ての台に座ろうとオープン前から並ぶ人もいて、パチンコで人生を狂わせる人までいる。台の種類といえば、漫画からアイドルまで日本のあらゆるサブカルチャーを網羅してるかのように拡がっている。にもかかわらず日本以外の国で何故かパチンコがほとんど拡がらない、ギャンブルに対しての厳しい規制からくるところもあるでしょうが、日本で複雑なルールにもかかわらずここまで根付いているところには日本人の特異性を感じます、俺の人生もパチンコ玉みたいだな、なんて思いながら描いています。

 ■略歴  [Artist Biography]

1980 佐賀県生まれ

2003 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業

2004 大阪芸術大学芸術学部美術学科研究生課程修了

 

・個展

2004 module,(大阪)

     gallery coco(京都)

2006 Oギャラリーeyes(大阪)

 Oギャラリー(東京)

2007 Oギャラリーeyes(大阪)

2008 Oギャラリーeyes(大阪)

2009 Oギャラリーeyes(大阪)

Oギャラリー(東京)

リトルバード(大阪)

2010 Oギャラリーeyes(大阪)

2011 Oギャラリーeyes(大阪)

2012 Oギャラリー(東京)

Oギャラリーeyes(大阪)

 

・グループ展

2003 ART CAMP in CASO 3期(海岸通ギャラリー CASO・大阪)

2005 Between the scene and the form.Oギャラリーeyes・大阪) 

View/IntrospectionV―DivertimentoOギャラリーeyes・大阪)

2006 トゥールビヨン4(Oギャラリーeyes・大阪)

2007 「美の冒険者たち」なんばパークスアートプログラムVol.4 私のありか

(パークスホール・大阪)

2009 スタンダード ジャパン エディション(Oギャラリーeyes・大阪)

2011  大阪芸術大学美術学科作家展(ギャラリーkazahana・京都)

2012 KICKSOギャラリーeyes・大阪)

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