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●久家多佳恵 Takae Kuge |
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untitled-78 62.0×45.0cm 紙にリトグラフ 2013 |
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untitled-79 62.0×45.0cm 紙にリトグラフ 2013 |
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untitled-80 62.0×45.0cm 紙にリトグラフ 2013 |
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untitled-73 72.6×54.5cm 紙にシルクスクリーン 2013 |
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untitled-72 162.0×194.0cm カンヴァスに油彩 2013 |
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untitled-71 116.7×91.0cm カンヴァスに油彩 2013 |
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untitled-77 54.0×49.5cm 紙にシルクスクリーン 2013 |
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untitled-69 53.0×65.2cm カンヴァスに油彩 2013 |
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■久家多佳恵 コメント [Artist Statement] |
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制作意図は?コンセプトは?と聞かれると、なんとなくでやってるから、うまく言葉が出てこない。 人間は様々な欲求を叶える為に生きているような気がする。 物心ついた頃から、絵を描くことが何よりも楽しかった。 絵を描くときに、絵を通して何かを表現することを「意識」して手を動かすことなんてなかった。 そこにある意識は、今この絵を描きたいという、ただの「欲求」だけだ。 だから今は絵を描きたい、という欲求を叶える為に制作している。 子供の頃の外の世界は狭くて、叶えたい欲求もある程度は叶えられるんだけど、大きくなるに連れて、外の世界は広くなる一方だし、叶えたい欲求も増え続ける。 しかも自分でその欲求を叶えなくてはならない。 叶えたい欲求が増えると、その中でどの欲求を選ぶか、という意識がおこる。 大抵はどれかが我慢できて、欲求のバランスが無意識の内に取れる。 けどたまに、どの欲求も我慢できなかったり、欲求自体が一切生まれないときがある。 「生きる」為に欲求を叶えるのに、「死」に向かって生きている。 現実はそんな風にぐるぐる回ってる。 作品と呼べる様なものを描きだして、ずっと自分はドットをモチーフみたいに使っている。 それまでも無意識に、ドットみたいな反復するものを描いてた気はするけれど、ちゃんと意識し始めたのは、学生時代に教室にあったパンチングメタルでできたゴミ箱が妙に面白いと思ったときからだ。 短大で多分長いこと使われてて、正直ボコボコの汚いゴミ箱なんだけど、 へこんでる分それぞれの丸の形が色んな表情に見えて面白かった。 そこには長い時間の痕跡が残っているから綺麗に見えたのかもしれない。 ここ最近は意識してドットからなるべく離れようとしてた。 ドットに頼りきりな自分がいる様な気がしたから。 でもやっぱり1周回って戻ってきてしまった。 次の一巡りは、何を疑いながら信じよう。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1987 宮崎県生まれ 2007 大阪芸術大学短期大学部版画コース卒業 2008 大阪芸術大学短期大学部専攻科デザイン美術専攻修了 ・個展 2011 Oギャラリーeyes(大阪) 2012 Oギャラリーeyes(大阪) ・グループ展 2009 せんとめんと展(GALLERY wks.・大阪) 2012 Les signesU(Oギャラリーeyes・大阪) |
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