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●坪井孟幸 Motoyuki Tsuboi |
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Galaxy-1 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-2 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-9 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-6 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-5 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-3 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-8 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-7 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-4 60.5×45.0cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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Galaxy-27 30.3×22.5cm 紙に銅版画(写真製版)、コラージュ 2013 |
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■坪井孟幸 コメント [Artist Statement] |
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制作ノート Galaxy(銀河) ヘッドランプの明かりをたよりに防風林を抜けると、風にのって波の音が聞こえてくる。暗闇が盛り上がってドドーンと砕け、石を巻き込みながらザッザーと引いていく。空気までが膨張して寄せてくる圧力を感じる。天上は星が競うように輝いて、北斗七星が両手を軽く広げて伸ばした大きさにどっかりと見える。 オリオン座は一列に並んだ三つ星と赤い一等星ペテルギウスとその右下に一等星リゲルが白く輝きあっていつながめても美しい。自分の誕生星座のふたご座もオリオン座の近くにあると捜すのだが天上をうめつくす圧倒的な輝きにはかなわない。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」「ジョバンニは、走ってその渚に行って、水に手をひたしました。けれどもあやしいその銀河の水は、水素よりももっとすきとおっていたのです。それでもたしかに流れていたことは、二人の手首の、水にひたったとこが、少し水銀いろに浮いたように見え、その手首にぶつかってできた波は、うつくしい燐光をあげて、ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました。」神秘的な一節にふれたような星めぐりが熊野の七里御浜で体感できて嬉しかった。 銅版画は、水晶、リンドウの花、銀河等を写真製版した版にアクワチントを施し、ペーパーとバニシャーで研磨したり、アルコールで溶いた松ヤニ等を筆で描いて被膜を作り、その被膜がこわれていく時間差を利用して作った。コラージュは銀河をめぐる感動を率直に表す手段として、銅版画のイメージを増幅させ、変化させて、さらに響き合うように模索をしている。 |
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■略歴 [Artist Biography] |
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1943年、愛知県名古屋市生まれ。1967年、武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。1967年から1977年まで、名古屋造形芸術短期大学勤務。1976年、会員制の「版画工房もく」を有志とともに設立。1983年、日本美術家連盟版画部会員。1977年より、ギャラリーはくぜん(名古屋)にて個展を開催。以降、Fumaギャラリー(東京)、ギャラリーウェストベス(名古屋)、ギャラリー安里(名古屋)、蛮可無(名古屋)、CROSS
GALLERY(名古屋)、Oギャラリー(東京)、ガレリア フィナルテ(名古屋)、ギャラリーA・C・S(名古屋)、ギャラリー安里(名古屋)、ギャラリーTAKI(愛知)、ギャラリーらんしょう(愛知)、Oギャラリーeyes(大阪)、ギャルリーDECO(名古屋)等で個展を開催。主なグループ展に1978年、版画工房もく展(愛知県美術館・愛知※以降`96まで開催)。1983年、版画三人展(ギャラリーユマニテ・名古屋)。1981年、CWAJ現代版画展(アメリカンクラブ・東京※以降`86まで開催)。1983年、現代版画in NAGOYA(愛知県美術館・愛知※以降`86まで開催)。1986年、銅版画三人展(アムリー・サンジルギャラリー・東京)。1989年、名古屋市制百周年「平成元年尾張百景展」(名古屋城・愛知)。1994年、国体のある風景(愛知県美術館・愛知)。1995年、現代版画NAGOYAバルセロナ交流展(愛知県美術館・愛知)。1996年、現代日本版画展(愛知県美和町文化の社・愛知)。1987年、風景の会展(松坂屋、刈谷市美術館、豊川市桜ヶ丘ミュージアム・愛知※以降`09まで開催)。2000年、森岡完介・坪井孟幸二人展(ギャラリー茜・名古屋※以降`07まで開催)。2005年、万博百景展(愛知県美術館、万博EXPOギャラリー、豊川市桜ヶ丘ミュージアム・愛知)。2009年、九条美術展(埼玉県立近代美術館・埼玉※以降`11、`13に開催)。2010年、名古屋開府400年記念・新名古屋名所図展(名古屋城)2011年、風景の会(松坂屋美術画廊・名古屋、豊川市桜ヶ丘ミュージアム・愛知)。2012年、peace nine 2012展(名古屋芸術大学Art&Design Center/ピースあいち・名古屋)、風景の会(松坂屋美術画廊・名古屋、豊川市桜ヶ丘ミュージアム・愛知、大崎市民ギャラリー・宮城)。2013年、風景の会(松坂屋美術画廊・名古屋、渥美郷土資料館・愛知)等、多数出品。 |
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