高野郁乃 Ikuno Takano

 

栗の木

41.0×32.0cm カンヴァスに油彩 2013

かんげい

38.0×45.5cm ケント紙に油彩、メディウム 2013

入口の音(14

 22.8×16.0cm×4点 ケント紙に油彩、メディウム 2013

おめでとうの山 1

91.0×117.0cm カンヴァスに油彩 2013

向こう側

112.0×145.0cm カンヴァスに油彩 2013

空をとぶ

41.0×53.5cm カンヴァスに油彩 2013

やさしい雨

45.0×52.0cm カンヴァスに油彩 2013

ながい眠り

112.0×194.0cm カンヴァスに油彩 2013

大きな声

22.0×27.0cm ケント紙に水彩、色鉛筆、他 2013

カベと草

34.3×41.0cm カンヴァスに油彩 2013

 

 ■高野郁乃 コメント  [Artist Statement]

9月。

田舎に住む祖父母のもとに、1週間ほど帰りました。

九州の山奥にある祖父母の家は、私が、一番好きな場所です。

田舎での生活は、のんびりとしているのに、あっという間に一日が過ぎていきます。

朝は太陽が昇り。夜には沈んで真っ暗になります。

朝は、体が軽くて空気が美味しく感じて。

真っ暗な夜は深い眠りにつくことが出来ました。

外の山々は、空とつながっていて。

雨が降れば、山は濡れて。

風が吹けば、木々が揺れて。

日差しが強いと、影が濃くなります。

現実から離れて、それらのことに触れた時。

私は、本当に幸福だと感じました。

何があったわけでもないけれど。

1週間。私は、確かに幸福でした。

そんな幸福を、絵にしてゆけば、私は天国を造ることが出来るのではないかと思います。

私の幸せを集めて形にして、私の天国を造っていきたいです。

 ■略歴  [Artist Biography]

1986 大分県生まれ

2010 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コース 卒業

2012 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程修了

 

・個展

2010 つきのよる(CafeGalleryプレンルーノ・滋賀)

2011 ひとりごと(gallery恵風・京都)

晴耕雨読(gallery ie・大阪)

2013 ウカレテル(gallery ie・大阪)

 

・グループ展

2009 kyoto current 展 選抜者による二人展(gallery i・京都)

2010 the opposite lane 対向車線(Art project room ART ZONE・京都)

ART NEXT NIPPON(京都造形大学 外苑キャンパス・東京)

上の空(海岸通ギャラリーCASO・大阪)

2011 帰る家を確認しよう(同時代ギャラリー・京都)

2012 第三回松美展 なないろ(松菱百貨店・三重)

トゥールビヨン10Oギャラリーeyes・大阪)

Automatic!!!(海岸通ギャラリーCASO・大阪)

2013 その後になって(SELF-SO ART GALLERY・京都)

 

・受賞

2009年度京都造形芸術大学卒業制作展(学科賞・学長賞・混沌賞)

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