大崎信之 Nobuyuki Ohsaki

 

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wood sculpture G33 or revolutionist

h27.5×d13×w11.5cm けや木にアクリル絵具 2012

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wood sculpture G33 or revolutionist(部分)

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Just look my surface,there I am

h27.5×d13×w12cm けや木にアクリル絵具 2012

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Just look my surface,there I am (部分)

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wood sculpture or red star over china

h29.5×d13×w11cm けや木にアクリル絵具 2012

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wood sculpture or red star over china(部分)

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tip of the iceberg

h23×d28×w26cm 紙、ステンレス、他 2012

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tip of the iceberg(裏面)

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on the paper,under sea

h8.5×d18×w32.5cm 紙(靴箱のふた)、色鉛筆 2012

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on the paper,under sea(側面)

 

 ■大崎信之 コメント [Artist Statement]

ゲバラの写真(イゲラの聖エルネスト)

 

薄っぺらな表面だけの偶像彫刻を作ろうと思いました。

エルネスト・チェ・ゲバラをモデルにするため数冊の本を手に入れました。

その中に初めて目にする写真がありました。処刑直前と処刑後の写真です。

ボリビアのアンデス山脈の支脈にあるイゲラ村の小学校で銃殺されたゲバラはバレグランデに移送されました。

遺体はホルマリンを注入され、病院の洗濯場で二日さらされました。その時の写真です。

同時に処刑された他のゲリラたちは床にころがされ、ゲバラだけが流し台の上に頭を高く横たえられています。

遺体を調べる医者や将校、脇でポーズをとる兵士達、一般人と見られるやじ馬が写っています。

マンティーニャの『死せるキリスト』と同じ構図の写真もありました。

後にゲバラが『イゲラの聖エルネスト』、『赤いキリスト』と呼ばれる由縁です。

それらを見て少しの間私が考えている様な作品にしてもいいのかなと思いました。

キューバ革命の後、原理主義的純粋な言動により政府内でお荷物になっていたチェ。コンゴ、ボリビアへはカストロにより いわば厄介払いされた様なもの。絶望的なゲリラ戦を戦いながら、劇的な死によって革命の象徴になる事を望んだように思えてなりません。

しかしゲバラはカッコイイ“アイコン”になってしまいました。ならば私の考えている作品のモデルに最もふさわしいかもしれません。

政治的、宗教的イデオロギーを感じさせない軽くて適当な彫刻になっていればいいのですが。

 ■略歴 [Artist Biography]

1955年、京都府生まれ。1983年、京都市立芸術大学大学院彫刻科修了。1982年、ギャラリー白(大阪)にて初個展を開催。以降、ギャラリーすずき(京都)、ギャラリーRU(京都)、オン・ギャラリー(大阪)、ギャラリー16(京都)Oギャラリーeyes(大阪)にて個展を開催。1984年、今村源、大崎信之、奥田輝芳による3人展(ギャラリー白・大阪)を開催。同年、第4回現代美術今立紙展(福井県今立町)に出品。1985年、第10回京都美術展(京都府立文化芸術会館・京都)、第10 Good Art(京都市美術館・京都)1986年、ライト・オン‘86(オン・ギャラリー・大阪)1987年、LANDSCAPE/大崎信之、奥田輝芳(ギャラリー白・大阪)1989年、YES ART 8(ギャラリー白・大阪)1995年、小品展−彫刻−青木野枝、伊藤誠、大崎信之、祐成政徳(ギャラリー白・大阪)。2004年、Figure−大崎信之、永井英男、日野田崇(ギャラリー白・大阪)。2010年、Kind of the ironyOギャラリーeyes・大阪)。2012年、The 13th Anniversary Pre ExhibitionKICKS」(Oギャラリーeyes・大阪)に出品予定。

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