<参政員制度Q&A解答集



高額の供託金の理由は

>なぜ立候補するのに 日本だけが高額の供託金がいるのでしょうか。


明治以来の政治気風でもあるのですが、政官産業は「大衆は愚、大衆は扇動される、大衆に決定権を握らせると政治は 失敗する」とする牢固とした思いから離れる事ができません。(しかし政官の選択の殆どが失敗で、先進国中最低に落込ん だのですが・・)、
公共事業に関しての住民投票では必ず、議員側から「議会の権威はどうなる。議会は必要でなくなる」 という発言がなされます。議会、議員は、決定、権力のパイの場に国民が入ってくれば「権威と取り分が減る」と考えます。 その為、先進国では正当な考え方である「政治の基本は直接政治」を危険視して、共産党も含めて、全ての政党は「政治の基本は選挙」と吹聴、洗脳しています。
さらに「政官産業クラブ」に「直接政治」に理解ある国民が入ってこないように「300万円の供託金」という高い障壁を設けて いるのです。
日本の経済はともかく、政治は先進国ではありません。「政治は二流」と言われる所以です。「参政員制度」 による国政議決への参加は「議員の10万分の1」という微小な決定権であったとしても史上初めての「国民の権力的契機」です。
この半間接政治によって参入障壁が崩されたとき、初めて政治は先進国の仲間に入ることになるでしょう。勿論ですが、余程 重要な政治テーマは国民投票が必要です。(立候補の供託金・・・日本300万円、イギリス10万円、カナダ8万円米仏独伊は不要)

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