参加政治システムQ&A

国民の議決への参加により議員のモチベーションが低下する恐れはないか

参政議案は議決のスペースでは、議員が5000万票、参政員が1500万票になるでしょう。ご心配ほど国民の政治意識は高くはありません。 しかも参政員の票は賛否の両方が存在しているはずです。 (参政員の賛成又は反対が12万票になる毎に議会議決に一票を加算する方法もあるのですが、説明が多すぎるので省略しています) 当面参政議案は議会が決めるでしょうし議員が票決の主役であることは変わることはないかと思われます 、万一参政員登録が有権者の半数を超えた場合には 議員の投票総数と同数に圧縮するという 50%条項があります。 しかしご心配のように国民の多くは多忙で、これまでの調査では「議員に一任しておきたい」方は半数はおられるようです。 政治的な決定権を国民に取られるという感じではなく、パイのテーブルに4人いて、一人が増えるという感じでしょうね。裁判員制度で裁判官の意欲が低下するという話を聞かないように、立法への参加により議員のモチベーシ ョンが低下するなどはあり得ないと思いますし、100を超す議案は議員の専権としてあるのですから意欲が低下していい人材が立候補しなくなるなどという事にはならないでしょう。   

参政員政治システムQ&Aに戻る


******************************