参政員制度では、「税金は上げるな」「福祉を強化すべき」という整合性を持なたい結果になるのではという質問が
ありました。
「減税し、福祉も減らせ」と主張する方もあります。考え方は様々です。
参政員制度では最低でも議員が半数の票を行使する50%条項がありますが、推定ではテーマ毎に参政員が1500-2000万票、議員
が5千万
票を代理行使するものと想像しています(勿論それぞれに賛否の意志があります)。言われるようなネジレが起きる可能
性はゼロではないでしょうが起きる可能性は少ないでしょう。
なぜなら議員は辞めれば責任はなくなりますが、国民は誤った選択をすれば子孫に迷惑を掛けます。「お任せ政治」で
はなく、議案に意志を投入する参政員制度においては、国民の方がより真剣に議案に取組むはずではないでしょうか、
しかも参政員は印鑑証明まで提出しているほど政治意志の高い人々です。
もしもネジレて財政がもたない状態になるなら、議会は何らかの財源案を出されるでしょう。実際タテ割りの二重
(いや三重・4重行政)行政、無駄は唖然とするほどにあるのです。さらに衆参のネジレで法案バーターも考えられ、ネジレは
茶飯事になるかも知れません
国民の殆どが参政員登録したらどうするんだという質問に似て、いわゆる杞憂に過ぎないと思います。
さらに、国が富めばこうした問題の多くは解決するはずです。今の制度では上が政争、揚げ足取りに明け暮れ、折角の
議案の多くは審議未了廃案にされ、政治は遅滞するばかりです。言わばエンジンが焼け付いた車です。先進国最低の地
位脱出も覚束かず、国民は将来不安が嵩じて萎縮するばかりです。「お任せ政治」から「参加型政治」に移行する事で国
民の幸福感が高まり、ひいては消費行動に良い影響があるはずです。
「整合性」などで脱皮を拒否していれば国そのものが破局に突っ込むことでしょう。
(ここで私見を言えば、日本は医業立国に向かう
べきかと思います。繊細さ、清潔好き、健康志向などの民族的資質は医業に適役でしょう。
中国からの医療ツアー
が盛況です、これを敷衍して医業立国、富める日本にしなければなりません)
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