公約を破ったり、金の為に立候補する候補者に投票する選挙民が問題なのでは?
選挙民が愚だ、投票前に立候補者の本質をよく検証しなかったせいだと言われたのでしょうか、
「オレは若い、オレはできる、オレに任せろ」そして
、笑顔と握手、御本人が作成されたという証拠がない公約、そして職歴ーー立候補するとなればかなりの大金も必要です、
そうした中から「自分の利益より、本当に日本
をよくしたいのだ」と考える人を選択できるものでしょうか。
さらに言えば「自由委任」の大義名文の下で、マニフェストは「必ずしも守らなくてもいい、その時日本が最善と信じる選択
をした」と言い抜ける事で完璧なのです。
夫婦が退職金を手にした途端に「別れましょう」という「定年離婚」なる言葉をご存知でしょうか、何十年も同居していて
も相手の心底を見抜けずにいる夫婦はごまんとおられるでしょう。
、そうであれば「僅かの期間であっても笑顔、外見、言葉、握手、さらには職歴、学歴で人は見抜ける」とする選挙制度の前提
は全く誤りかも知れません。
ストーカーに判決を下した裁判官が自らストーカ
ーをしたり、大臣・議員・高級官僚にトンデモなく非常識な方、刑事事件で有罪の方さえおられました。
選挙の時には「郵政法案には命がけで反対します」と言って当選し、議会で「賛成」に回った方も複数おられました。
公約は、どなたの手で作成されたかも分からず相場さえあるとのこと・・、もし議員となられれば、本人の損得、献金組織や、役人の威圧によって
あっさりと破られます
そもそも、なぜ初めに「一括一任」でなければならないのでしょうか。間接政治は既に賞味期限が尽きています。
ネット時代の今、僅かの時間で数百万の意思を扱う事も無理ではありません。
また法案Aは与党を支持し、法案Bは野党を支持
したい場合には一票ではどうすることもできません。
「貴方の意思は誰かに委ねなければ表現してはいけない」制度とは人権否定と言ってもいいでしょうね、
しかし、
「政治に関わっている程ヒマではない」として「誰かに委ねたい」と考える半数ばかりの人々のためには選挙制度は必要です
ね。株主総会でも同じです。ネットで意思表示する方、委任票を出す方・・・政治意思も参政員制度のように二つのルートが必要なのです。
政策毎に支持政党を決めるか、議員に一任するのか・・・
自民党総裁選挙や民主党代表選挙では党員やサポーターが参加します、すこしでも偏りのない意思で決めようという訳です。こうした選挙ではまさに参政員制度は実現しています。
さて、未来が分からない以上政治選択に正解はありません、
国民の意思から遊離した少数の意思が、国民を羊と見て、「自由委任」させておいて自在に統治する-----封建時代と大きな
変
わりはありませんね。
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