>不条理は体制内での行政.法律.裁判によって解決
>をしなければなりませんk
些末なことは体制の内部の手段によって解決することは当然と思います
問題は根本的なところにあるのではないでしょうか
即ち間接政治のもつ欠陥によって生じていることについては間接政治体制そのもの
の修正が必要ではないでしょうか
例えば議員が行政に遠慮せざるを得ないこと、慢性的赤字体質のために族化し、環境
や福利の利益と議員自身の利益を天秤にかけざるを得ないこと。
例えば、塩化ビニールに環境税を付加して代替化を促進しなければならないときに、
大型焼却炉建設を決める、結果として数兆もの事業が発生する、当然議員には数%の
工作金が回ってくるでしょう。前者であれば議員に何の利益も発生しません、
後者であれば今の不況産業の救済につながり議員も潤うでしょう。
しかし廃塩ビ全量の完全な高温焼却などは不可能ですからダイオキシンは対して削減
できません、政治の権力的な機会を少数の人々が握ることが全ての不条理の始まりで
すから、結果として世界一の債務、環境汚染につながっています。
鉛弾の問題、ユーザーが自主的に不使用を決めたのに政治は企業の利益を考えて動か
ない、米国議会では銃器産業のロビー活動で銃規制強化を退けたために大統領を怒らせています。静岡空港をはじめとする多くの公共事業の問題では、住民意思よりも議員の事情が優先されているのではないでしょうか
卑近な例では、先日私宅は建築確認が降りました、そして何と10日ほどしてからカーテン屋、家具屋ほか多くのDMが
送られてきています。中には「新築おめでとうございます」とあります、
許認可を通じて業界と政治行政の癒着は想像以上のものがあります。
> 「民主主義国家」の実現はあなたの主張する(提案)
>直接投票制度しかない.....ということですか???
間接一本が問題と思います、半数を超す人々は難解多忙という理由で間接政治
を選ぶでしょう
しかし政治的選択肢が10あるとすれば100通りの賛否の組み合わせがあり
ますから、政治意識の高い人には政党を選択できません。
完全なデモクラシーが制度として存在していれば、人々の幸福感が増す、そして
将来に希望を持てるようになるのではないでしょうか
全面的直接政治もまた多忙難解という人々を積残すためにそうした人々の主権
をないがしろにしてしまいます、スイスでは3-4割が積残されています
「腹が減った」「それでは中華料理店へ入ろう」これは人権を無視しています。
せめて重要な5-7の議案については政党を選択できることが重要ではないでしょうか、並存政治は「重要議案毎に政党を選択する間接政治」です
>「行政監視の機構」は重要です
>盗聴法案にしても「運用監視システム」が必要です
>オンブズマンの「評価」は如何?K
情報公開法も結果として秘匿法になりました。法はアセスなどいろいろな
アリバイがなされてはいますが、はじめから結果は鉄の三角形で決定すみ
ではないでしょうか。公開不適当となれば不服について審査請求できます
が、その椅子に官僚が座っているでしょう。法では座ることを規制してい
ません、ホネは抜かれています。過去の全ての法、諮問、勧告などは「清書しましょう」として役人が検閲し、行政の権益が侵されな
いように添削されています。オンブズマンの権力について
は法的に確定していないと思います。ですから行政は「お情け
」によって差し障りのないものを出しているのではないでしょうか。
どうしても差し障りのある個所は黒塗りされています。
HIVエイズ事件の松村生物製剤課長の「企業に迷惑をかけられない」、牛肉偽装のミートホープ社の元常務赤羽氏は、苫小牧市内にある農政事務所の出先機関を2回にわたって訪れ、「ひき肉にする際、豚肉などを混入し、不正が行われている」などと説明。各回とも豚肉の混じった牛ミンチを示し「これが証拠だ。調べればわかる」と調査を要請したとのこと、ところが役人は「こんなパック入りなら証拠性がない」などと言い突っ込んだ質問をせず「今製造の最中だ、見に来てほしい」にも取り合わなかったそうです。
これ
は全官僚のスタンスではないでしょうか、しかも議員は官僚に嫌がられると仕事が出来なくなります、懇ろ
な関係を増進したいと思っているでしょう、間接一本の体制では100年後
も全く同じ問題を抱えていると思います